一覧
このドキュメントには以下のインフォメーションが含まれます:
• スタンダードサービス
• コンシエルジュサービス
• デジタル車両キー
• バッテリコントローラ
• 「IFTTTインタフェース」
• 音声アシスタント用のインタフェース
その他のテレマチックサービスに関するインフォメーションは参照指示一覧に記載されています。
概要
サービスセンタを介して、メルセデス・ベンツはさまざまなテレマチックサービスを提供しています。テレマチックサービスコントロールユニットは、サービスセンタへのモバイル通信接続を介してサービスを制御します。これによりユーザーは以下を行うことができます:
• 車両とサービスセンタの間のインフォメーションの交換(エマージェンシコール作動時の遠隔診断または所在地伝送のためなど)
• さまざまなvehicle statusへの遠隔からのアクセス(フューエルレベルまたは所在地など)
• 設定されている車両の機能への遠隔からのアクセス(補助ヒータのプログラミングやドアのクロージングアシストなど)
ボディ側ではテレマチックサービスの操作をマルチメディアシステムの表示および操作エレメントで行います。さらにエマージェンシコールボタンがオーバヘッドコントロールパネル内にあります。
遠隔からのアクセスは、メルセデス・ベンツ顧客ポータルやウェブアプリ、スマートフォンのアプリを介して実行できます。
その際、標準的なインプットシグナルは以下の部品から伝送されます:
• トラブルサービス用ボタンまたはMBインフォボタンを介しても(ルーフオペレーティングコントロールユニットを介して)
• エマージェンシコールシステムアンテナ
• ハンズフリー・マイク
標準的なアウトプットシグナルは以下の部品へ伝送されます:
• エマージェンシコールシステムアンテナ
• スピーカシステム(ELA)
• メディアディスプレイ
機能の前提
• ターミナル30tオン
• 輸送モードが作動していない
• ユーザーがサービスセンタに登録されており、車両がそのユーザーのアカウントとリンクしている。
• サービスの利用が承認されており(受信契約済み)、起動している。
• 該当する携帯電話ネットワーク
スタンダードサービス
スタンダードサービスはサービスの改善や非常時の迅速なサポートのためにあります。その際、このサービスは車両のインフォメーションや自己診断を使用します。
以下のサービスがスタンダードサービスに数えられます:
• 事故およびトラブルマネジメント:ユーザーはオーバヘッドコントロールパネルのMercedes me connectボタンを操作することで、サービスセンタへの音声接続を介して技術的なサポートを要請することができます。迅速で効果的なサポートを行うために、テレマチックサービスコントロールユニットはサービス作動時に車両データも伝送します。
• メインテナンスマネジメント:サービス有効時は、インストルメントクラスタにメインテナンス指示が表示される前に、メインテナンスに関連したデータが、保存されているメルセデス・ベンツサービスパートナに送信されます。これに続いて車両所有者はメルセデス・ベンツサービスパートナから個別のサービス提案を受け取ります。ユーザーがこの提案に同意すると、インストルメントクラスタでのメインテナンス指示が表示されなくなります。
• テレダイアグノシス:テレマチックサービス用コントロールユニットは、選択した消耗部品(ブレーキパッドなど)の状態およびコントロールユニットの故障メモリを常時モニタします。 必要に応じて、このインフォメーションをサービスセンタを介してご希望のメルセデス・ベンツサービスパートナに伝送します。その後、サービスパートナが車両所有者にコンタクトをとります。
• 遠隔診断:メルセデス・ベンツサービスの大きなポイントであるこのサービスは、契約の範囲内で車両状態の照会を必要に応じて行います。そこではショートテストによりvehicle statusおよび車両故障の概要が送信されます。道路脇で実施した修理の後などに、サービスセンタも車両状態を照会することができます。
コンシエルジュサービス
コンシエルジュサービスはエクスクルーシブなアシスタントおよび情報サービスです。このサービスは、ユーザーが不慣れな地域にいて、周辺の施設を探す際などに電話を介して個人サポートを行います。さらにホテルやレストランの案内や、必要に応じて予約もできます。それ以外にも株価や天気、スポーツの結果に関する全般的なインフォメーションを照会することもできます。
お勧めの目的地はナビゲーションシステムに伝送されます。コンシエルジュサービスではこの代わりに、メールやSMSでお勧めを送信することもできます。ユーザーはこのコンシエルジュサービスを車両でもMercedes me connectアプリを介しても利用できます。
デジタル車両キー
この機能を使用すると、ユーザーは携帯電話またはデジタル車両キーステッカで車両をロック/ロック解除あるいはスタートすることができます。車両への接続は、運転席ドアドアハンドルまたはセンタコンソールの収納トレイとの近距離無線通信を介して行われます。
追加機能前提条件:
• 車両に機能が装備されている。
• デジタル車両キーステッカまたはNFCアンテナ付きの適切な携帯電話がある(NFC = 近距離無線通信)。
• 携帯電話が充電されている。
スマートフォンの中には、放電状態でもこの機能を使用できるものがあります。
エンジン始動が一定の回数を超えると、デジタル車両キーが使用できなくなります。この場合は、新しいデジタル車両キーステッカに交換するか、ウェブアプリでサービスを無効にしてから再び有効にする必要があります。エンジン始動の最大回数になる前に、インストルメントクラスタには該当する注意事項が表示されます。
バッテリコントローラ
バッテリの充電状態が注意を要する状態になると、ユーザーはすぐにEメールまたはSMSでメッセージを受信します。
「IFTTTインタフェース」
IFTTT(「if this then that」)は無料のインターネットプラットフォームです。これはより簡単なインターネットアプリケーション(アプレット)の作成または使用を通して、ユーザーが定義するタスクの自動化を可能にします。ユーザーはIFTTTインタフェースを介して以下のvehicle statusをIFTTTアプリケーションの作動条件として使用することができます:
• イグニッションオン/オフ
• 車両が設定した地域に到着/から離脱。
• フューエル・レベル
IFTTTを介して作成されたメッセージは、車両のマルチメディアシステムコントロールに表示されます。
使用許可確認には、ユーザーがIFTTTでログインする必要があります。
音声アシスタント用のインタフェース
スマートフォンの「Google Homeアプリ」または「Alexaアプリ」を介して、ユーザーとMercedes meアカウントをリンクし、音声アシスタントを作動させることができます。
音声アシスタントをユーザーのMercedes meアカウントに関連付けると、装備に応じて以下のサービスなどを音声アシスタントにより使用できます:
• リモートロック
• 補助ヒータのオン / オフ
• POI(周辺施設)の検索
• 車両現在位置を照会する。
• フューエル・レベル
• vehicle statusを照会する。
• 点検整備予定期日を照会する。
さらに、該当するサービスがMercedes meポータルで有効になっていること。
参照文書
- gf8285s1003a ソフトウェアアップデートの基本機能
- gf8285s9892a テレマチックサービスコントロールユニットの基本機能
- gf8285s9903a インターネットの基本機能
- gf8285s9904a マルチメディアシステム制御の基本機能
- gf8285s9905a Car-to-X-Communicationの 基本機能
- gf8285s9906a リモートテレマチックサービスの基本機能
- gf8285s9907a ナビゲーションテレマチックサービスの基本機能
- gf8285s9909a ハイブリッド車両/電気自動車用テレマチックサービスの 基本機能
- gf8295s9900a エマージェンシコールシステムの基礎機能