gf8057p0004gr

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

種別 gf · トピック 80.57 · バージョン 0101 · 2014-08-11

適用: モデル 166 モデル・イヤー 2014 以降 モデル・イヤー 2016 以前'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 80 セントラル・ロッキング・システム、コンフォート・アクチュエーション、スタータ・ロックアウト・システム › 80.57 スタータ・ロックアウト・システム(FBS) — シリーズ 166

GF80.57-P-0004GR

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

4.8.14

モデル

166

モデル・イヤー 2014 以降 モデル・イヤー 2016 以前

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

A1

インストルメント・クラスタ

A1p13

マルチ・ファンクション・ディスプレイ

A8/1

リモコン・キー

A80

ダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュール

N3/9

CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジン)

N3/10

ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジン)

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

Y3/8n4

完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット

CAN B

車内 CAN

CAN C

ドライブ CAN

CAN E1

シャーシ CAN 1

CAN E2

シャーシ CAN 2

P80.57-2226-81

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の機能

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットでのリモコン・キーのポジション

A8/1

リモコン・キー

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

P80.57-2206-01

機能前提条件の概要

• ターミナル 30 「オン」

• 有効なリモコン・キー

スタータ・ロックアウト・システム・ステージ 4 (FBS 4) の概要

FBS 4 はイグニッションをオンにし、エンジンを始動させます。FBS 4 は、独自にドライブ・オーソリゼーション・コードを算出して、相互に照合するコントロール・ユニットの接続部分です。調整が有効な場合に、承認が行われます。

基本的に FBS 4 には以下のコントロール・ユニットが関与しています:

• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

• CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニット

• 完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット

• ダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュール

FBS 4 機能には以下の部分機能があります:

• ターミナル 15C の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「A」(リモコン・キーを差し込んだ状態))

• ターミナル 15R の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「B」(ラジオ・ポジション))

• ターミナル 15 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「C」(イグニッション・オン))

• ターミナル 50 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「D」(エンジン始動))

• ターミナル作動解除の機能順序

ターミナル 15C の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「A」(リモコン・キーを差し込んだ状態))

リモコン・キーをエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに差し込むと、同ユニットはインダクティブ・エネルギ伝達 (リモコン・キーへの電源供給) をオンに切り換えます。リモート・コントロール・キーとエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットの間では、赤外線により暗号化されたデータ交換が行われます。その際にリモコン・キーが識別されます。識別用コードは、ダイアログにおいてハッシュ法と呼ばれる方法で算出されます。

ハッシュ法は一方通行の暗号化法で、無効なリモート・コントロール・キーで車両を始動するのを防ぐためのものです。この方法では、ある数字の組合せから新しい数字の組合せが算出されます。いったん算出された数の組み合わせを、再度の計算でもう 1 度生成することはできません。

通信終了後、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがリモコン・キーへのエネルギ伝達をオフにします。

リモコン・キーが有効なキーとして識別されると、特に以下が行われます:

• 車内 CAN、シャーシ CAN 1 およびドライブ CAN のウェイク・アップ

• ターミナル・ステータス「ターミナル 15C」の送信

次に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがシグナル「ドライブ・オーソリゼーションの照会」をシャーシ CAN 1 を介して、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットに送信し、シャーシ CAN 1、CDI コントロール・ユニットあるいは ME コントロール・ユニットおよびドライブ CAN を介してダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュールおよび完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットに送信します。

点検、作動 OK およびこれに続くフィードバックは、各コントロール・ユニットにより個別に行われます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへのシグナルの流れは、逆の方向に行われます。

リモコン・キーのバッテリが放電していても、車両を始動できます。
リモコン・キーがエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに差し込まれている限り、リモコン・キーのボタンは作動しません。
無効なリモコン・キーが識別された場合は、インストルメント・クラスタのマルチファンクション・ディスプレイにメッセージが出力されます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはこのメッセージの表示要求を車内 CAN を介してインストルメント・クラスタに送信します。

ターミナル 15R の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「B」(ラジオ・ポジション))

リモコン・キーがポジション「B」に回されると、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが電圧をターミナル接続部「ターミナル 15R」に切り換えます。

次に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル・ステータス「ターミナル 15R」をシャーシ CAN 1、シャーシ CAN 2 および車内 CAN を介して送信します。

リモコン・キーをポジション「B」以上で引き抜くことはもうできません。

ターミナル 15 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「C」(イグニッション・オン))

リモコン・キーがポジション「C」に回されると、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが電圧をターミナル接続部「ターミナル 15」に切り換えます。

次に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル・ステータス「ターミナル 15」およびターミナル・ステータス「ターミナル 15X」をシャーシ CAN 1、シャーシ CAN 2 および車内 CAN を介して送信します。

それと同時に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットへの FBS 4 照会を暗号化して行います。

ターミナル・ステータス「ターミナル 15X」の送信により、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは大電流負荷のオンを承認します。

ターミナル 50 の切換えの機能順序 (リモコン・キーがポジション「D」(エンジン始動))

リモコン・キーがポジション「D」に回されると、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが電圧をターミナル接続部「ターミナル 50」に切り換えます。

次に、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル・ステータス「ターミナル 50」をシャーシ CAN 1、シャーシ CAN 2 および車内 CAN を介して送信します。

ターミナル・ステータス「ターミナル 15X」は、ターミナル・ステータス「ターミナル 50」が送信される間、車内 CAN およびシャーシ CAN 1 から使用されます。

CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、ターミナル 50 のターミナル・ステータスをシャーシ CAN 1 を介して受信し、スタータ (M1) を制御します。エンジンが始動します。

ターミナル・ステータス「ターミナル 15X」が欠如している場合、エンジン始動用に十分なエネルギを供給するために、大電流負荷の電装品がオフにされます。
リモコン・キーは、手を放すと自動的にポジション「C」に戻ります。

ターミナル作動解除の機能順序

リモコン・キーを左に回すと、エンジンが停止します。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは個々のターミナル接続部で電源をオフにします:

• リモコン・キーがポジション「B」にある

• ターミナル 15 およびターミナル 15X 「オフ」

• リモコン・キーがポジション「A」にある

• ターミナル 15R オフ

リモコン・キーを引き抜くには、セレクタ・レバーをポジション「P」に入れます。
リモコン・キーを挿入しておくと、ターミナル 15C はオンの状態に留まります。

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは再始動の際、キーを引き抜かなくても、リモコン・キーを識別するよう新たに要求します。

故障の場合、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはエマージェンシ・パスを介してダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュールに電圧を供給します。その場合ダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュールではプレッシャ・リザーバが作動し、トランスミッションは「パーキング・ポジション」に入ります。
機能の修復後、ダイレクト・セレクト用インテリジェント・サーボ・モジュールは電気的および機械的な構成部品を同期します。

スタータ・ロックアウト・システム (FBS) の電気システムの機能説明図

PE80.57-P-2050-97NAA

盗難防止およびロックのシステム構成部品の一覧表

GF80.00-P-9999GR

参照文書