図はモデル205.0 |
N118 | フューエルポンプコントロールユニット |
P47.40-2119-76
配置
フューエルポンプコントロールユニットは、右リアドアシルのカバーの下に取り付けられています。
役割
フューエルポンプコントロールユニットは、「Continental Automotive GmbH社」から供給され、その内部名称はFSCM-GEN4(フューエルシステムコントロールモジュール第4世代)です。
フューエルポンプコントロールユニットは、必要に応じてフューエルポンプ (M3) を制御し、現在のフューエルプレッシャに関するインフォメーションをCDIコントロールユニット (N3/9) に送信します。
インプットおよびアウトプットシグナル
フューエルポンプコントロールユニットは、以下のインプットシグナルを評価し、該当するアウトプットシグナルを出力します:
• ダイレクトインプットシグナル
• ダイレクトアウトプットシグナル
• CANインプットシグナル
• CANアウトプットシグナル
ダイレクトインプットシグナル
• ターミナル15
• ターミナル30
• ターミナル31
• シグナル「フューエルポンプオン」
• フューエルタンク左燃料計充填レベルセンサ (B4/1) (66リッタフューエルタンク(コード916)装備)
• フューエルタンク右燃料計充填レベルセンサ (B4/2)
• フューエルプレッシャセンサ (B4/7) のシグナル
ダイレクトアウトプットシグナル
• フューエルプレッシャセンサの電源 (5 V)
• 左燃料計フューエルタンク充填レベルセンサのアース接続
• フューエルタンク右燃料計充填レベルセンサのアース接続
• フューエルプレッシャセンサのアース接続
• フューエルポンプ交流電圧シグナル(位相 U)
• フューエルポンプ交流電圧シグナル(位相 V)
• フューエルポンプ交流電圧シグナル(位相 W)
CANインプットシグナル
• フューエルポンプ「オン」
• 燃料基準圧力
CANアウトプットシグナル
• フューエルプレッシャ
• ダイアグノシスデータ
ボディ
フューエルポンプコントロールユニットは、2個のプラグコネクタ付きプラスチックハウジングおよび内部にある測定および制御回路から構成されています。
機能
この機能説明は以下の項目に区分されます:
• フューエルポンプの制御
• フューエルポンプコントロールユニットのエマージェンシオペレーション
• フューエルタンク充填レベル評価
• ダイアグノシス
• ドレンサービス
• バリエーション
フューエルポンプの制御
シグナル「フューエルポンプ、オン」を、フューエルポンプコントロールユニットから受信すると、フューエルポンプがオンになります。このシグナルは、CDIコントロールユニットからドライブCAN (CAN C1) を介してCANシグナルとして、また直接グラウンドシグナルとして、予備セーフティとして送信されます。フューエルポンプコントロールユニットは、フューエルプレッシャセンサからの電圧シグナルによって現在のフューエルプレッシャを検知し、そのインフォメーションをドライブCANを介してCDIコントロールユニットに送信します。フューエルポンプを制御するために、CDIコントロールユニットはフューエルプレッシャおよび負荷要求を評価し、パルス幅変調シグナル「燃料基準圧力」をフューエルポンプコントロールユニットに伝送します。これはシグナルを評価し、フューエルプレッシャの実測値が基準値と一致するように、三相交流電圧シグナルでフューエルポンプを制御します。フューエルポンププレッシャは、フューエル温度およびエンジン回転数に応じて約 4.5 ~6.7 bar以内で制御されます。
フューエルポンプコントロールユニットのエマージェンシオペレーション
• アースシグナル「フューエルポンプオン」が送信されない、または異常な場合フューエルポンプは作動停止します。
• シグナル「燃料の基準圧力」がないまたは妥当でない場合、フューエルポンプは作動停止します。
• 「ターミナル15」のシグナルが送信されないまたは異常な場合、フューエルポンプコントロールユニットが作動停止し、その結果フューエルポンプも作動停止します。
フューエルタンク充填レベル評価
フューエルポンプコントロールユニットはフューエルタンクの充填レベルを算出、評価するため、フューエルタンク燃料計充填レベルセンサのシグナルを読み取ります。
Ω単位で測定された値からフューエルタンクの定格容量、パーセント単位の現在の充填レベルおよびリザーブ量が算出され、該当するシグナルがCDIコントロールユニットに送信されます。さらに、充填レベルセンサの妥当性が点検されます。測定値が異常な場合、故障メッセージがCDIコントロールユニットに送信されます。
ダイアグノシス
フューエルポンプコントロールユニットは、セルフテストとコンポーネントテストを実行します。
検知された故障は、フューエルポンプコントロールユニットにより保存され、ドライブCAN経由でCDIコントロールユニットに伝送され、さらにダイアグノシスCAN (CAN D) 経由で接続されているダイアグノシス機器で使用されます。
ドレンサービス
フューエルタンクは、フューエルポンプコントロールユニットによりエンジンを作動させずに排出できます。このためにXENTRY Diagnosticsでドレンサービスを呼び出し、以下のパラメータを入力する必要があります:
• フューエルポンプオン用のパラメータ01
• 時間「0-99.999」秒
• 燃料基準圧力5.5 bar
排出中はXENTRY Diagnosticsを接続したままで、イグニッションをオンのままにします。
バリエーション
車両およびエンジンバリエーションは、フューエルポンプコントロールユニットにすでにメモリされています。フューエルポンプコントロールユニットの交換後は、必ずバリエーションコードを入力します。フューエルポンプコントロールユニットは、Star2に対応しています。