gf3030p0010rr

衝突防止アシストの機能

種別 gf · トピック 30.30 · バージョン 0101 · 2018-09-28

適用: モデル 190 コード 258 装備 (衝突防止アシスト)'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 30 スロットル・コントロール、クルーズ・コントロール › 30.30 クルーズ・コントロール (TPM)、ディストロニック (DTR)、アクティブ・ブレーキ・アシスト — シリーズ 190

GF30.30-P-0010RR

衝突防止アシストの機能

14.09.2018

モデル

190

コード 258 装備 (衝突防止アシスト)

衝突防止アシストの機能

図は2018年11月30日以前

A1

インストルメントクラスタ

A1e59

ディストロニック警告灯

A7/3

トラクションシステムハイドロリックユニット

A7/3b1

フロントアクスルブレーキプレッシャセンサ

A26/17

ヘッドユニット

A90

CPA(衝突警告システム)コントロールユニット

B24/15

ヨー、横/縦Gセンサ

H4/61

インストルメントクラスタスピーカ

N3/10

MEコントロールユニット

N10/1

フロントヒューズリレーモジュール付きSAMコントロールユニット

N30/4

エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニット

N49

ステアリングホイールアングルセンサ

N80

ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニット

N93/9

AMGゲートウェイコントロールユニット

N127

ドライブトレインコントロールユニット

S4

コンビネーションスイッチ

CAN C

エンジンCAN

CAN C1

ドライブCAN

CAN E1

シャーシCAN1

CAN E2

シャーシCAN2

CAN H

ドライブダイナミックCAN

CAN HMI

ユーザインタフェースCAN

P30.30-2602-82

衝突防止アシストの機能

図は2018年12月1日以降

A1

インストルメントクラスタ

A7/3

トラクションシステムハイドロリックユニット

A7/3b1

フロントアクスルブレーキプレッシャセンサ

A26/17

ヘッドユニット

A90

CPA(衝突警告システム)コントロールユニット

B24/15

ヨー、横/縦Gセンサ

H4/61

インストルメントクラスタスピーカ

N3/10

MEコントロールユニット

N30/4

エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニット

N49

ステアリングホイールアングルセンサ

N80

ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニット

N93/9

AMGゲートウェイコントロールユニット

N127

ドライブトレインコントロールユニット

S4

コンビネーションスイッチ

CAN C

エンジンCAN

CAN C1

ドライブCAN

CAN E1

シャーシCAN1

CAN H

ドライブダイナミックCAN

CAN HMI

ユーザインタフェースCAN

Flex AMG

AMG FlexRay

P30.30-3083-82

機能前提条件の概要

• CPA(衝突警告システム)がエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット (N73) にコード入力されている

• 過電圧または電圧不足がない

• インストルメントクラスタによってCPA(衝突警告システム)がオンになっている(2018年11月30日以前)

• ヘッドユニットによってCPA(衝突警告システム)がオンになっている(2018年12月1日以降)

• エンジンが作動またはドライブトレインがスタンバイ状態

• 車両が後進走行していない

• CPA(衝突警告システム)コントロールユニットのレーダセンサの汚れおよび機能点検が無事に終了した

モデル 190 18/11/30 以前
コード 258 装備 (衝突防止アシスト)
CPA(衝突警告システム)の作動OKは、インストルメントクラスタの操作パネルから手動で行います。インストルメントクラスタは該当するステータスをユーザインタフェースCAN、AMGゲートウェイコントロールユニット、シャーシCAN2、フロントSAMコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

モデル 190 18/12/01 以降
コード 258 装備 (衝突防止アシスト)
CPA(衝突警告システム)の作動OKはヘッドユニットの操作パネルから手動で行います。ヘッドユニットは該当するステータスをユーザインタフェースCAN、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

MEコントロールユニットはシグナル「エンジン作動」または「ドライブトレインスタンバイ状態」をドライブCAN、ドライブトレインコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは、エンジン始動ごとに汚れと機能点検を実行します。機能点検は、参照値として使用されるオブジェクトがレーダセンサの検知範囲内にあることが前提です。誤作動が確認される場合、または機能点検が実行できない場合、CPA(衝突警告システム)は作動できません。

CPA(衝突警告システム)機能の概要

CPA(衝突警告システム)は、「前走」車両との安全車間距離を継続的に点検し、他の車両と衝突する(衝突事故など )前に運転者に光と音によって警告します。衝突の危険がある場合、CPA(衝突警告システム)が必要に応じて自律ブレーキを開始します。

そのためにCPA(衝突警告システム)コントロールユニットは車両前方の交通状況、予想される走行路ならびに運転者の動作を評価し、衝突の潜在的危険性を常に検知します。警告は速度範囲7 ~ 250 km/hの時に出力されます。運転者が警告音に反応してブレーキをかけると、アダプティブブレーキアシストがサポートします。必要な制動力増幅は状況に応じて算出されます。さらに、警告に対する運転者の反応がない場合は自律パーシャルブレーキが開始されます。これにより、衝突を防いだり、あるいは少なくともその結果を軽減することができます。

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットには以下の構成部品が内蔵されています:

• レーダセンサ

• コントロールユニット

モデル 190
コード 258 装備 (衝突防止アシスト)
コード 299 装備 (プリ・セーフ® システム)
CPA(衝突警告システム)はセーフティシステム「PRE-SAFE®」をサポートします。

以下の図は内蔵レーダセンサの検知範囲を示しています。

衝突防止アシストの機能

P30.30-2604-78

レーダセンサの検知範囲の原理説明図

1

CPA(衝突警告システム)装備車両

A

検知範囲

2

前方の目標車両(目標物)、レーダーセンサシステムにより検知

CPA(衝突警告システム)には、以下の部分機能があります:

• 車間距離警告シグナル

• 制動力増幅

• 自律ブレーキ

車間距離警告シグナル

レーダセンサのデータの他に、CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは以下の変数を評価します:

• 進行方向および車両スピード

• 加速/ヨーレート

• ステアリングホイールアングル

• 運転者の動作:

• アクセルペダル位置

• ブレーキペダルのステータス

• 方向指示灯の設定

進行方向および車両スピード:

進行方向はホイール回転方向によって特定されます。車両スピードは、ホイールスピードをもとに算出されます。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットは該当するインフォメーションをシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに伝送します。

加速/ヨーレート:

加速/ヨーレートはヨー、横/縦Gセンサによって検知されます。ヨー、横/縦Gセンサは該当する値をドライブダイナミックCAN、エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

ステアリングホイールアングル:

ステアリングホイールアングルセンサのデータは、ヨー、横/縦Gセンサが検知したヨーレートの妥当性チェックに使用します。

2018年11月30日以前

ステアリングホイールアングルセンサは、ステアリングホイールアングルを検知します。ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットはステアリングホイールアングルセンサのシグナルを直接読み取り、ステアリングホイールアングルに関するインフォメーションをシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

2018年12月1日以降

ステアリングホイールアングルセンサは、ステアリングホイールアングルを検知します。ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットはステアリングホイールアングルセンサのシグナルを直接読み取り、ステアリングホイールアングルに関するインフォメーションをAMG FlexRay、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

アクセルペダルポジション:

MEコントロールユニットはアクセルペダルポジションに関するインフォメーションをドライブCAN、ドライブトレインコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

ブレーキペダルのステータス:

エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットはブレーキペダルのステータスをシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

方向指示灯の設定

2018年11月30日以前

ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットはコンビネーションスイッチのスイッチポジションを直接読み取り、これをシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

2018年12月1日以降

ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットはコンビネーションスイッチのスイッチポジションを直接読み取り、それをAMG FlexRay、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに送信します。

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは、障害物との距離および発生する危険性のある衝突までの時間を算出します。CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは、その際、静的な車間距離警告シグナル(米国仕様(コード494)以外)と衝突の危険がある車間距離警告を区別します。

静的車間距離警告シグナル(米国仕様(コード494)以外):

静的車間距離警告シグナルの出力は、視覚的に行われます。

交通の流れがスムーズな時に「前走」車両との距離が0.8 秒を下回り、この危険な状況が3秒以上続くと(例   :速度100 km/hで約22.2 mの距離)、CPA(衝突警告システム)コントロールユニットが警告出力の要求を送信します。

2018年11月30日以前

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力の要求をシャーシCAN1、フロントSAMコントロールユニット、シャーシCAN2、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。続いてインストルメントクラスタはディストロニック警告灯を制御します。

2018年12月1日以降

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力に関する要求をシャーシCAN1、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。その後インストルメントクラスタはディストロニック警告表示を制御します。

衝突危険に関わる車間距離警告シグナル:

衝突の危険を知らせる車間距離警告シグナルの出力は、光と音によって行われます。

レーダセンサ検知範囲にある障害物との衝突の危険が高いと判断された場合(2.6 秒以内に衝突)、CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力の要求を送信します。

2018年11月30日以前

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力の要求をシャーシCAN1、フロントSAMコントロールユニット、シャーシCAN2、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。インストルメントクラスタは、ディストロニック警告灯およびインストルメントクラスタスピーカ(断続的な警告音)を直接制御します。

2018年12月1日以降

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力に関する要求をシャーシCAN1、AMGゲートウェイコントロールユニットおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタに送信します。インストルメントクラスタはディストロニック警告表示およびインストルメントクラスタスピーカ(断続的な警告音)を直接制御します。

警告は中断できません。警告の解除は、まず状況が緩和された後で実行されます。

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは警告出力のために(車両スピードおよび障害物までの距離に加えて)さらに運転者の動作と予想される走路を考慮します。運転者の動作は例えばアクセルペダルポジションの変更、方向指示灯の操作、またはブレーキペダルの踏込みによって検出されます。予想される走行路はヨーレート、ステアリングホイールアングルおよび進行方向により決定します。

前方に静止している障害物に対しては、速度範囲約7 ~ 72 km/hの場合のみ、事前に警告が行われます。

システムリミット:

衝突危険警告は、以下の事象の場合には出力されません:

• 動物との衝突

• 対向車両との衝突

• 交差点で衝突

• カーブ時の衝突

衝突防止アシストの機能

インストルメントクラスタの警告表示(2018年11月30日以前)

A1e59

ディストロニック警告灯

P54.33-4077-71

衝突防止アシストの機能

インストルメントクラスタの警告表示(2018年12月1日以降)

3

ディストロニックの警告表示

P54.33-5849-75

制動力増幅

衝突の危険がある車間距離警告シグナルに対して運転者がフルブレーキをかけた場合は、障害物までの制動距離を適切に利用するよう、ブレーキアシストがサポートします。制動力増幅は速度範囲7 km/h以上で利用できます。

状況に合わせた制動力増幅は、走行速度約250 km/h以下の時に、モニタ中に少なくとも1回は走行していると検知されたオブジェクトに対して反応します。静止している障害物に対しては、状況に合わせた制動力増幅は走行速度約70 km/h以下で反応します。

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットはレーダセンサのデータを評価し、必要なブレーキフォースを常に計算します。

フルブレーキかどうかはブレーキペダルを操作する速さと強さによって決まります。

操作の早さと強さはフロントアクスルブレーキプレッシャセンサによって検知されます。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットはフロントアクスルブレーキプレッシャセンサのシグナルを直接読み取り、運転者から要求されたブレーキトルクを算出し、このインフォメーションをシャーシCAN1経由でCPA(衝突警告システム)コントロールユニットに伝送します。

フルブレーキの場合、CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは、必要なブレーキフォースをシャーシCAN1経由でエレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットに送信し、ハイドロリックブレーキ圧をトラクションシステムハイドロリックユニットにより制御します。

モデル 190
コード 258 装備 (衝突防止アシスト)
コード 299 装備 (プリ・セーフ® システム)
PRE-SAFE®機能は、現在要求されているブレーキトルクを評価し、必要に応じて該当する措置を開始します。
衝突が不可避の場合、ブレーキ介入措置に加えて乗員保護が開始されます。

運転者がブレーキペダルを踏まなかったり、踏んでからはっきりと踏力を緩めた場合、制動力増幅は運転者のブレーキ踏力まで低減され、ブレーキアシストは作動解除されます。運転者がアクセルペダルを踏むと、同様にアダプティブブレーキアシストは作動解除されます。

自律ブレーキの追加機能前提条件

• 車両スピード7 ~ 105 km/h(「前走」障害物に対して)または7 ~ 50 km/h(静止している障害物に対して)

自律ブレーキ

運転者が衝突危険警告に反応しない場合、CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは自律ブレーキとエンジントルクの低減を開始します。CPA(衝突警告システム)コントロールユニットは、以下の変数を考慮して必要なブレーキトルク(最大減速約6 m/s2)を算出します。

• 車両または障害物との車速差

• 車両または障害物との距離

CPA(衝突警告システム)コントロールユニットはブレーキトルク上昇およびエンジントルク低下要求をシャーシCAN1経由でエレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットに送信します。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットは受信した要求を評価し、トラクションシステムハイドロリックユニットを直接制御し、エンジントルク低下に関する要求をシャーシCAN1、ドライブトレインコントロールユニットおよびエンジンCAN経由でMEコントロールユニットに送信します。

運転者が自律ブレーキに反応してブレーキをかけた場合、ブレーキアシストがサポートし、障害物までの制動距離は最適に利用されます。

モデル 190
コード 258 装備 (衝突防止アシスト)
コード 299 装備 (プリ・セーフ® システム)
衝突が不可避の場合、ブレーキ介入措置に加えて乗員保護が開始されます。

CPA(衝突警告システム)電気システムの機能説明図

モデル 190 18/11/30 以前 コード 258 装備 (衝突防止アシスト)

PE30.30-P-2058-97HBA

モデル 190 18/12/01 以降 コード 258 装備 (衝突防止アシスト)

PE30.30-P-2058-97HBB

ドライバアシスタントシステムの システム構成部品の一覧表

GF54.00-P-9998RR

参照文書