温度管理の機能前提条件の概要
• ターミナル 87M「オン」(エンジン·コントロール「オン」)
• エンジン作動
温度管理の概要
ME コントロール·ユニット (N3/10) により制御された温度管理はエンジンの水温をコントロールします。 それにより、以下の長所が生じます:
– 速やかな作動温度到達
– CO 値の削減
– 燃料節約 (最大約 4 %)
– 暖房快適性の改善
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温度管理は、以下のセンサおよびシグナルに応じて制御されます:
– オイル温度センサ (B1)
– 左右ホット·フィルム·エア·マス·センサ (B2/6、B2/7)、エンジン負荷
– クーラント温度センサ (B11/4)
– インテーク·エア温度センサ (B17)
– アクセル·ペダル·センサ (B37)、アクセル·ペダル操作 (速度と程度 → 車両モデルはクワイエットまたはスポーティ)
– クランクシャフト·スピード·センサ (B70)、エンジン回転数
– KLA コントロール·ユニット (N22)、外気温度およびエアコン·ステータス (車内 CAN (CAN B) およびエンジン·ルーム CAN (CAN C) を介して)
– ESP/PML/BAS コントロール·ユニット (N47-5)、車両スピード (エンジン·ルーム CAN を介して)
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温度管理の機能順序
温度管理は以下のサブ機能から構成されます:
• ヒータ·システム·カットオフの機能順序
• ダブル·ディスク·サーモスタットの加熱の機能順序
• ファン·コントロールの機能順序
• エンジン·オイル·クーラの機能順序
ヒータ·システム·カットオフの機能順序
エンジンをより素早く加熱するため、ME コントロール·ユニットはヒータ·システム·シャットオフ·バルブ (Y16/2) によってヒータ·システムのクーラント回路をオフにします。
ダブル·ディスク·サーモスタットの加熱の機能順序
水温はダブル·ディスク·サーモスタット·ヒータにより可変的に制御されます。 そのため、ダブル·ディスク·サーモスタットには、必要に応じて ME コントロール·ユニットによりグラウンド·シグナルで制御されるダブル·ディスク·サーモスタット·ヒータ·エレメント (R48) が装備されています。
ダブル·ディスク·サーモスタットには 3 のポジションがあります:
• バイパス·モード
• ミックス·モード
• クーラ·モード
P20.10-2210-04
ダブル·ディスク·サーモスタット·ポジション
A バイパス·モード·ポジション
B ミックス·モード·ポジション
C 冷却モード·ポジション
a エンジンからのクーラント
b ラジエタへのクーラント
c エンジンに戻るクーラント
バイパス·モード·ポジション
無通電状態のヒータ·エレメント 水温 100 °C 未満
通電状態のヒータ·エレメント 水温 60 °C 未満
エンジン内部の摩擦を最適化して燃料を節約するため、部分負荷域では水温が約 100 °C に加熱されます (ヒータ·エレメントは無通電状態)。
その結果、エンジン·オイル温度がより高くなるため摩擦損失が低下し、ピストン摺動面への燃料の凝結がなくなり、フューエル·インジェクションが向上します。
ミックス·モード·ポジション
無通電状態のヒータ·エレメント 水温 100 ∼ 115 °C
通電状態のヒータ·エレメント 水温 60 ∼ 100 °C
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冷却モード·ポジション
無通電状態のヒータ·エレメント 水温 115 °C 以上
通電状態のヒータ·エレメント 水温 100 °C 以上
これはダブル·ディスク·サーモスタットの加熱 (ヒータ·エレメントの加熱) によって開き、クーラントはエンジン·クーラを通って送られます。
全負荷の場合、ダブル·ディスク·サーモスタットの加熱により、非常に早く開かれます。 このとき水温は約 85 °C まで低下するため、エンジンが理想的に冷却され、ノッキング音が発生しない状態で燃焼を行うことができます。
水温が約 115 °C を超えるとダブル·ディスク·サーモスタットはヒータ·エレメントの通電状態とは無関係に、常に全開になります (エマージェンシ·オペレーション機能)。
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ファン·コントロールの機能順序
ME コントロール·ユニットは、コントロール装置付きエンジン / エアコン用エレクトリック·エア·インテーク·ファン (M4/7) を制御します。 その際、ファンの基準回転数は PWM シグナルで ME コントロール·ユニットにより規定されます。
PWM シグナルのオン / オフ·レシオは 10 ∼ 90 % です。
この数値による作動は以下の通りです:
10 % ファン·モータ「オフ」
20 % ファン·モータ「オン」、最低回転数
90 % ファン·モータ「オン」、最高回転数
制御不良の場合、ファン·モータは最高回転数で回転します (ファンのエマージェンシ·オペレーション)。
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KLA コントロール·ユニットは、エアコン·ステータスを車内およびエンジン·ルーム CAN を介して ME コントロール·ユニットに伝送します。
ファン·アフタ·ランニング
水温またはエンジン·オイル温度が設定された最高値を超えると、ファン·モータは「イグニッション·オフ」のとき 5 分までアフタ·ランします。
ファン·アフタ·ランが行われている場合、PWM シグナルのオン / オフ·レシオは最大 40 % です。
その際、バッテリ電圧が下がりすぎると、アフタ·ランニングは作動されません。
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エンジン·オイル·クーラの機能順序
エンジン·オイル温度は、ME コントロール·ユニットのオイル温度センサ (B1) によって検知されます。
エンジン·オイル温度が高すぎる場合、ME コントロール·ユニットはエンジン·オイル·サブ·ファン·リレー (K25) を介してオイル·クーラ·ファン (M4/1) を制御します。 このファンは、補助エンジン·オイル·クーラのエンジン·オイルを冷却します。
エンジン·オイル温度または水温が高すぎる場合、インストルメント·クラスタ (A1) の左マルチファンクション·ディスプレイ (A1p13) にウォーニング·メッセージが表示されます。 これを行うため、ME コントロール·ユニットが該当するシグナルをエンジン·ルーム CAN を介してインストルメント·クラスタに送信します。
| 温度管理電気システムの機能説明図 | ||
ME コントロール·ユニットの構成部品の説明 | N3/10 | ||
オイル温度センサの構成部品の説明 | B1 | ||
ホット·フィルム·エア·マス·センサの構成部品の説明 | B2/6、B2/7 | ||
クーラント温度センサの構成部品の説明 | B11/4 | ||
インテーク·エア温度センサの構成部品説明 | B17 | ||
アクセル·ペダル·センサの構成部品の説明 | B37 | ||
クランクシャフト·スピード·センサの構成部品の説明 | B70 | ||
オイル·クーラ·ファンの構成部品の説明 | M4/1 | ||
ダブル·ディスク·サーモスタット·ヒータ·エレメントの構成部品の説明 | R48 | ||
ヒータ·システム·シャットオフ·バルブの構成部品の説明 | Y16/2 |
参照文書
- gf0704p6040mar クーラント温度センサの構成部品の説明
- gf0704p6070mar インテーク·エア温度センサの構成部品説明
- gf0704p6220mar クランクシャフト·スピード·センサの構成部品の説明
- gf0707p6000mar ホット·フィルム·エア·マス·センサの構成部品の説明
- gf0761p6000mar ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- gf1830p2010mar オイル温度センサ構成部品の説明
- gf2000p2200mar ヒータ·システム·シャットオフ·バルブの構成部品の説明
- gf2010p3161mar ダブル·ディスク·サーモスタット·ヒータ·エレメントの構成部品の説明
- gf2040p5002mar オイル·クーラ·ファンの構成部品の説明
- gf3020p2010ri アクセル·ペダル·センサの構成部品の説明
- pe0761p279197kb 温度管理電気システムの機能説明図