左 O2 センサ (触媒の前) (G3/3) および右 O2 センサ (触媒の前) (G3/4) の劣化、補正量の超過 | ||
1 | 故障コード (OBD 該当の故障コード) | P200C 右 O2 センサ (触媒の前) (G3/4) (ME2.7.1: P0133、ME2.7.2: P2096、P2097) P20A5 左 O2 センサ (触媒の前) (G3/3) (ME2.7.1: P0153、ME2.7.2: P2098、P2099) |
2 | 故障メモリ エンジン·ダイアグノシス·インジケータ·ランプ (EURO4) の制御 または CHECK ENGINE インジケータ·ランプ (MIL) の制御 | テスト実施後および故障発生後 ME2.7.1: 制御なし ME2.7.2: 故障を伴った 2 回の連続した走行 (ドライビング·サイクル) の後 |
3 | テスト頻度 | 連続 |
4 | 点検されたシグナルまたは状態 | ラムダ·コントロール、補正量の超過 |
5 | 故障条件 補正量の限界値 |
約 ±1.0 s (±TV) |
6 | テスト時間 | 190s |
7 | テストの前提条件 | - エンジン回転数が約 1200 ∼ 2100 rpm - 負荷は約 21 ∼ 63 % - ラムダ·コントロールが作動中 - O2 センサ·ヒータに故障なし - 触媒温度が 320 °C を超える - チャコール·フィルタの高い負荷はなし - 触媒の作用にエラーがない - CAN バスに故障がない |
8 | | - 触媒の前および後ろの O2 センサに同時に故障が検知された場合、たいていは触媒の後ろの O2 センサのみが故障しています。 - O2 センサ (触媒の後ろ) が故障し、センサ電圧が制御限界値のわずか下に留まっている場合は、ラムダ·コントロールがTV により混合気をリッチにします。その場合、O2 センサ (触媒の前) の補正量の監視システムは、間違えて O2 センサ (触媒の前) も不良と判定します。 - O2 センサ (触媒の前) の補正量を超過している場合は、O2 センサ (触媒の後ろ) のモニタが続行されます。 |
ダブル·センサ·コントロールの説明図
エンジン 275、285 では、各シリンダ·バンクに触媒とラムダ·コントロールが 1 つづず組み込まれています。
エンジン
ラムダ·コントロール
触媒
モニタ
周期
モニタ
限界値
O2 センサ
(触媒の前)
O2 センサ
(触媒の後ろ)
ラムダ·コントロール用補正量
(基準値と実測値の比較)
P07.61-0383-06
1 O2 センサ·シグナル (触媒の前)
a 以下のための動作限界電圧
リッチ - リーン移行部 (b) または
リーン - リッチ移行部 (c)
2 補正量なしのラムダ·コントロール
3 補正量 (d) によるラムダ·コントロール、
リッチ方向へのタイム·シフト (
+TV)
4 補正量 (e) によるラムダ·コントロール、
リーン方向へのタイム·シフト
(–TV)
テスト手順
エンジン·コントロール·ユニットは、O2 センサ (触媒の後ろ) のシグナルからラムダ平均値を算出します。この数値は最適な排気ガスのためにメモリされた数値と比較されます。
複数回の測定値のばらつきが大きすぎる場合には、ラムダ·コントロールの補正量 (遅延時間 ±TV) が算出されます。
補正量 (新品のO2 センサの場合は約 0) によって、O2 センサ (触媒の前) の劣化はある程度まで緩和されます。補正量が規定の限界値を上回った場合は、必ず O2 センサ (触媒の前) を交換してください。
加えて センサ (触媒の前) のシグナルの周期も考慮されます。センサの状態変化が生じた場合、ラムダ·コントロールは作動せず、したがってダブル·センサ·コントロールも不可能です。
O2 センサ (触媒の後ろ) のシグナルによって、触媒の作用もモニタされます。