ad0761p200010c

ME システム 故障メモリについての注意事項

種別 ad · トピック 07.61 · バージョン 0105 · 2003-06-10

適用: エンジン 113.940 /942 /943 (2000 年 5 月 31 日以前)、 113.961'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.61 ME

EinPAS 15 エンジン › 15.45 エンジンマネジメント › 15.45.1 基本情報

エンジン/トランスミッションにも適用: 113 940, 113 942, 113 943, 113 961

AD07.61-P-2000-10C

ME システム 故障メモリについての注意事項

故障メモリにについての注意事項
ME コントロ一ル·ユニット (N3/10) には故障メモリが装備されており、故障の検知およびメモリは、次のように分類されます。

• 現在の故障

• 走行中に発生した接触不良

この故障メモリは揮発性で、バッテリのマイナス·ケ一ブルを外すと消去されます。

再度発生しなかった故障は、最高 40 回までの暖機後に、故障メモリから自動的に消去されます。

仕様車: その故障が前回の走行サイクル (ドライビング·サイクル) ですでにメモリされていれば、CHECK ENGINE ウォ一ニング·ランプが点灯します。(故障検知の際にメモリされたのと) 同じ運転条件下での 3 回の走行サイクルでもその故障が検知されないとき、CHECK ENGINE ウォ一ニング·ランプは消灯します。

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次の条件がそろうと、1 回の暖機または 1 回の走行となります。

暖機時

• エンジン·スタ一ト時のク一ラント·テンパラチャ35 °C 以下

• ク一ラント·テンパラチャ 70 °C 超過

走行時

• エンジン·スタ一ト後に 20 分間以上経過

• エンジン·オイル·テンパラチャ – 7 °C 超過

• エンジン·スピ一ド 500 rpm 超過

• 前回の走行中に、すべての連鎖機能の点検が終了

次の条件がそろうと、1 回の走行サイクル (ドライビング·サイクル) になります。

• エンジン·スタ一ト

• 各テスト終了

• エンジン停止

メモリされた故障は、イグニッション·スイッチがオン、またはエンジン作動中に、ハンド·ヘルド·テスタを使用してのみ読み出すことができます。

パルス表示およびオン/オフ·レシオによるダイアグノシスはできません。

仕様車の場合は、標準テスタ (ジェネリック·スキャン·ツ一ル) を使用してダイアグノシス用テスト·コネクタのところで SAE 規格、ISO 9141-2 にしたがって故障を読み出すことができます。

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空燃比のセルフ·アジャストメント (自動補正) についての注意事項

触媒装備車の場合は、ラムダ·コントロ一ルが正確にインジェクション·タイムを決定して、あらゆる作動状態で空燃比が常時ラムダ 1 (空気 14.7 kg に対して燃料 1 kg) になるように制御します。

次の原因により故障が発生した場合は、ME コントロ一ル·ユニット (第 2.0 仕様) は自動的に空燃比を補正します。
• エアの吸込み
• インジェクション·バルブの機械部品の摩耗
あるいは異物の堆積
• エア·マス·センサ内部の接触抵抗
• プレッシャ·レギュレ一タの損傷
• 故障しているスイッチオ一バ·バルブ (パ一ジ)

補正量は絶えず算出および継続的にメモリされます。エンジンがアイドル·スピ一ドで作動中の自動調整機能は加法的 (足し算) に、またパ一シャル·ロ一ドの場合は乗法的に行われます。エンジンがアイドル·スピ一ドで作動中のリッチあるいはリ一ン方向の補正量は 2.0 ± x kg/h で、またパ一シャル·ロ一ドの場合はファクタ一 0.68 ∼ 1.32 になります。修理作業が終了すると、ME コントロ一ル·ユニットのアダプションが自動的に行われます。

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第 3仕様スタ一タ·ロックアウト·システム (FBS 3) についての
注意事項

ME システム (第 2.0 仕様) 装備車には、第 3 仕様スタ一タ·ロックアウト·システム (FBS 3) が装備されています。スタ一タ·ロックアウト·システムの作動開始は、EZS コントロ一ル·ユニットから CAN デ一タ·バスを介して ME コントロ一ル·ユニットへ行われます。

スタ一タ·ロックアウト·システムが作動すると、ME コントロ一ル·ユニットがインジェクション·システムを機能しないようにします。スタ一タ·ロックアウト·システムは、エレクトロニック·キ一でのみ作動/機能停止させることができます。エレクトロニック·キ一を差し込むと、EZS は CAN デ一タ·バスを介してエンジン·コントロ一ル OK を送信します。メカニカル·キ一を使用して車両をロック/ロック解除しても、スタ一タ·ロックアウト·システムには作用しません。

ME および EZS コントロ一ル·ユニットは、アイデント·コ一ドにより相互に [ロック] されています。このアイデント·コ一ドを消去することはできません (HHT 実測値「スタ一タ·ロックアウト·システム メニュ一 3/7」参照)。それで ME あるいは EZS コントロ一ル·ユニットを試験的に別の車両に取り付けることはできません。

新品のMEコントロ一ル·ユニットを試験的に取り付ける場合は、エンジン·スタ一トが 40 回を超過しないように注意してください。エンジン·スタ一トが 40 回を超過すると、両方のコントロ一ル·ユニットが [ロック] されます。ME コントロ一ル·ユニットの場合は、最初のエンジン·スタ一トを行う前に、ハンド·ヘルド·テスタを使用して必ずバリエ一ション·コ一ドの入力を行います。さらにアイデント·コ一ドおよび車台番号の入力を行います (ハンド·ヘルド·テスタの実測値「スタ一タ·ロックアウト·システム メニュ一·ポイント 3/7」参照)。

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アクチュエ一タによるスロットル·バルブの機械的な
全閉および全開位置の自動検知についての注意事項

スロットル·バルブの全閉位置は、アクチュエ一タにより検出され、ME コントロ一ル·ユニットにメモリされます。

コントロ一ル·ユニットあるいはアクチュエ一タを新品と交換した場合は、新規にスロットル·バルブの機械的な全閉位置を検出させ、メモリさせてください。

ハンド·ヘルド·テスタを使用して、メモリされているデ一タを消去し、新規にデ一タをメモリさせます。タ一ミナル 30 (バッテリのプラス·タ一ミナル) の電源電圧をカットしてから、イグニッション·スイッチをオンにすると、コントロ一ル·ユニットがアクチュエ一タの自動補正を行います (スロットル·バルブの機械的な全閉および全開位置)。

学習の条件 :

• セレクタ·レバ一·ポジション P/N

• 停車状態

• エンジン停止

• ク一ラント·テンパラチャ 5 ∼ 100 °C

• アクセル·ペダルは踏み込まない

すべての条件がそろってから、イグニッション·スイッチを 60 秒間以上オンにしつづけ、それから 10 秒間以上オフにしておきます。

学習された数値は、電圧供給が中断されないかぎり、故障メモリ内の 10 スタ一ト·サイクル後にはじめてメモリされます。たとえば、9 番目のスタ一ト·サイクル後にバッテリを取り外すと、学習過程を繰り返します。

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スム一ズ·ランニング·テスト用センサ·ホイ一ル·アダプションに関する注意事項

ME コントロ一ル·ユニット、クランクシャフト·センサ、スタ一タ·リング·ギヤまたはエンジン·マウントを交換したら、センサ·ホイ一ル·アダプションは以下のようにおこないます:

• ク一ラント·テンパラチャは 70 °C 以上

• 路上を走行

98 年 1 月までの車両

• 4 速でエンジン·スピ一ドを約 2500 rpm に上げ、次に減速して 1500 rpm 以下に下げます。

• 2 速でエンジン·スピ一ドを約 6100 rpm に上げ、次に減速して 4100 rpm 以下に下げます。エンジン·スピ一ドを再度約 6100 rpm に上げ、次に減速して 3000 rpm 以下に下げます。

• HHT を使い、センサ·ホイ一ル·アダプションがおこなわれたかどうかをテストします。

98 年 2 月以降の車両

• 3 速でエンジン·スピ一ドを約 2100 rpm に上げ、約 50%の負荷で 30 秒程維持します。

• HHT を使い、センサ·ホイ一ル·アダプションがおこなわれたかどうかをテストします。

走行特性テスタおよびスピ一ド·メ一タ·テスタに関する注意事項

CAN デ一タ·バスを介し伝送されるホイ一ル·スピ一ド·シグナルは、ME および EGS コントロ一ル·ユニットに必要なので、コントロ一ル·ユニットを外して ESP または ASR シャ一シ·コントロ一ル·システムの機能を停止させてはいけません。

ESP または ASR のブレ一キ制御介入およびエンジン制御介入を排除するために、各コントロ一ル·ユニットではその機能を次のように停止することができます:

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A. ハンド·ヘルド·テスタを使用しない作業

• イグニッション·スイッチを切ります。

• アダプタをダイアグノシス用テスト·コネクタ (X11/4) に差し込みます。

• ブッシュ 1 と ブッシュ 6 を接続します。

• エンジンをスタ一トする (BAS/ESP または BAS/ASR のウォ一ニング·ランプが点灯しなければなりません!)

B. ハンド·ヘルド·テスタを使用しての作業

• イグニッション·スイッチを切ります。

• ホイ一ル·ハウス内の ESP/ASR ハイドロリック·ユニットのコネクタを外します。
(BAS/ESP または BAS/ASR のウォ一ニング·ランプが点灯しなければなりません!)

作業が終了したら、コネクタを再び差し込み、故障メモリをハンド·ヘルド·テスタで消去します!

バリエ一ション·コ一ド入力に関する注意事項
ME 2.0 コントロ一ル·ユニットにはバリエ一ション·コ一ドがあります。このコ一ド入力はハンド·ヘルド·テスタを使用しないとできません (自動および手動は HHT「バリエ一ション·コ一ド入力」に関する注意事項を参照)。

コ一ド入力をするには以下の車両装備に注意しなければなりません:

• 車両モデル

• エンジン

• 触媒なし

• 国別仕様

• バリアブル·スピ一ド·リミッタ

• ラムダ·コントロ一ルなし