gf9130p0008rf

エアスカーフ・システムの機能

種別 gf · トピック 91.30 · バージョン 0100 · 2016-12-22

適用: モデル 205.4 コード 403 装備 (エアスカーフ·システム)'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 91 シート、簡易ベッド、レストレイント・システム › 91.30 シート・ヒータ、シート・ベンチレーション — シリーズ 205(モデル 4**)

GF91.30-P-0008RF

エアスカーフ・システムの機能

13.12.2016

モデル

205.4

コード 403 装備 (エアスカーフ·システム)

エアスカーフ・システムの機能

P91.30-2673-79

A1

インストルメント・クラスタ

R22/5

左エアスカーフ・ヒータ・エレメント

M4/10

エアスカーフ左ファン・モータ

R22/6

右エアスカーフ・ヒータ・エレメント

M4/11

エアスカーフ右ファン・モータ

S51/1

運転席シート・クライメート・コントロール・スイッチ群

N10/6

フロント SAM コントロール・ユニット

S51/1s4

左フロント・エアスカーフ・スイッチ

N10/8

リヤ SAM コントロール・ユニット

S51/2

助手席シート・クライメート・コントロール・スイッチ群

N22/1

クライメート・コントロール・ユニット

S51/2s4

右フロント・エアスカーフ・スイッチ

N22/6

リヤ・コントロール・ユニット

CAN B

車内 CAN

N25/7

エアスカーフ・コントロール・ユニット

CAN HMI

ユーザ・インターフェース CAN

N69/1

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

LIN B5

左フロント・ドア LIN

N69/2

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

LIN B6

右フロント・ドア LIN

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット

LIN B28

ヒータ LIN

機能前提条件の概要

• ターミナル 15R オン

• 車内温度 40 °C 未満

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットがターミナル 15 のターミナル・ステータスを車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。
クライメート・コントロール・コントロール・ユニットが車内温度を車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。有効な車内温度値が使用できない場合、外気温度が代替値として評価されます。

エアスカーフの概要

エアスカーフ機能では、運転者または助手席同乗者の首の範囲に、3 つのヒータ・レベルで温めたエアを供給します。温風は、ヘッドレストの下にある開口部から出てきます。

エアスカーフ・コントロール・ユニットは、以下の変数に応じてエアスカーフ機能を制御します:

• 選択されたヒータ・レベル

• 外気温度

• 車両スピード

• ソフト・トップ・ステータス

エアスカーフの機能順序

エアスカーフ機能の操作は、該当するシート・クライメート・コントロール・スイッチ群のエアスカーフ・スイッチで行います (初期状態ではエアスカーフは作動解除されていて、すべての LED がオフ):

• 1 回操作:3 つの LED が点灯、ヒータ出力はステージ 3 で作動 (ヒータ出力 100 %)。

• 2 回操作:2 つの LED が点灯、ヒータ出力はステージ 2 で作動 (ヒータ出力 65 %)。

• 3 回操作:1 つの LED が点灯、ステージ 1 で作動 (ヒータ出力 35 %)。

• 4 回操作:すべての LED が消灯、エアスカーフ機能はオフ。

それぞれのフロント・ドア・コントロール・ユニットはエアスカーフ・スイッチのステータスをドア LIN を介して読み取り、これを車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。エアスカーフ・コントロール・ユニットは要求に応じて、以下の構成部品を直接制御します:

• エアスカーフ左ファン・モータ

• エアスカーフ右ファン・モータ

• 左エアスカーフ・ヒータ・エレメント

• 右エアスカーフ・ヒータ・エレメント

エアスカーフ・ファン・モータのオンは、7 秒間遅れます。これにより、エアスカーフ機能の作動直後の冷風の流出を防ぎます。エアスカーフ・ファン・モータが確実に作動するために、選択されたヒータ・レベルとは無関係に 0.5 秒間、最大制御電圧で制御されます。オフに切り換わると、エアスカーフ・ヒータ・エレメントのオーバーヒートを防ぐため、エアスカーフ・ファン・モータが 5 秒間、最低ステージで作動します。

エアスカーフ・ファン・モータおよびエアスカーフ・ヒータ・エレメントの制御は、選択されたヒータ・レベルに応じて行われます。エアスカーフ・ファン・モータの回転数は、ソフト・トップが開いた状態で車両スピードと外気温度に応じてさらに制御されます。

これにあたり、エアスカーフ・コントロール・ユニットは以下のインフォメーションを受信します:

• 外気温度:

フロント SAM コントロール・ユニットが外気温度値を車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。

• 車両スピード:

インストルメント・クラスタは、表示されている車両スピードをユーザ・インターフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット、車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。

• ソフト・トップ・ステータス:

リヤ・コントロール・ユニットがソフト・トップ・ステータスを車内 CAN、リヤ SAM コントロール・ユニットおよびヒータ LIN を介してエアスカーフ・コントロール・ユニットに送信します。

機能フィードバック:

エアスカーフ・コントロール・ユニットが機能フィードバックのために、該当するステータスをヒータ LIN、リヤ SAM コントロール・ユニット、車内 CAN、フロント・ドア・コントロール・ユニットおよびドア LIN を介してそれぞれのシート・クライメート・コントロール・スイッチ群に送信します。それぞれのシート・クライメート・コントロール・スイッチ群は、エアスカーフ・スイッチの該当する LED を直接制御します。

スイッチ・オフ基準:

以下に記載された状況が発生すると、エアスカーフ機能が自動でオフになります:

• ハードウェア故障時のスイッチ・オフ:

エアスカーフ・スイッチによる要求がないにも関わらず、エアスカーフ・コントロール・ユニットがエアスカーフ・ヒータ・エレメントのアクティブな制御をリヤ SAM コントロール・ユニットに通知すると、エアスカーフ・ヒータ・エレメントの電源供給がリヤ SAM コントロール・ユニットによって、内蔵された保護リレーを通して停止されます。

• プリント基板の過熱時の停止:

• プリント基板の温度が 90 °C 以上の場合、ヒータ・レベル 3 は作動できません。

• プリント基板の温度が 100 °C を超えた場合、ヒータ・ステージ 3 およびヒータ・ステージ 2 は作動できません。

• プリント基板の温度が 110 °C を超えると、エアスカーフ機能がオフになります。

プリント基板の温度が 110 °C 以上の場合、故障メッセージが故障メモリに保存されます。手動で再びオンにするには、該当する構成部品の温度が対応する温度限界値よりも 2 °C 低下することが条件です。

• 故障の場合のスイッチ・オフ (ショート、過負荷あるいはオープン・ケーブル (断線)):

エアスカーフ・コントロール・ユニットは該当する構成部品の機能を常に点検し、ステータスをリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。シグナルが送信されない場合、またはエアスカーフ・ファン・モータあるいはエアスカーフ・ヒータ・エレメントのショートや断線が検知された場合、構成部品の電源供給が停止されて、リヤ SAM コントロール・ユニットの故障メモリに故障が保存されます。

• エンジン・スタート・プロセス時のスイッチ・オフ:

エンジン・スタート・プロセス中は、エアスカーフ・ヒータ・エレメントおよびエアスカーフ・ファン・モータがオフになります。エアスカーフ・スイッチの LED はその際、選択されたヒータ・レベルに対応して点灯を続けます。

• エネルギ・マネージメントによるスイッチ・オフ:

すべての走行サイクル・フェーズでバッテリ放電を防ぐために、電圧状態を継続的に評価します。状況によっては、必要に応じてエアスカーフ機能も作動解除されます。

エアスカーフ機能が作動解除されると、LED はまず点灯を続けます。バッテリ電圧がその後 3 分以内に通常電圧に再び達すると、エアスカーフ機能も自動的にスタートします。カットオフが 3 分を超えると、LED もオフになります。カットオフがさらに続き、機能が再度要求されると、LED は 1.5 秒間点灯し、その後消えます。

• ターミナル 15R オフ後のスイッチ・オフ:

ターミナル 15R オフおよびターミナル 15C オンの場合、時間制御が 5 分間続行します。この間にターミナル 15R が再びオンになると、エアスカーフ機能も再びオンになります。

エアスカーフの電気システムの機能説明図

PE91.30-P-2051-97FBA

コンフォート·ヒータのシステム構成部品の一覧表

GF91.30-P-9990RF

参照文書