モデル | 207.4 |
コード 403 装備 (エアスカーフ·システム) |
A1 | インストルメント・クラスタ |
B14 | 外気温度センサ |
M4/10 | エアスカーフ左ファン・モータ |
M4/11 | エアスカーフ右ファン・モータ |
N10/1 | フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット |
N22/6 | リヤ・コントロール・ユニット |
N22/7 | KLA コントロール・ユニット |
N25/7 | エアスカーフ・システム・コントロール・ユニット |
N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット |
N72/1s21 | 左エアスカーフ・ボタン |
N72/1s22 | 右エアスカーフ・ボタン |
N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット |
R22/5 | 左エアスカーフ・ヒータ・エレメント |
R22/6 | 右エアスカーフ・ヒータ・エレメント |
CAN B | 車内 CAN |
LIN 1 | インストルメント・パネル LIN |
P91.30-2324-76
機能前提条件の概要
• ターミナル 15R 「オン」
• 車内温度 40 °C 未満
ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信します。
KLA コントロール・ユニットは、車内温度を車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信します。車内温度の有効値が使用できない場合、外気温度が代替値として評価されます。
エアスカーフの概要
エアスカーフ機能は、運転者または助手席乗員の首筋部分に 3 段階のヒータ・レベルで暖気を送風する機能です。温風はヘッドレスト下部の開口部から吹き出ます。
エアスカーフ機能の制御は、エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットにより以下の変数に応じて行われます:
• 選択されたヒータ・レベル
• 外気温
• ソフト・トップ・ステータス
• 車両スピード
エアスカーフの機能順序
エアスカーフ機能の操作は、アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットのエアスカーフ・ボタンで行います。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットは、エアスカーフ・ボタンのステータスを直接読み取り、インストルメント・パネル LIN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信します。
エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットは要求に応じて、以下の構成部品を作動させます。
• 左エアスカーフ・ヒータ・エレメント
• 右エアスカーフ・ヒータ・エレメント
• エアスカーフ左ファン・モータ
• エアスカーフ右ファン・モータ
エアスカーフ機能のオン / オフ、切換えは、いつでも行うことができます。
エアスカーフ・ファン・モータのオンは、7 秒遅れます。これにより、エアスカーフ機能の作動直後の冷風の流出を防ぎます。エアスカーフ・ファン・モータが確実に作動するために、選択されたヒータ・レベルとは無関係に 0.5 秒間、最大制御電圧で制御されます。オフに切り換わると、エアスカーフ・ヒータ・エレメントのオーバーヒートを防ぐため、エアスカーフ・ファン・モータが 5 秒間、最低ステージで作動します。
エアスカーフ機能が作動遅延時間内に再びオフになった場合、エアスカーフ・ファン・モータのアフタ・ランニングはありません。
エアスカーフ・ボタンの赤色 LED を点灯して、選択したヒータ・レベルを表示します。
1 回押す:ヒータ・レベル 3 (ヒータ出力 100 %、LED が 3 個点灯)
2 回押す:ヒータ・レベル 2 (ヒータ出力 65 %、LED が 2 個点灯)
3 回押す:ヒータ・レベル 1 (ヒータ出力 35 %、LED が 1 個点灯)
4 回押す:エアスカーフがオフになる (LED は点灯しない)
エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットは、ヒータ・レベルに応じたステータスを、車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびインストルメント・パネル LIN を介してアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットに送信します。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットはフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED を直接制御します。
エアスカーフ・ファン・モータおよびエアスカーフ・ヒータ・エレメントの制御は、選択されたヒータ・レベルに応じて行われます。エアスカーフ・ファン・モータの回転数は、ソフト・トップが開いた状態で車両スピードと外気温度に応じてさらに制御されます。
これにあたり、エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットは以下のインフォメーションを受信します。
• 外気温度は外気温度センサによって検知されます。フロント SAM コントロール・ユニットが外気温度センサの抵抗値を直接読み取って外気温度を計算し、計算結果を車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信します。外気温度値が異常な場合は、エアスカーフ機能がオフになります。
• ソフト・トップのステータスは、リヤ・コントロール・ユニットから車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信されます。
• インストルメント・クラスタが、車両スピードを車内 CAN を介してエアスカーフ・システム・コントロール・ユニットに送信します。
以下に記載された状況が発生すると、エアスカーフ機能が自動でオフになります。
• ターミナル 15R オフ後のスイッチ・オフ:
ターミナル 15R「オフ」およびターミナル 15C「オン」の場合、時間制御はさらに 5 分間続きます。ターミナル 15R が再びオンになると、エアスカーフ機能も再びオンになります。
• 電圧不足時または過電圧時のスイッチ・オフ:
電圧不足または過電圧が検知されると、エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットがエアスカーフ機能をオフにします。エアスカーフ・ボタンの LED はオンのままです。バッテリ電圧が 3 分以内に正常な電圧に戻ると、エアスカーフ機能が再び自動的にオンになります。ただし、電圧不足または過電圧によって作動停止した時間が 3 分以上におよぶと、エアスカーフ・ボタンの LED も消灯します。エアスカーフ・ボタンを操作してエアスカーフ機能をあらためて呼び出すと、エアスカーフ・ボタンの LED が 1.5 秒間点灯した後、消灯します。
• ハードウェア故障時のスイッチ・オフ:
その時に作動要求が出ていない、または機能前提条件が満たされていないにもかかわらずエアスカーフ・ヒータ・エレメントが作動すると、エアスカーフ機能がオフになり、エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットの故障メモリに故障が保存されます。
• エアスカーフ・ファン・モータまたはエアスカーフ・ヒータ・エレメント故障時の停止:
エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットは、エアスカーフ・ファン・モータ作動中、その機能状況を点検します。同コントロール・ユニットはこの目的のために、エアスカーフ・ファン・モータから送信された方形波インパルスを評価します。シグナルが送信されない場合、またはエアスカーフ・ファン・モータあるいはエアスカーフ・ヒータ・エレメントのショートや断線が検知された場合、エアスカーフ機能が停止し、エアスカーフ・コントロール・ユニットの故障メモリに故障が保存されます。
• ハードウェア・オーバーヒート時の停止:
関与する構成部品がオーバーヒートするおそれがある場合には、エアスカーフ機能がオフになります。
• バッテリ電圧異常時の停止:
バッテリ電圧マネージメントがバッテリ電圧異常をオンにすると、エアスカーフ・システム・コントロール・ユニットがエアスカーフ機能をオフにします。
• エンジン・スタート時のオフ:
エンジン始動中は、エアスカーフ・ヒータ・エレメントおよびエアスカーフ・ファン・モータがオフになります。エアスカーフ・ボタンの LED はこのとき選択されているヒータ・レベルに設定されたままです。
• プリント基板の過熱時の停止:
プリント基板の温度が 90 °C を超えた場合、ヒータ・レベル 3 は作動できません。
プリント基板の温度が 100 °C を超えた場合は、ヒータ・ステージ 3 およびヒータ・ステージ 2 は作動できません。
プリント基板の温度が 110 °C を超えると、エアスカーフ機能がオフになります。
プリント基板の温度が 110 °C 以上の場合、故障メッセージが故障メモリに保存されます。手動で再びオンにするには、該当する構成部品の温度が対応する温度限界値よりも 2 °C 低下することが条件です。
参照文書
- gf9130p9990cam コンフォート·ヒータのシステム構成部品の一覧表