gf8879p2000rr

ヒータ付き左右ドア·ミラーの機能

種別 gf · トピック 88.79 · バージョン 0100 · 2014-11-25

適用: モデル 190'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 88 外装部品、リッド類 › 88.79 電動ドア・ミラー — シリーズ 190

GF88.79-P-2000RR

ヒータ付き左右ドア·ミラーの機能

3.11.14

モデル

190

機能前提条件の概要

• 過電圧または電圧不足はなし

• バッテリ電圧電装品カットオフ非作動

• それぞれの (各場所の) パワー・ウインドウ非作動

ヒータ付き左右ドア・ミラーの概要

左ドア・ミラー (M21/1) のミラー・ヒータ (M21/1r1) および右ドア・ミラー (M21/2) のミラー・ヒータ (M21/2r1) は、リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能と連動して、または温度に応じて起動させることができます。両方の要求が同時に出ると、ミラー・ヒータは常に、要求元に応じて最大出力で作動します。考えられる要求源は、以下のように優先順位が付けられています:

1 リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能による要求

2 温度感応型制御による要求

左ドア・コントロール・ユニット (N69/1) は、左ドア・ミラーのミラー・ヒータを直接制御します。右ドア・コントロール・ユニット (N69/2) は、ミラー・ヒータ (右ドア・ミラー内) を直接制御します。

ヒータ付き左右ドア・ミラーの機能には、以下の部分機能があります:

• リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能がオンの場合の制御の機能順序

• 温度感応型制御の機能順序

リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能がオンの場合の制御の追加機能前提条件

• ターミナル 15 オン

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) はターミナル 15 のターミナル・ステータスを、車内 CAN (CAN B) を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。

リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能がオンの場合の制御の機能順序

リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能を起動すると、リヤ・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット (N10/2) がステータス「リヤ・ウインドウ・デフォッガ作動中」を車内 CAN を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。左ドア・コントロール・ユニットは、これを受けて、左ドア・ミラーのミラー・ヒータを直接制御します。右ドア・コントロール・ユニットは、これを受けて、右ドア・ミラーのミラー・ヒータを直接制御します。ミラー・ヒータは、要求を受信している間、100 % の出力で制御されます。リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能をオフにすると、ミラー・ヒータもオフになります。

リヤ・ウインドウ・デフォッガ作動中にクライメート・コントロール・ユニット (N22/1) で温度、エア・ディストリビューションまたは風量の設定内容を変更すると、リヤ・ウインドウ・デフォッガのシンボルおよび変更した調整値が短時間、オーディオ / COMAND 用ディスプレイ (A40/8) に表示されます。

リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能に関する詳細なインフォメーションは機能「リヤ・ウインドウ・デフォッガ機能」の機能説明「クライメート・コントロール機能」に記載されています。

温度感応型制御の追加機能前提条件

• シグナル「エンジン作動」または「ドライブ・トレイン・スタンバイ状態」が送信されている

ME コントロール・ユニット (N3/10) が、シグナル「エンジン作動」または「ドライブ・トレイン・スタンバイ状態」をドライブ CAN (CAN C1)、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127)、シャーシ CAN 1 (CAN E1)、フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット (N10/1) および車内 CAN を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。

温度感応型制御の機能順序

ミラー・ヒータの温度感応型制御は、以下の値に左右されます:

• 外気温度

• 露点温度

ドア・コントロール・ユニットが両方の値を比較し、外気温度よりも露点温度が 2 °C低いことが確認されると、ミラー・ヒータをオンにします。

外気温度:

外気温度は外気温度センサ (B14) によって検知されます。フロント SAM コントロール・ユニットは外気温度センサのシグナルを直接読み取り、外気温度を計算して車内 CAN、AMG ゲートウェイ・コントロール・ユニット (N93/9) およびユーザ・インタフェース CAN (CAN HMI) を介してインストルメント・クラスタ (A1) に送信します。インストルメント・クラスタは、車両スピードならびにエンジンの余熱を考慮して表示する外気温度を算出し、修正した外気温度値をユーザ・インタフェース CAN、AMG ゲートウェイ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。

外気温度の値が異常な場合あるいは使用できない場合、ミラー・ヒータは継続してオンになります。

露点温度:

露点温度とは、外気中の水蒸気が凝結する温度のことです。ミラー・ガラスがくもることがあります。

車内湿度 / 温度センサ (B82) が露点温度を検知します。フロント SAM コントロール・ユニットは、車内湿度 / 温度センサのシグナルをワイパ / ルーム・ミラー LIN (LIN 2) を介して読み取り、露点温度を計算して車内 CAN を介してドア・コントロール・ユニットに送信します。

左ドア・コントロール・ユニットは左ドア・ミラーのミラー・ヒータを制御し、右ドア・コントロール・ユニットは右ドア・ミラーのミラー・ヒータを制御します。

露点値が妥当でない場合あるいは使用できない場合は、代替値 13 °C (ダイアグノシス・テスタでプログラミング可能) が適用されます。

ミラー・ヒータはパルス変調 (PWM) され、つまり出力調整されて制御されます。

以下の表には、ミラー・ヒータの制御時間に関する事項が表示されています。

外気温度

制御時間

PWM 値の出力

15 °C 未満

10 分 (エンジン始動後 (デフロスト・ステージ) 1 回)

100 %

5 ~ 15 °C

デフロスト・ステージ後、温度感応型

20 %

-5 ~ 5 °C

デフロスト・ステージ後、温度感応型

50 %

-5 °C 以下

デフロスト・ステージ後、温度感応型

80 %

ミラー・ヒータは以下の場合に作動停止します:

• 外気温度が露点 +5 °C 以上 (ダイアグノシス・テスタによりプログラミング可能)

• 外気温度が 18 °C 以上

ミラー・ヒータの電気システムの機能説明図

PE88.79-P-2055-97HBA

電動ミラーのシステム構成部品の一覧表

GF88.79-P-9996RR

参照文書