gf8340s2012trb

クライメート·コントロール制御機能

種別 gf · トピック 83.40 · バージョン 0102 · 2016-03-03

適用: モデル 447.6/7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール) モデル 447.6/7 コード HH9 装備 (セミ・オート式制御エアコン、テンプマチック) モデル 447.6/7 コード HZ7 装備 (制御機能付きセミ・オート式エアコン、リヤ・テンプマチック) モデル 448.7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール) モデル 448.7

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 83 クライメート・コントロール › 83.40 オートマチック・クライメート・コントロール — シリーズ 447(モデル 6**, 7**) · シリーズ 448(モデル 7**)

GF83.40-S-2012TRB

クライメート·コントロール制御機能

19.02.2016

モデル

447.6/7

コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

モデル

447.6/7

コード HH9 装備 (セミ・オート式制御エアコン、テンプマチック)

モデル

447.6/7

コード HZ7 装備 (制御機能付きセミ・オート式エアコン、リヤ・テンプマチック)

モデル

448.7

コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

モデル

448.7

コード HZ7 装備 (制御機能付きセミ・オート式エアコン、リヤ・テンプマチック)

クライメート·コントロール制御機能

S83.40-4582-79

図はモデル 447.6/7 (エンジン 622、651 装備)

A1/1

インストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニット

N69/3

左フロント・ドア・コントロール・ユニット

A9/10

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ

N69/4

右フロント・ドア・コントロール・ユニット

A9/10s1

エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ

N70

ルーフ・オペレーティング (DBE) コントロール・ユニット

A9/10y1

エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ

N73

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット

A32/4

リヤ・ヒータ / エアコン内気循環ユニット (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

R13/1

運転席シート・クッション・ヒータ (運転席用シート・ヒータ (コード H16) 装備)

A32/4m1

リヤ・ブロワ・モータ (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

R13/2

運転席シート・バックレスト・シート・クッション・ヒータ (運転席用シート・ヒータ (コード H16) 装備)

A32/4m2

リヤ・エア・ディストリビューション・アクチュエータ (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

S98

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H)

A32/4m3

リヤ・ミックス・エア・フラップ・アクチュエータ (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

S98p1

エアコン・オペレーティング・ユニット・ディスプレイ

A32/4r1

リヤ・ブロワ・レギュレータ (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

S98s1

左温度セレクタ・ダイヤル

B10/5

エバポレータ温度センサ

S98s2

「AUTO」ボタン

B11/17

水温センサ

S98s3

余熱ヒータ「REST」ボタン

B12

冷媒プレッシャ・センサ

S98s4

デフロスタ・ボタン

B14

外気温度センサ

S98s5

風量増加ボタン

B38/2

湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ (レイン・センサ (コード JF1) 装備)

S98s6

「MODE」ボタン、上方向

B38/3

湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ / ソーラ・センサ (レイン・センサ (コード JF1) 装備)

S98s7

内気循環モード・ボタン

B73

左レッグ・ルーム・エア・アウトレット温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

S98s8

右温度セレクタ・ダイヤル

B74

右レッグ・ルーム・エア・アウトレット温度センサ (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

S98s9

「REAR」ボタン

M2

ブロワ・モータ

S98s10

「SYNC」ボタン

M2/5

外気 / 内気循環フラップ・アクチュエータ

S98s11

「A/C」ボタン

M2/34

ラム・エア・フラップ・アクチュエータ

S98s12

「MODE」ボタン、下方向

M2/15

エア・ディストリビューション・アクチュエータ

S98s13

風量減少ボタン

M9

車内温度センサ付きブロワ

S98s14

リヤ・ウインドウ・デフォッガ・ボタン

M9b1

車内温度センサ

S98s15

温度セレクタ・ダイヤル

M9m1

ブロワ

S98s16

フロント・ウインドウ・エア・ディストリビューション・ボタン

M13/3

ヒータ・クーラント循環ポンプ

S98s17

センタ・エア・ディストリビューション・ボタン

M91

電動ファン

S98s18

レッグ・ルーム・エア・ディストリビューション・ボタン

N2/18

補助レストレイント・システム (SRS) コントロール・ユニット

S98s19

風量セレクタ・ダイヤル

N3/33

CDI コントロール・ユニット

Y19/9

リヤ・エアコン・エバポレータ・シャットオフ・バルブ (リヤ・セミ・オートマチック・エアコン、テンプマチック (コード HZ7) 装備)

N3/34

ME コントロール・ユニット (エンジン 651 搭載)

CAN B

車内 CAN

N3/36

CDI コントロール・ユニット

CAN E

シャーシ CAN

N10/1

シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロール・ユニット

LIN B8-1

エアコン制御 LIN 1

N30/4

エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニット

LIN B13

ルーフ LIN

N32/3

運転席シート・ヒータ / ベンチレーション・コントロール・ユニット (運転席用シート・ヒータ (コード H16) 装備)

LIN B28

ヒータ LIN

N33/4

PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (電気補助ヒータ (コード HZ0) 装備)

機能前提条件の概要

• ターミナル 15 オン

冷房モードの場合:

• エンジン作動

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) オン

ターミナル 15 のターミナル・ステータスをエレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) が車内 CAN (CAN B) を介してコントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) (エンジン 274 搭載) は、シグナル「エンジン作動」をシャーシ CAN (CAN E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。

クライメート・コントロール制御の概要

クライメート・コントロールは、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって検出されたシグナル (車内温度、外気温度、水温、車両スピードなど) およびエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) で選択された設定に応じて行われます。

クライメート・コントロール制御機能には以下の部分機能が含まれています:

• シグナルの検出および評価の機能順序

• エアコン・コンポーネントの制御の機能順序

• デフロスタ機能の機能順序

• エバポレータ乾燥の機能順序

• 余熱ヒータ利用の機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

• 事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコンまたはクライメート・コントロールのカットオフの機能順序

シグナルの検出および評価の機能順序

以下のシグナルが検出および評価されます:

• 外気温度

• 車内温度

• 左右レッグ・ルーム・エア・アウトレットの温度 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

• フロント・ウインドウの温度および湿度

• 水温

• エバポレータ温度

• 冷媒圧力

• 日光

• 車両スピード

• エンジン回転数

• ドア・ステータス

• エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) の設定 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

外気温度

シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロール・ユニット (N10/1) は外気温度センサ (B14) のシグナルを直接読み取り、外気温度を算出し、これを車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。ミックス・エア・フラップを調整して希望する車内温度にするため、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) はこの値を必要とします。

停車中は、温度の測定値と外気温度が大きく異なることがあります。このため外気温度が温度制御に考慮されるのは、車両スピードが最低 30 秒間の一定時間に 30 km/h を上回った場合のみです。イグニッションをオン / オフにするとき、および速度が 30 km/h 未満のときは、最後に測定された温度値に基づきます。

車内温度

車内温度は、車内温度センサ付きブロワ (M9) の車内温度センサ (M9b1) によって検出されます。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、エアコン制御 LIN1 (LIN B8-1) を介して要求を車内温度センサ付きブロワ (M9) に送信します。それを受けてブロワ (M9m1) が制御されます。ブロワ (M9m1) は温度測定のためにエアを車内から吸引します。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、車内温度の値を直接読み取ります。

左右レッグ・ルーム・エア・アウトレットの温度 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

車内のレッグ・ルーム・エア・アウトレットの温度は、レッグ・ルーム・エア・アウトレット温度センサで検出されます。温度センサのシグナルは、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって直接読み取られます。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、エア吹出口のエア吹出口温度を制御します。

フロント・ウインドウの温度および湿度

フロント・ウインドウ内側の温度および相対湿度 (露点温度) は、湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ / ソーラ・センサ (B38/3) または湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ (B38/2) によって検出されます。

湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ / ソーラ・センサ (B38/3) または湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ (B38/2) は、シグナル「露点センサ」 (湿度センサ) をルーフ LIN (LIN B13) を介してシグナル検知制御モジュール (SAM) コントロール・ユニット (N10/1) に送信します。シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロール・ユニット (N10/1) は露点温度を算出し、シグナルを車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。露点温度からエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) がフロント・ウインドウ内側の相対湿度および温度を算出します。

これによってフロント・ウインドウのくもりを検知することができます。また、フロント・ウインドウのくもりが生じそうな場合は、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) をオンにするなどの対策が講じられます。

水温

水温は水温センサ (B11/17) によって、モデル 448.7 では水温センサ (B11/21) によって検出されます。シグナル「水温センサ」を、CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) が直接読み取り、評価します。CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) は、シグナル「水温」をシャーシ CAN (CAN E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介して、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。値はミックス・エア・フラップの制御およびヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) の制御に使用されます。

エバポレータ温度

エバポレータの氷結を防ぐため、エバポレータ温度がエバポレータ温度センサ (B10/5) によって検出されます。エバポレータ温度センサのシグナルは、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって直接読み取られます。エバポレータ温度が約 2 °C に下がると、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) がオフになります。

冷媒圧力

冷媒圧力は、冷媒プレッシャ・センサ (B12) によって検出されます。冷媒プレッシャ・センサ (B12) のシグナルはエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって直接読み取られます。この圧力は、保存されている温度圧力曲線と比較されます。冷媒圧力が 0.8 bar 未満および 30 bar 以上になると、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) がオフになるかオンになりません。

冷媒圧力が 0.8 bar ~ 30 bar のときは、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) が再起動または起動します。

日光

車両へ差し込む日光の入射角度および強さは、湿度センサ / ライト・センサ / レイン・センサ / ソーラ・センサ (B38/3) のソーラ・センサによって検出されます。シグナル検知制御モジュール (SAM) コントロール・ユニット (N10/1) はシグナル「ソーラ・センサ」をルーフ LIN (LIN B13) を介して読み取り、これを評価し、シグナル「日光の強さ」を車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。日光が一方向だけから差し込んでくるときは、左右の標準基準温度の差が適切に設定されます。

車両スピード

車両スピードは、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム (ESP) コントロール・ユニット (N30/4) からシャーシ CAN (CAN E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信されます。車両スピードは、外気温度の内部計算のための制御 (停止モード中など) に使用されます。

ドア・ステータス

それぞれのドアのステータスは、以下のコントロール・ユニットによって検出されます:

• 左フロント・ドア・コントロール・ユニット (N69/3)

• 右フロント・ドア・コントロール・ユニット (N69/4)

これを受けて該当するコントロール・ユニットがステータス「ドア・ロータリ・スイッチ」を車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。ドアが開いている場合、車内温度と外気温度の温度差が大きいときの無駄な再調整を避けるために、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は現在のブロワ出力を保持します。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) の設定 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

運転席および助手席コンパートメントのクライメート・コントロールの設定は、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) の以下のボタンおよびセレクタ・ダイヤル (装備に応じて異なる) により行うことができます:

• 左温度セレクタ・ダイヤル (S98s1)

• 「AUTO」ボタン (S98s2)

• 余熱ヒータ「REST」ボタン (S98s3)

• デフロスタ・ボタン (S98s4)

• 風量増加ボタン (S98s5)

• 「MODE」ボタン、上方向 (S98s6)

• 内気循環モード・ボタン (S98s7)

• 右温度セレクタ・ダイヤル (S98s8)

• 「REAR」ボタン (S98s9)

• 「SYNC」ボタン (S98s10)

• 「A/C」ボタン (S98s11)

• 「MODE」ボタン、下方向 (S98s12)

• 風量減少ボタン (S98s13)

• リヤ・ウインドウ・デフォッガ・ボタン (S98s14)

設定は、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) により処理され、それにより風量、エア・ディストリビューションおよび温度が制御されます。選択した設定の表示は、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) の LED またはエアコン・オペレーティング・ユニット・ディスプレイ (S98p1) で行われます。

エアコン・コンポーネントの制御の機能順序

エアコン・コンポーネント制御の機能順序には以下のサブ機能が含まれています:

• ブロワ・モータ (M2) 制御の機能順序

• エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

• マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) 制御の機能順序

• 電動ファン (M91) 制御の機能順序

• PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (N33/4) 制御の機能順序 (電気補助ヒータ (コード HZ0) 装備)

• ヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) 制御の機能順序

ブロワ・モータ (M2) 制御の機能順序

通気は、ブロワ・モータ (M2) によって行われます。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、要求をエアコン制御 LIN 1 (LIN B8-1) を介してブロワ・レギュレータに転送し、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータ (M2) の制御を行います。

事故の際、ブロワ・モータ (M2) はオフになります。

エア・ガイド・フラップ制御の機能順序

エアコン・ユニットのエア・ガイド・フラップを設定することにより、車内のエア・ディストリビューションが制御されます。

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) 制御の機能順序

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) は、冷媒の吸引および圧縮を行います。エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (A9/10s1) により、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) はベルト・ドライブの動力伝達から完全に切り離すことができます。したがって、さらなる燃料節約が可能となります。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) を直接制御します。マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) はこれを受けて、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (A9/10y1) およびエアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (A9/10s1) を直接制御します。マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) は、エアコン・コンプレッサ・コントロール・バルブ (A9/10y1) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって最大 100 % まで無段階で出力制御されます。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) はそれ以外にも、アイドル・スピード・アップの要求を車内 CAN (CAN B)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) およびシャーシ CAN (CAN E) を介して、CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) に送信します。このコントロール・ユニットは、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) がオンになったときに生じる追加負荷に応じて、アイドル・スピードを引き上げます。

マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) は、事故の際エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (A9/10s1) を介してオフになります。

電動ファン (M91) 制御の機能順序

電動ファン (M91) はクーラントおよび冷媒の冷却に使用されます。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、冷媒圧力に応じたファンの基準回転数を計算し、要求を車内 CAN (CAN B)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) およびシャーシ CAN (CAN E) を介して、CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) に送信します。

CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) はそれを受けて、エンジン温度に応じたファンの基準回転数を計算し、直接電動ファン (M91) を適切に作動制御します。

PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (N33/4) 制御の機能順序 (電気補助ヒータ (コード HZ0) 装備)

PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (N33/4) は、必要に応じてエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によりエアコン制御 LIN 1 (LIN B8-1) を介してオンになります。

PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (N33/4) は事故の際オフになります。

ヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) 制御の機能順序

クーラント・ポンプの動作により、クーラントはエンジン冷却回路内を循環します。

その際、エンジンの余熱を吸収します。加熱されたクーラントは、脇を流れるエアに熱を放出するヒータ・コアに送られます。

エンジン回転数が低い場合は、さらにヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) が制御され、通過するエアを加熱するために必要な量のクーラントが流れるようにします。ヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) はエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) によって直接制御されます。

デフロスタ機能の機能順序

デフロスタ・ボタン (S98s4) を操作すると、デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップを除くすべてのエア・フラップが閉じます。デフロスタ・フラップおよび外気 / 内気循環フラップは完全に開いた状態になります。デフロスタ・フラップは、最大エア・フローがフロント・ウインドウおよびフロント・サイド・ウインドウに向かうように調整されます。ミックス・エア・フラップは、最も高い温度の送風に設定されます。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、エアコン制御 LIN 1 (LIN B8-1) を介してブロワ・レギュレータを作動させると、ブロワ・レギュレータがブロワ・モータ (M2) を制御して、吹出しエア温度に応じて最適なデフロスタ・モードで作動させます。

吹出しエアを乾燥させるために、マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) がオンになります。エアを乾燥した後、最高温度まで加熱します。

エバポレータ乾燥の機能順序

エバポレータ乾燥の追加機能前提条件:

• エアコンが前回のイグニッション・サイクル中に最低 1 回作動している。

• 外気温度が 20 °C 以上

• エンジン・オフ

• ドアが閉じている

• 総走行距離が 250 km 以上

車内のエバポレータの異臭およびエアコンまたはクライメート・コントロール始動時のウインドウのくもりを防ぐため、エバポレータ乾燥が行われます。

エンジン停止後、インストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニット (A1/1) 内でタイム・カウンタが作動します。ステータス「エンジン作動」を、CDI コントロール・ユニット (N3/33) または CDI コントロール・ユニット (N3/36) または ME コントロール・ユニット (N3/34) がシャーシ CAN (CAN E) を介してインストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニット (A1/1) に送信します。

1 時間の待ち時間の後、インストルメント・クラスタ (KI) コントロール・ユニット (A1/1) がエバポレータを乾燥する要求をシャーシ CAN (CAN E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介して、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信すると、KLA-V&KLA-H コントロール・ユニットがエバポレータ乾燥を開始します。このために、ブロワ・モータ (M2) が 30 分間最小ステージで制御されます。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、要求をエアコン制御 LIN 1 (LIN B8-1) を介してブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・レギュレータは、ブロワ・モータ (M2) を最小ステージで制御します。送風により、エバポレータに残っている水分が減少します。

余熱ヒータ利用の機能順序 (オートマチック・クライメート・コントロール、サーモトロニック (コード HH4) 装備)

余熱ヒータ利用の機能順序の追加機能前提条件:

• 「ターミナル 15 オフ」

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) の余熱ヒータ「REST」ボタン (S98s3) を操作すると、機能がオンになります。エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、ヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) を直接制御します。ヒータ・クーラント循環ポンプ (M13/3) は、まだ温かいクーラント (余熱ヒータ) をヒータ・コアに送ります。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) は、それと並行して要求「ブロワ・モータ」をエアコン制御 LIN 1 (LIN B8-1) を介してブロワ・レギュレータに送信します。ブロワ・レギュレータはこれを受けて、ブロワ・モータ (M2) を低出力で制御します。ブロワ・モータ (M2) によって吸引されたエアは、ヒータ・コアに送られ、そこで加熱されます。この機能は、30 分後、またはバッテリ電圧が一定の値以下になると終了します。

事故発生後 (クラッシュ・シグナル送信後) のエアコンまたはクライメート・コントロールのカットオフの機能順序

事故発生後に有害ガスが車内に侵入するのを防ぐため、エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) はクラッシュ・シグナル受信後に以下の操作を開始します:

• ブロワ・モータ (M2) はそれ以上制御されません。車内でエアが循環しなくなります。

• 外気 / 内気循環フラップが内気循環ポジションに調整されます。外気が車内に入り込まなくなります。

• エアコン・コンプレッサ・マグネット・クラッチ (A9/10s1) が開きます。マグネット・クラッチ付きエアコン・コンプレッサ (A9/10) は稼働しなくなります。

• PTC 補助ヒータ・コントロール・ユニット (N33/4) はオフになります。

SRS コントロール・ユニット (N2/18) は、シグナル「クラッシュ」をシャーシ CAN (CAN E)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ (EZS) コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介してエアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) に送信します。

クライメート・コントロール・インプット・シグナルの電気システムの機能説明図

モデル 448.7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

PE83.40-S-2056-97VDC

モデル 447.6/7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

PE83.40-S-2056-97TRC

モデル 447.6/7 コード HH9 装備 (セミ・オート式制御エアコン、テンプマチック)

PE83.40-S-2056-97TRD

クライメート・コントロール制御の電気システムの機能説明図

モデル 448.7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

PE83.40-S-2057-97VDC

モデル 447.6/7 コード HH4 装備 (サーモトロニック・オートマチック・クライメート・コントロール)

PE83.40-S-2057-97TRC

モデル 447.6/7 コード HH9 装備 (セミ・オート式制御エアコン、テンプマチック)

PE83.40-S-2057-97TRE

クライメート·コントロールのシステム構成部品の一覧表

GF83.40-S-9994TRB

参照文書