gf8050p2004rr

盗難防止警報装置のアラーム作動の機能

種別 gf · トピック 80.50 · バージョン 0102 · 2018-01-26

適用: モデル 190 コード 551 装備 (盗難防止警報装置 (EDW))'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 80 セントラル・ロッキング・システム、コンフォート・アクチュエーション、スタータ・ロックアウト・システム › 80.50 盗難警報装置(EDW)、車内監視システム/牽引防止装置 — シリーズ 190

GF80.50-P-2004RR

盗難防止警報装置のアラーム作動の機能

16.01.2018

モデル

190

コード 551 装備 (盗難防止警報装置 (EDW))

機能前提条件の概要

• 盗難防止警報装置 (EDW) のスタンバイ (セントラル・ロッキング・システム (ZV) をロック)

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) は、ZV のステータスを車内 CAN (CAN B) を介してリヤ・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット (N10/2) に送信します。

EDW アラーム作動の概要

スタンバイした EDW のアラーム・インプットが静止状態を感知できなくなると、アラームが作動します。

電圧不足時の動作:

• EDWの作動電圧域は、8 ~ 16 Vに限定されています。   電圧が8 V以下になると、光と音によるアラームを出力できなくなります。   

EDW アラーム作動機能には、以下の部分機能があります:

• ドア、テールゲートまたはトランクリッド、エンジンフードあるいはグローブボックスのオープンによるアラーム作動の機能順序

• 車両傾斜の変化によるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

• 車内の動きによるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

• ガラス破損によるアラーム作動の機能順序(モデル190.3、車内保護および牽引防止装置(コード882)装備)

• アラーム・サイレン (H3/1) とのコミュニケーション中断によるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

• パニック・アラームによるアラーム作動の機能順序 (米国仕様 (コード 494))

• アラーム出力の機能順序

ドア、テールゲートまたはトランクリッド、エンジンフードあるいはグローブボックスのオープンによるアラーム作動の機能順序

以下のスイッチのいずれかが静止状態でなくなると、ただちにリアSAMコントロールユニットがアラームを作動させます:

• 左ドア・ロック (A85) の左ドア・ロック・ロータリ・スイッチ (A85s1)

• 右ドア・ロック (A85/1) の右ドア・ロック・ロータリ・スイッチ (A85/1s1)

• トランク・リッド / テール・ゲート・ロック・メイン・ラッチ・スイッチ (A85/5s1)、トランク・リッド / テール・ゲート・ロック (A85/5) 内

• 左エンジン・フード・コンタクト・スイッチ (S62/43)

• グローブボックスEDWスイッチ (S62/7)(モデル190.4の場合)

左ドア・コントロール・ユニット (N69/1) は、左ドア・ロック・ロータリ・スイッチのステータスを直接読み取り、車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。右ドア・コントロール・ユニット (N69/2) は、右ドア・ロック・ロータリ・スイッチのステータスを直接読み取り、車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。

フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット (N10/1) が左エンジン・フード・コンタクト・スイッチのステータスを直接読み取り、車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。

リアSAMコントロールユニットは、トランクリッド/テールゲートロックメインラッチスイッチのステータスおよびグローブボックスEDWスイッチ(モデル190.4の場合)のステータスを直接読み取ります。

再度アラームを作動させるためには、まず、該当するスイッチを静止状態へ戻す必要があります。10 秒の静止状態が経過すると、音による警報が未処理でない場合は、同じスイッチによって再びアラームを作動できます。   

ロックされている車両をエマージェンシ・キーでロック解除してドアを開くと、EDW がアラームを作動させます。

車両傾斜の変化によるアラーム作動の追加機能前提条件 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

• 牽引防止装置がスタンバイ解除されていない

車両傾斜の変化によるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニット (N26/6) に内蔵されている傾斜センサが、アラーム出力が必要になる程度の傾斜の変化を検知すると、アラームが出力されます。車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニットが、アラームを出力するためのシグナルをアラーム・システム LIN (LIN B14) を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。

作動基準:

• 車両傾斜の変化 (水平軸回り) が約 1.2° 以上

アラームの作動は、車両が持ち上げられてホイールが地面から離れる前に行われます。

車内の動きによるアラーム作動の追加機能前提条件 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

• 車内保護システムがスタンバイ解除されていない

車内の動きによるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

モデル190.3:

左車内保護送信機 (N26/6b1) および右車内保護送信機 (N26/6b2) が車内に超音波シグナルを発信します。超音波シグナルは車内保護受信機 (N26/6a1) により受信されます。

車内保護の感度は、以下の状態に応じて低減します:

• サイド・ウインドウが開いている、あるいは初期設定解除されている

• ベンチレーション作動 (エバポレータ乾燥など)

モデル190.4:

車内保護および牽引防止装置コントロールユニットおよび車内保護システムセンサ (A26/13) が電磁場を1つずつ発生させ、モニタします。

車内で動きが検知され、アラームに該当すると評価された場合は、アラームが作動します。車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニットが、アラームを出力するためのシグナルをアラーム・システム LIN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。

ガラス破損によるアラーム作動の機能順序(モデル190.3、車内保護および牽引防止装置(コード882)装備)

車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニットがリヤ・ウインドウ・ガラス破損センサ (B39/4) のステータスをモニタします。車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニットが、リヤ・ウインドウ・ガラスに埋め込まれているコンタクト・ループの遮断を検知すると、アラームを出力します。そのためのシグナルは、車内保護および牽引防止装置コントロール・ユニットからアラーム・システム LIN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信されます。

アラーム・サイレンとのコミュニケーション中断によるアラーム作動の機能順序 (車内保護および牽引防止装置 (コード 882) 装備)

アラームサイレンは約600ミリ秒ごとにリアSAMコントロールユニットによりアラームシステムLINを介して周期的に呼び出されます。     この要求に対しアラームサイレンが1秒以内に応答しない場合(通信なし)、リアSAMコントロールユニットおよびアラームサイレンはアラームを作動させます。     アラーム・サイレンが電源電圧の損失を検知すると、同じく自動的に音によるアラームが作動します。

パニック・アラームによるアラーム作動の機能順序 (米国仕様 (コード 494))

リモコンキー (A8/1) のパニックアラームボタンを2秒間操作すると、リモコンキーが無線シグナルをフロントウインドウアンテナ (A2/118)(2017年6月1日以降)またはリアウインドウアンテナ (A2/32)(2017年5月31日以前)およびFM 1、AM、ZVおよびキーレスゴーアンテナアンプ (A2/18) を介してキーレスゴーコントロールユニット (N69/5) に送信します。キーレス・ゴー・コントロール・ユニットは、このシグナルを車内 CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。

エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはリモコン・キーのアクセス認証コードを点検し、アクセス認証コードが有効な場合は、「パニック・アラーム作動」要求を車内 CAN を介してフリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。リヤ SAM コントロール・ユニットは EDW アラームを作動させます。

リモコン・キーのパニック・アラーム・ボタンを短く押すと、パニック・アラームは中断します。機能を中断するときのシグナルの経路は、機能を作動させるときと同じです。

アラーム出力の機能順序

光によるアラーム出力

EDW アラームを作動させるときは、リヤ SAM コントロール・ユニットがシグナルを車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。フロントSAMコントロールユニットはハザードウォーニングランプ機能を作動させます。車両のすべてのターン・シグナルが同時に制御されます。

さらに、フロント SAM コントロール・ユニットはインテリア・イルミネーションをオンにします。

ハザードウォーニングランプおよびインテリアイルミネーション機能の実行に関する詳細なインフォメーションは、別のドキュメントに記載されています。

音によるアラーム出力

音によるアラームの出力は、車内保護および牽引防止装置(コード882)装備車の場合はアラームサイレンの制御によって行われ、車内保護および牽引防止装置(コード882)非装備車の場合は左ホーン (H2) および右ホーン (H2/1) の制御によって行われます。

アラーム・サイレンは、リヤ SAM コントロール・ユニットがアラーム・システム LIN を介して鳴らします。

リヤ SAM コントロール・ユニットがシグナルを車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットに送信します。フロント SAM コントロール・ユニットはホーン・リレー (N10/1kO) を介してホーンを鳴らします。

アラームが再出力されるのは、音によるアラームの出力が終わったときに改めてアラーム作動につながる状況が検知された場合に限ります。1つの作動サイクルで出力されるアラームの回数は、国別仕様に応じて、3回または10回(ベルギー、オランダおよび英国)です。

音によるアラームは   30 秒、光によるアラームは   300 秒出力されます。

中断条件:

リモコンキーでZVを開けるか、リモコンキーをエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットに差し込む、あるいはキーレスゴースタート/ストップボタン (S2/3) を操作すると、アラーム出力が中断されます。エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、ZV のステータスおよびターミナル 15 のターミナル・ステータスを車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信し、これを受けて同ユニットがアラーム作動を終了させます。

盗難防止警報装置のアラーム作動の電気システムの機能説明図

PE80.50-P-2053-97HBA

盗難防止およびロックのシステム構成部品の一覧表

GF80.00-P-9999RR

参照文書