モデル447.8 |
1 | ステアリングアングルセンサ |
2 | トラクションシステムハイドロリックユニット |
3 | ヨー、横/縦Gセンサ |
A1/1 | インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニット |
A1/1e43 | ディストロニック警告灯 |
B37/4 | アクセルペダルモジュール |
B162 | 衝突警告システムレーダセンサ |
H4/61 | インストルメントクラスタスピーカ |
N3/33 | CDIコントロールユニット |
N30/4 | エレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニット |
N30/4b1 | マスタブレーキシリンダブレーキプレッシャセンサ |
N73 | エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット (EZS) |
N80 | ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニット (MRM) |
N93/4 | ユーザインタフェースCAN用ゲートウェイ |
S4 | コンビネーションスイッチ |
S9/3 | ブレーキライトスイッチ |
CAN E | シャーシCAN |
CAN HMI | ユーザインタフェースCAN |
S30.30-4505-82
モデル447.6/7 |
1 | ステアリングアングルセンサ |
2 | トラクションシステムハイドロリックユニット |
3 | ヨー、横/縦Gセンサ |
A1/1 | インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニット |
A1/1e52 | CPA(衝突警告システム)警告灯 |
B37/4 | アクセルペダルモジュール |
B162 | 衝突警告システムレーダセンサ |
H4/61 | インストルメントクラスタスピーカ |
N3/33 | CDIコントロールユニット(エンジン651.9搭載) |
N3/36 | CDIコントロールユニット(エンジン622.9搭載) |
N30/4 | エレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニット |
N30/4b1 | マスタブレーキシリンダブレーキプレッシャセンサ |
N73 | エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット (EZS) |
N80 | ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニット (MRM) |
S4 | コンビネーションスイッチ |
S9/3 | ブレーキライトスイッチ |
CAN E | シャーシCAN |
S30.30-4527-81
機能前提条件の概要
• CPA(衝突警告システム)がエレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットにコード入力されている
• 過電圧または電圧不足がない
• インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットのメニュー「アシスト」でCPA(衝突警告システム)がオンになっている
• エンジンが作動またはドライブトレインがスタンバイ状態
• 衝突警告システムレーダセンサの汚れおよび機能点検が終了している
衝突警告システムレーダセンサは、毎回エンジン始動後に汚れおよび機能点検を実行します。機能点検は、参照値として使用されるオブジェクトが検知範囲内にあることが前提です。誤作動が確認される場合、または機能点検が実行できない場合、CPA(衝突警告システム)は作動できません。
• 車両が後進走行していない
モデル 447.8
コード JA6 装備 (アクティブ・ブレーキ・アシスト)
コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)
CPA(衝突警告システム)の作動OKは、インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットの操作パネルから手動で行います。インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットは該当するステータスを、ユーザインタフェースCAN、ユーザインタフェースCAN用ゲートウェイおよびシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
モデル 447.6/7
コード JA6 装備 (アクティブ・ブレーキ・アシスト)
コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)
CPA(衝突警告システム)の作動OKは、インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットの操作パネルから手動で行います。インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットは、該当するステータスをシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
CDIコントロールユニットはシグナル「エンジン作動」または「ドライブトレインスタンバイ状態」をシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
CPA(衝突警告システム)機能の概要
CPA(衝突警告システム)は、「前走」車両との安全車間距離を連続的に点検し、他の車両と衝突する(衝突事故など)前に運転者にレーザ光の点滅と音で警告し、事故の危険を最大限に回避するのに役立ちます。衝突の危険のある状況では、CPA(衝突警告システム)が必要に応じて自律パーシャルブレーキを開始します。
そのために衝突警告システムレーダセンサは、車両前方の交通状況、予想される走行路ならびに運転者の動作を評価し、衝突の潜在的危険性を常に検知します。警告は、スピード7 km/hから車種に応じた設計最高速度域で行われます。運転者が警告音に反応して減速すると、モデル447.8の場合BAS PRO(ディストロニックプラス(コード ET4)装備)がサポートします。必要な制動力増幅は、状況に応じて算出されます。さらに、警告に対する運転者の反応がない場合は自律パーシャルブレーキが開始されます。これにより、衝突を防いだり、あるいは少なくともその結果を軽減することができます。
衝突警告システムレーダセンサには以下の構成部品が内蔵されています:
• レーダセンサ
• コントロールユニット
CPA(衝突警告システム)はセーフティシステム「PRE-SAFE®」(PRE-SAFE®(コードJP1)装備)をサポートします。
以下の図は内蔵レーダセンサの検知範囲を示しています:
S30.30-4515-78
レーダセンサの検知範囲の原理説明図 |
5 | CPA(衝突警告システム)装備車両 | A | 検知範囲 | |
6 | 前方の目標車両(目標物)、レーダセンサシステムにより検知 |
車間距離警告シグナルの機能順序
レーダセンサのデータの他に、衝突警告システムレーダセンサは以下の変数を評価します:
• 進行方向および車両スピード
• 加速/ヨーレート
• ステアリングホイールアングル
• 運転者の動作:
• アクセルペダル位置、アクセルペダルモジュール
• ブレーキペダルポジション、ブレーキライトスイッチから
• 方向指示灯の設定(方向指示灯)、コンビネーションスイッチ
進行方向および車両スピード:
進行方向はホイール回転方向によって特定されます。車両スピードは、ホイールスピードをもとに算出されます。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニット (ESP) は該当するインフォメーションをシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
加速/ヨーレート:
加速/ヨーレートはエレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニット (ESP) に内蔵されたヨー、横/縦Gセンサによって検出されます。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニット (ESP) は該当する値をシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
ステアリングホイールアングル:
ステアリングアングルセンサはステアリングホイールアングルを検知します。ステアリングコラムチューブモジュール (MRM) コントロールユニットは、ステアリングアングルセンサのシグナルを直接読み取り、ステアリングホイールアングルに関するインフォメーションをシャーシCANを介して衝突警告システムレーダセンサに送信します。ステアリングアングルセンサのデータは、ヨー、横/縦Gセンサが検知したヨーレートの妥当性に使用します。
運転者の動作:
運転者の動作は以下に説明するさまざまなファクターで検知されます。
アクセルペダル位置:
CDIコントロールユニットはアクセルペダル位置のインフォメーションをシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
ブレーキペダルポジション:
エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットはブレーキペダルポジションのインフォメーションをシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
方向指示灯の設定
ステアリングコラムチューブモジュールコントロールユニットはコンビネーションスイッチのスイッチポジションを直接読み取り、これをシャーシCAN経由で衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
衝突警告システムレーダセンサは、障害物との距離および発生する危険性のある衝突までの時間を算出します。この時、衝突警告システムレーダセンサは、以下の警告を区別します:
• 車間距離警告シグナル
• 衝突危険に関わる車間距離警告シグナル
静的車間距離警告シグナル:
静的車間距離警告シグナルの出力は、視覚的に行われます。
モデル447.8
交通がスムーズに流れているとき「前走」車両との時間差が0.8秒を下回り、3秒を超えてこの危険な車間距離にとどまっている場合(例えばスピード100 km/hで、車間距離約22.2 m)、衝突警告システムレーダセンサは警告出力要求をシャーシCAN、ユーザインタフェースCAN用ゲートウェイおよびユーザインタフェースCANを介してインストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットに送信します。インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットは、その後ディストロニック警告灯を点灯します。
モデル447.6/7
円滑な車の流れの中で「前走」車両との時間差が0.8秒を下回り、3秒を超えてこの危険な車間距離の状態にとどまると(例えば、100 kmのスピード、車間距離約22.2 m)、衝突警告システムレーダセンサは警告出力の要求をシャーシCAN経由でインストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットに伝送します。インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットは、その後CPA(衝突警告システム)警告灯 (A1/1e52) を点灯します。
衝突危険に関わる車間距離警告シグナル:
衝突の危険を知らせる車間距離警告シグナルの出力は、光と音によって行われます。
レーダセンサの検知範囲の障害物が事故の危険ありと等級付けられる場合(2.6 秒内に衝突)、衝突警告システムレーダセンサは警告出力要求を伝送します:
• モデル447.8
• シャーシCAN、ユーザインタフェースCAN用ゲートウェイおよびユーザインタフェースCAN経由でインストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットに、その後ディストロニック警告灯が作動し、インストルメントクラスタスピーカ(断続的な警告音)を直接制御します。
• モデル447.6/7
• シャーシCAN経由でインストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットに、その後CPA(衝突警告システム)警告灯が作動し、インストルメントクラスタスピーカ(断続的な警告音)を直接制御します。
警告は中断できません。警告の解除は、まず状況が緩和された後で実行されます。
警告の出力には、衝突警告システムレーダセンサは、車両スピードおよび障害物までの距離に加えて、さらに運転者の動作ならびに予想される走行路を考慮します。
運転者の動作は例えばアクセルペダル位置の変更、方向指示灯の操作、またはブレーキペダルの踏込みによって検出されます。予想される走行路はヨーレート、ステアリングホイールアングルおよび進行方向により決定します。
静止している障害物については、車両スピードが7 ~ 72 km/hの場合に限り、適時に警告が行われます。
システムリミット:
衝突危険警告は、次のものとの衝突に関しては出力されません:
• 歩行者または動物
• 対向車両
• 交差点
• カーブ時
インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットの警告表示、モデル447.8 |
A1/1e43 | ディストロニック警告灯 |
S54.33-0006-71
インストルメントクラスタ (KI) コントロールユニットの警告表示、モデル447.6/7 |
A1/1e52 | CPA(衝突警告システム)警告灯 |
S54.33-0016-72
制動力増幅の機能順序(モデル447.8)
衝突の危険がある車間距離警告シグナルに対して運転者がフルブレーキをかけた場合は、障害物までの制動距離を適切に利用するようBAS PROがサポートします。BAS PRO(ディストロニックプラス(コード ET4)装備)によるサポートは、7 km/h以上から車種に応じた設計最高速度域まで行われます。
衝突警告システムレーダセンサはレーダセンサのデータを評価し、必要なブレーキフォースを常に計算します。
フルブレーキかどうかはブレーキペダル操作の速さと強さにより判断されます。
操作の早さと強さは、マスタブレーキシリンダブレーキプレッシャセンサによって検知されます。エレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニットは、マスタブレーキシリンダブレーキプレッシャセンサのシグナルを直接読み取り、運転者が要求したブレーキトルクを計算し、このインフォメーションをシャーシCANを介して衝突警告システムレーダセンサに伝送します。
フルブレーキの場合は、衝突警告システムレーダセンサは必要なブレーキフォースをシャーシCANを介してエレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニットに送信し、ハイドロリックブレーキ圧をトラクションシステムハイドロリックユニットを介して制御します。PRE-SAFE®(コードJP1)装備車の場合、エレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニットに内蔵された機能「PRE-SAFE®」は、そのとき要求されたブレーキトルクを評価し、必要に応じて該当する措置を開始します。
モデル 447.6/7/8
コード JA6 装備 (アクティブ・ブレーキ・アシスト)
コード JP1 装備 (プリ·セーフ)
コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)
衝突が不可避の場合、ブレーキ介入措置に加えて乗員保護が開始されます。乗員保護に関する詳細なインフォメーションは、別の機能説明「PRE-SAFE®機能」(PRE-SAFE®(コードJP1)装備)に収録されています。
モデル447.8
運転者がブレーキペダルを踏まなかったり、踏んでから明らかに踏力を緩めた場合、ブレーキブースタは運転者のブレーキ踏力に減少され、BAS PRO(ディストロニックプラス(コード ET4)装備)は停止します。運転者がアクセルペダルを踏んだ場合もBAS PRO(ディストロニックプラス(コード ET4)装備)は停止します。
衝突防止機能のための自律パーシャルブレーキの追加機能前提条件
• 車両スピード:7 ~ 72 km/h(前方を走行する障害物の場合)または7 ~ 30 km/h(静止している障害物の場合)
自律パーシャルブレーキの機能順序
運転者が衝突危険警告に反応しない場合、衝突警告システムレーダセンサは、自律パーシャルブレーキおよびエンジントルクの低下を開始します。衝突警告システムレーダセンサは、以下の変数を考慮して、必要なブレーキトルクを計算します(最大減速約6 m/s2):
• 車両または障害物との車速差
• 車両または障害物との距離
衝突警告システムレーダセンサは、ブレーキトルク上昇およびエンジントルク低下の要求をシャーシCANを介してエレクトロニックスタビリティプログラム (ESP) コントロールユニットに送信します。エレクトロニックスタビリティプログラムコントロールユニットは入力された要求を評価し、トラクションシステムハイドロリックユニットを直接制御し、エンジントルク減少要求をシャーシCAN経由でCDIコントロールユニットに伝送します。
運転者が自律パーシャルブレーキに反応して減速すると、モデル447.8の場合、障害物までの制動距離を最適に利用するために、BAS PRO(ディストロニックプラス(コード ET4)装備)がサポートします。
モデル 447.6/7/8
コード JA6 装備 (アクティブ・ブレーキ・アシスト)
コード JP1 装備 (プリ·セーフ)
コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)
衝突が不可避の場合、ブレーキ介入に加えて乗員保護措置が開始されます。乗員保護に関する詳細なインフォメーションは、別の機能説明「PRE-SAFE®機能」(PRE-SAFE®(コードJP1)装備)に収録されています。
参照文書
- gf5400s9998tra ドライバアシスタントシステムの システム構成部品の一覧表
- gf5400s9998tra