図はトランスミッションオイル冷却回路エンジン651 |
20 | トランスミッションオイルクーラ熱交換器 |
B | トランスミッションオイルクーラ熱交換器へのトランスミッションオイルのフィード |
C | トランスミッションオイルクーラ熱交換器からのトランスミッションオイルのリターン |
E | クーラント回路へのクーラントリターン |
F | トランスミッションオイルクーラ熱交換器へのクーラントフィード |
G | 加熱されたトランスミッションオイルまたはクーラント |
H | 冷却されたトランスミッションオイルまたはクーラント |
I | 低温ラジエター |
P27.55-2269-76
機能前提条件の概要
• エンジン作動
• トランスミッションオイル温度しきい値の超過
オイル冷却
オイル冷却によりトランスミッションオイルの温度を下げ、必要に応じてオートマチックトランスミッションの過熱による損傷を防ぐことができます。オートマチックトランスミッションの作動温度は、それぞれの作動状態に適合する温度範囲に一定に保たれます。
オイルポンプ(プライマリポンプ)は、オートマチックトランスミッションからトランスミッションオイルクーラ (20) にトランスミッションオイルを供給します。トランスミッションオイルクーラ (20) は、トランスミッションオイル回路とクーラント回路の間にインタフェースを形成しています。トランスミッションオイルの予熱は、トランスミッションオイルクーラ (20) 内でクーラントによって吸収されます。トランスミッションオイルは、トランスミッションオイルクーラ (20) からオートマチックトランスミッションに流れ戻ります。
トランスミッションオイル回路の制御
トランスミッションから、トランスミッションオイルクーラ (20) へのトランスミッションオイルフィードは、オイルサーモスタットによって制御されます。オイルサーモスタットはトランスミッションオイルクーラ (20) に締め付けられており、現在のトランスミッションオイル温度(約80 °Cでストローク開始、約90 °C以上で最大ストローク)に応じて、トランスミッションオイルクーラ (20) へのフィードを開閉します。閉じた状態(冷間始動段階)では、トランスミッションオイルは、オートマチックトランスミッション内部の小回路ですぐに作動温度になります。
開いた状態では、トランスミッションオイルを冷却するため、トランスミッションオイルがトランスミッションオイルクーラ (20) を通ります(大回路)。
クーラントフィードの制御
低温回路循環ポンプ1 (M43/6) は、トランスミッションオイル温度に応じて制御されます。トランスミッションオイル温度は、トランスミッションオイル温度センサ (Y3/8s2) によって検出されます。完全一体型トランスミッションコントロールコントロールユニット (Y3/8n4) は、トランスミッションオイル温度センサのシグナルを直接読み取り、トランスミッションオイル温度を算出し、これをドライブCAN (CAN C1) 経由でドライブトレインコントロールユニット (N127) に送信します。ドライブトレインコントロールユニットは、これを保存されている限界値と調整し、低温回路循環ポンプ1をドライブトレインLIN (LIN C3) 経由で適切に制御します。
参照文書
- gf2710p9992ang オートマチックトランスミッション (AG) のシステム構成部品の一覧表