P09.00-2104-76
過給器の構造
12 インテーク·マニホールド
50 排気ガス·ターボ·チャージャ
50/1 ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ
50/2 ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ·バキューム·セル
50/3 ノイズ·インシュレータ
110/1 エア·クリーナ·ハウジング
110/2 サクション·ライン
110/3 インタークーラへのブースト·エア·ライン
110/4 ブースト·エア·ラジエタ
110/5 スロットル·バルブ·アクチュエータへのブースト·エア·ライン
B17/8 ブースト·エア温度センサ
B28/6 スロットル·バルブ前のプレッシャ·センサ
B28/7 スロットル·バルブ後ろのプレッシャ·センサ
B28/15 コンプレッサ·ホイール前プレッシャ·センサ
M16/6 スロットル·バルブ·アクチュエータ
Y31/5 ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ
Y101 バイパス·エア·スイッチオーバ·バルブ
A 排気ガス
B 吸気
C ブースト·エア (未冷却)
D ブースト·エア (冷却済)
過給器の機能前提条件概要
• ターミナル 87 M「オン」(エンジン·コントロール「オン」)
• エンジン「作動」
過給器の概要
過給器により、シリンダ充填効率が改善されます。 それによって、エンジン·トルクと出力が上昇します。
増加されたエアマスに対応したフューエル·ボリュームは ME コントロール·ユニット (N3/10) により測定されます。
過給の際、排気ガスの流体エネルギはターボチャージャの駆動のために利用されます。
ターボチャージャはコンプレッサ·エア·インレットのエア·クリーナを介して外気を吸入し、これをコンプレッサ·エア·アウトレットを介してインタークーラ前のブースト·エア·パイプに送ります。
タービンの回転数が上がり、空気の流量が増加して、ブースト·エア·パイプ内の空気が圧縮されます。 このとき最大ブースト·プレッシャは 0.7 bar です。
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コンプレッサ·エア·アウトレットのノイズ·インシュレータが、ブースト·プレッシャの変動と、急激な回転数変化で発生する流音を抑えます。
圧縮されたブースト·エアはインタークーラ前のブースト·エア·パイプを介してインタークーラへ流れます。 インタークーラは引き続き圧縮によって加熱されたブースト·エアを冷却し、これをブースト·エア·パイプを通じてインテーク·マニホールドに送ります。
過給器の機能順序
機能順序は以下のサブ機能に分けられます:
• ブースト·プレッシャ·コントロールの機能順序
• バイパス·エアの機能順序
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ブースト·プレッシャ·コントロールの機能順序
ブースト·プレッシャ·コントロールは、エレクトロ·ニューマチック方式でブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ (Y31/5) によって行われます。
バキューム·トランスデューサは、特性マップと負荷に対応して、ブースト·プレッシャ·コントロールのために ME コントロール·ユニットによって制御されます。
そのために、ME コントロール·ユニットはエンジン·マネージメントの以下のセンサと機能を評価します:
– ブースト·エア温度センサ (B17/8)
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前) (B28/6)、ブースト·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの後) (B28/7)、インテーク·マニホールド·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (コンプレッサ·ホイールの前) (B28/15)、インテーク·エア·プレッシャ
– アクセル·ペダル·センサ (B37)、運転者の負荷要求
– クランクシャフト·スピード·センサ (B70)、エンジン回転数
– ノック·コントロール、トランスミッション過負荷保護、過熱保護
フル·ロード·レンジでは、最大のブースト·プレッシャが形成されます。
ブースト·プレッシャを低下するために、ターボチャージャ·タービンのドライブ用排気ガス流が、ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップが開くことによりバイパス (ウエスト·ゲート) を介して迂回します。
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このときブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサが、ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ·バキューム·セルをブースト·エア·ラインからのブースト·プレッシャで制御します。 これに応じてバキューム·セルが、バイパスを閉じているブースト·プレッシャ·コントロール·フラップをリンケージによって開きます。
ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップにより、排気ガス流がタービン·ホイールを迂回 (バイパス) して、これによりブースト·プレッシャが制御されて、タービン回転数が制限されます。
そのため最高 0.7 bar のブースト·プレッシャが現在のエンジンの負荷要求に適合されます。
その時々のブースト·プレッシャをモニタするために、プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前) が該当する電圧シグナルを ME コントロール·ユニットに送ります。
ターボチャージャ前のインテーク·ラインに取り付けられているプレッシャ·センサ (コンプレッサ·ホイールの前) は、ME コントロール·ユニットが過給をモニタするために使用されます。
ブースト·エア温度は、インテーク·マニホールド内のブースト·エア温度センサによって検知され、電圧シグナルの形で ME コントロール·ユニットに伝達されます。
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バイパス·エアの機能順序
ターボチャージャは、減速の開始後、シャフト、コンプレッサおよびタービン·ホイールの質量慣性によってさらに少し回転します。
そのため、スロットル·バルブ·アクチュエータ (M16/6) が素早く閉じると、ブースト·プレッシャの波がターボチャージャに戻ります。 このブースト·プレッシャの波は、コンプレッサ·ホイールで吐出容量が低く、プレッシャ·レシオが高いという状態を引き起こし、ターボチャージャ·ポンピングにつながります (短時間のうなり音と機械的な応力)。 ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブを開くことによって、インテーク·ライン内の圧力を素早く低下させて、これを防ぎます。
ME コントロール·ユニットが負荷走行から惰走への移行を検知すると、ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブの制御を行います。
その結果、ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブがコンプレッサ·ホイールを通り過ぎるバイパスを開き、それによりブースト·プレッシャが減少します。
ブースト·モードでは、ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブは内蔵されているスプリングによって閉じます。
参照文書
- gf0770p9998mg 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧
- gf0770p9998mga 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧
- pe0900p205097daa 過給器電気システムの機能説明図
- pe0900p205097eaa 過給器電気システムの機能説明図
- pe0900p205097fai 過給電気システムの機能説明図