gf0710p1007mrf

スタート、アフタ·スタートおよびウォームアップ·エンリッチメントの機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0100 · 2015-12-07

適用: エンジン 274.9 モデル 172.4 モデル・イヤー 2017 以降'

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 172(モデル 4**)

エンジン/トランスミッションにも適用: 274 9**

GF07.10-P-1007MRF

スタート、アフタ·スタートおよびウォームアップ·エンリッチメントの機能

23.11.15

エンジン

274.9 モデル 172.4

モデル・イヤー 2017 以降

スタート、アフタ·スタートおよびウォームアップ·エンリッチメントの機能

エンリッチメント率 / タイム・ダイヤグラム

a

スタート

b

アフタ・スタート・エンリッチメント制御開始

c

ウォームアップ・エンリッチメントの開始

t

時間

t1

スタート・エンリッチメント (時間例 2 秒間)

t2

アフタ・スタート・エンリッチメント (水温 15 °Cでの時間例 15 秒間)

t3

ウォームアップ・エンリッチメント (時間はクーラント温度に相応)

A

エンリッチメント率

P07.61-2691-01

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの機能前提条件概要

• ターミナル 87M (エンジン・マネージメント・オン)

• エンジン作動

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの概要

冷間始動時に安定した静かなエンジンの作動を得るために、ME コントロール・ユニット (N3/10) は混合気をリッチにします。

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

機能順序は以下のサブ機能に分けられます :

• スタート・エンリッチメントの機能順序

• アフタ・スタート・エンリッチメントの機能順序

• ウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

スタート・エンリッチメントの機能順序

エンジン冷間始動を軽減するために、エンジン始動中にさらに多くの燃料が噴射されます。

スタート・エンリッチメントのためのインジェクション・タイムの算出は、以下のシグナルに基づき ME コントロール・ユニットによって行われます :

• 水温センサ (B11/4)

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70)、エンジン回転数

• 「ターミナル 30」からの電装品用バッテリ (G1) 電圧

• エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73)、シャーシ CAN 1 (CAN E1) 経由で「ターミナル 50 シグナル」

• エンジンの停止時間

ME コントロール・ユニットは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットからシャーシ CAN 1 経由で「ターミナル 50 シグナル」を受信すると、フューエル・インジェクタ (シリンダ 1 ~4) (Y76/1 ~ Y76/4) のインジェクション・タイムを延長します。

スタート・エンリッチメントは、水温と関連するエンジン回転数を超過するまで、作動し続けます。

水温が上昇すると、ME コントロール・ユニットが算出するインジェクション・タイムは短くなります。

インジェクション・タイムはバッテリ電圧によっても異なります。バッテリ電圧が低いときにも十分な始動燃料噴射量を得るために ME コントロール・ユニットはインジェクション・タイムを延長します。

バッテリ電圧が約 7 V 以下になるとエンジンを始動することができません。

アフタ・スタート・エンリッチメントの機能順序

エンジンをスムーズに回転させるために、冷間始動後、短時間、混合気はリッチにされます。

冷えたシリンダ摺動面で凝結した燃料は、アフタ・スタート・エンリッチメントによって元に戻ります。

スタート・エンリッチメントのためのインジェクション・タイムの算出は、以下のシグナルに基づき ME コントロール・ユニットによって行われます :

• 水温センサ、スタート時の水温

• スタート後の燃焼周期

• 完全一体型トランスミッション・コントロール・ユニット (Y3/8n4)、ドライブ CAN (CAN C) 経由でセレクタ・レバー・ポジション (オートマチック・トランスミッションの場合)

• XENTRY Diagnostics による修正プログラム入力

エンジンには特性曲線に従って ME コントロール・ユニットにより燃料が追加噴射されます。

ME コントロール・ユニットはフューエル・インジェクタ (シリンダ 1 ~4) のインジェクション・タイムを延長します。

ウォームアップ・エンリッチメントの機能順序

スタートおよびアフタ・スタート・エンリッチメントの後、ウォームアップ・コントロールによって混合気がさらにリッチにされます。

冷えたピストン摺動面で凝結した燃料は、ウォームアップ・エンリッチメントによって元に戻ります。

スタート・エンリッチメントのためのインジェクション・タイムの算出は、以下のシグナルに基づき ME コントロール・ユニットによって行われます :

• インテーク・カムシャフト・スピード・センサ (B6/15)、インテーク・カムシャフト・ポジション

• エグゾースト・カムシャフト・スピード・センサ (B6/16)、エグゾースト・カムシャフト・ポジション

• 水温センサ

• ブースト・エア温度センサ (スロットル・バルブの前) (B17/7)

• ブースト・エア温度センサ (スロットル・バルブの後) (B17/9)

• プレッシャ・センサ (スロットル・バルブの後) (B28/7)、エンジン負荷

• クランクシャフト・スピード・センサ、エンジン回転数

• XENTRY Diagnostics による修正プログラム入力

エンジンには特性曲線に従って ME コントロール・ユニットにより燃料が追加噴射されます。ME コントロール・ユニットはフューエル・インジェクタ (シリンダ 1 ~ 4) のインジェクション・タイムを延長します。

イグニッション・コイル (シリンダ 1 ~ 4) (T1/1 ~ T1/4) のイグニッション・アングルは暖機運転時に独自の特性マップによって決定されます。

インテーク・カムシャフト・アクチュエータ (Y49/1) およびエグゾースト・カムシャフト・アクチュエータ (Y49/2) は、バルブ・オーバラップにより EGR レシオを決定します。その際、高温の排気ガスが燃焼室を加熱するため、燃料の蒸気が上昇し、燃料のエンリッチメントは減少します。

アイドル回転数の近接領域では、インジェクション・タイムは主としてスタート時の水温に応じて変化します。

部分負荷のときは、エンジン負荷が決め手になります。

ラムダ・コントロールは作動するとすぐに、インジェクション・タイムをモニタします。

スタート、アフタ・スタートおよびウォームアップ・エンリッチメントの電気システムの機能説明図

PE07.10-P-2707-97TAI

直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧

GF07.70-P-9998MRE

参照文書