インジェクション・コントロールの機能前提条件概要
• ターミナル 87M (エンジン・マネージメント・オン)
• エンジン作動
インジェクション・コントロールの概要
エンジンは、ME コントロール・ユニット (N3/10) によって、必要なフューエル・ボリュームを割り当てられます。
ME コントロール・ユニットは、インジェクション・タイムおよびプレッシャを、特性マップに従い、以下シグナルに基いて算出します :
• フューエル・プレッシャ / 温度センサ (B4/25)
• インテーク・カムシャフト・スピード・センサ (B6/15)、インテーク・カムシャフト・ポジション
• エグゾースト・カムシャフト・スピード・センサ (B6/16)、エグゾースト・カムシャフト・ポジション
• 水温センサ (B11/4)
• ブースト・エア温度センサ (スロットル・バルブの前) (B17/7)
• ブースト・エア温度センサ (スロットル・バルブの後) (B17/9)
• プレッシャ・センサ (スロットル・バルブの後) (B28/7)、エンジン負荷
• アクセル・ペダル・センサ (B37)、運転者エンジン負荷要求
• アクセル・ペダル・センサ、アクセル・ペダル操作 (高速または低速) (加速時)
• クランクシャフト・スピード・センサ (B70) (回転方向検知機能付き)、エンジン回転数
• O2 センサ・エレメント (触媒の前) (G3/2b1)
• ME コントロール・ユニット内の大気圧センサ、高度補正のための大気圧
• XENTRY Diagnostics による修正プログラム入力 (加速時)
さらに、トルク調整機能の必要条件が考慮されます。
インジェクション・コントロールの機能順序
ME コントロール・ユニットは、以下の作動条件下でインジェクション・タイムを制御します :
• 部分負荷モードの機能順序
• 全負荷モードの機能順序
• 加速の機能順序
部分負荷モードの機能順序
部分負荷モードでは、エンジン作動温度時に ME コントロール・ユニットがフューエル・インジェクタ (シリンダ 1~ 4) (Y761~ 4) の制御時間をラムダ・コントロール、フューエル・プレッシャおよび要求されたエンジン・トルクに応じて算出します。
全負荷モードの機能順序
全負荷モードでは、スロットル・バルブ全開時に ME コントロール・ユニットは、エンジン・トルクの最大値を得るためにフューエル・インジェクタの作動制御時間を延長し、インジェクション・プレッシャを高めます。
アクセル・ペダル・センサでは部分負荷として約 10 ~ 90 % の回転範囲、全負荷として約 90 % 以上の回転範囲が定められています。
加速の機能順序
アクセル・ペダル・ポジションがすばやく変化する場合は、スロットル・バルブの開閉も早く行われます。その際、混合気は一時的にリーンになるか、リッチになります。
これを阻止するために、ME コントロール・ユニットは特性マップにしたがい、フューエル・インジェクタの制御時間を延長または短縮して、混合気を適合させます。
これによってジャーク現象を回避できます。
参照文書
- gf0770p9998mt 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧
- gf0770p9998mta 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧
- gf0770p9998mtc 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧