gf8295p3212gnu

エマージェンシ·コール·システム·コントロール·ユニットの構成部品の説明

種別 gf · トピック 82.95 · バージョン 0101 · 2016-04-25

適用: モデル 166 モデル・イヤー 2016 以降 モデル・イヤー 2017 以前 コード 348 装備 (エマージェンシ·コール·システム / アシスタント·システム) モデル 292 モデル・イヤー 2017 以前 コード 348 装備 (エマージェンシ·コール·システム / アシスタント·システム)'

位置付け

機能グループ 3 ボディ › 82 電気システム、ボディ › 82.95 エマジェンシ・コール・システム — シリーズ 166 · シリーズ 292

GF82.95-P-3212GNU

エマージェンシ·コール·システム·コントロール·ユニットの構成部品の説明

06.04.2016

モデル

166

モデル・イヤー 2016 以降 モデル・イヤー 2017 以前

コード 348 装備 (エマージェンシ·コール·システム / アシスタント·システム)

モデル

292

モデル・イヤー 2017 以前

コード 348 装備 (エマージェンシ·コール·システム / アシスタント·システム)

エマージェンシ·コール·システム·コントロール·ユニットの構成部品の説明

図はモデル 292

N123/4

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニット

P82.95-3115-06

配置

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは左リヤ・シート下部に取り付けられています。

役割

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットには以下の役割があります:

• 車両側サービスの実施

• 内蔵プライオリティ管理によるプライオリティ・コントロール

• 車両とサービス・センタの間のコミュニケーション管理

• 表示管理

• オーディオ管理

• エラー処理

• シグナルの受信

• シグナルの送信

車両側サービスの実施

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットにより、以下の車両側サービスが実行されます:

• 使用許可確認 (「プロビジョニング」)

• マニュアルまたはオートマチック・エマージェンシ・コール

• MB インフォ・コール

• トラブル・サービス

• 盗難警告時のメッセージ (「盗難防止通知」)

• 車両検知 (「盗難追跡」)

• 車両リモート・ロック解除

• 車両リモート・ロック

• 遠隔診断 (「リモート・ダイアグノシス」)

• 車両ポジションの伝送 (「車両ロケータ」)

• 特定の速度を超えたときのメッセージ (「速度警告」)

• 特定のエリアに入ったとき、またはエリアを出たときのメッセージ (「ジオ・フェンシング」)

• 車両へのインフォメーション (ナビゲーション用データなど) の伝送 (「リモート・インフォメーション・フィード」)

• 車両へのアップデートの伝送 (「リモート・アップデート」)

• 光と音による車両検知 (「フラッシュ・ライトおよびサウンド・ホーン」)

• インターネット接続

インターネット接続はエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットによってではなく、オーディオ機器によって制御されます。

サービス・センタへの携帯電話接続を介して、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、ユーザーが携帯電話によりサービス・プロバイダに送信する「リモート・スタート」機能 (プリ・クライメート・コントロール用) の作動シグナルも受信します。「リモート・スタート」機能では、車両停止およびロック状態のときに (ウインドウおよびドアが閉じている)、エンジンをスタートさせ、制限時間後に再びオフにすることで、エアコンの「負荷モード」によってプリ・クライメート・コントロールを行います。エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、ダイアグノシス CAN (CAN D) を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) に作動シグナルを転送します。

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは通常の通話には使用されません。

内蔵プライオリティ管理によるプライオリティ・コントロール

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは音声またはデータ接続、およびそれと並行して SMS 接続を管理します。時間をずらしてデータ・パッケージを伝送することにより、複数のサービスがデータ接続を同時に利用することができます。プライオリティ管理は以下の基本原則に基づきます:

• SMS 可能なサービスは、プライオリティの最も高い 4 つのサービスのいずれかが作動すると SMS により実施され、優先されるサービスのその他の接続リソースが承認されます。

• SMS 不可能なサービスまたはインターネット接続は、プライオリティの最も高い 4 つのサービスのいずれかが作動すると終了し、優先されるサービス用の接続リソースが承認されます。

• 遠隔診断は専用のデータ・チャンネルを使用し、その他の各サービスにも実行することができます。

• プライオリティの最も高い 4 つのサービスは、より高い優先順位のサービスが作動していない場合に実施されます。

SMS 可能なサービス:

• 車両検知 (「盗難追跡」)

• 車両リモート・ロック解除

• 車両リモート・ロック

• 特定の速度を超えたときのメッセージ (「速度警告」)

• 特定のエリアに入ったとき、またはエリアを出たときのメッセージ (「ジオ・フェンシング」)

• 光と音による車両検知 (「フラッシュ・ライトおよびサウンド・ホーン」)

以下の表には、プライオリティの最も高い 4 つのサービスが記載されています。

プライオリティ

サービス

1

オートマチック・エマージェンシ・コール

2

マニュアル・エマージェンシ・コール

3

トラブル・サービス

4

MB インフォ

車両とサービス・センタの間のコミュニケーション管理

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、内蔵のコミュニケーション・モジュール、アンテナ接続および携帯電話ネットワークを介して車両とサービス・センタの間のコミュニケーションを制御し、必要な場合に運転者との音声接続を確立します。多くの場合 (トラブル・サービス、MB インフォ・コールなど)、サービス・センタとの接続確立の際には、車両ポジション、識別データ、その他の車両データを含む SMS の送信も行われます (「イニシャル・サマリ」)。

コンビ・アンテナ (A28/11) が機能停止または受信状態が良くない場合、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットに内蔵されているコミュニケーション・モジュールが携帯電話シグナルを自動的にエマージェンシ・コール・システム・アンテナ (A2/52) を介して送受信します。

表示管理

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、以下の構成部品で機能に関する表示を制御します:

• オーディオ /COMAND 用ディスプレイ (A40/8)

• インストルメント・クラスタ (A1)

• エマージェンシ・コール・システム・ボタン (S93/3s2)、トラブル・サービス用ボタン (S93/3s4) および MB インフォ・ボタン (S93/3s5) (ルーフ・オペレーティング・コントロール・ユニット (N70) 内)

オーディオ管理

オーディオ管理には以下の機能が含まれます:

• インストルメント・パネル中央スピーカ (H4/27) を介した音声出力

• オーディオ・ソースのミュート切換え (消音機能)

エラー処理

ターミナル 15R をオンにすると、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットがセルフ・ダイアグノシスを実行します (約 8 ~ 10 秒)。セルフ・ダイアグノシスが正常に終了すると、エマージェンシ・コール・システムがスタンバイします。

故障が発生すると、故障の種類に応じてエラー・メッセージがインストルメント・クラスタに表示され、さらにエマージェンシ・コール・システム・ボタンの赤色 LED が両方とも常時点灯します。故障は、故障の種類ごとにエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットの故障メモリにも保存されます。

シグナルの受信

• 直接ケーブル

• CAN データ・バス

• ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク (WLAN) 用内蔵ワイヤレス・インタフェース (COMAND APS (コード 531) 装備)

• 内蔵 Bluetooth® インタフェース (COMAND APS (コード 531) 非装備)

直接ケーブル

• ターミナル 30 およびターミナル 31 を介した電源供給

• 補助レストレイント・システム・コントロール・ユニット (N2/10) からのクラッシュ・シグナル

• オーディオ機器を介したハンズフリー・マイク群 (A67b1) からのシグナル

• 同軸ケーブルを介したコンビ・アンテナからの携帯電話シグナルおよびインターネット・シグナル

• エマージェンシ・コール・システム・アンテナからの携帯電話シグナルおよびインターネット・シグナル

• コンビ・アンテナからの GPS シグナル (グローバル・ポジショニング・システム)、グローバル・ポジショニング・システム・アンテナ・スプリッタ (A2/5) を介して

CAN データ・バス

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットはダイアグノシス CAN の構成部品であり、この CAN 接続を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットから、例えば以下のシグナルを受信します:

• 補助レストレイント・システム・コントロール・ユニットからのクラッシュ・インフォメーション (予備セーフティ)、クラッシュ・レベルを含む

• SAM コントロール・ユニット (N10) によるエマージェンシ・コール・システム・ボタン、MB インフォ・ボタンまたはトラブル・サービス用ボタンの操作

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (N30/4) からのホイール・スピード・シグナルおよびヨー・レート・シグナル

• 車両データ (「イニシャル・サマリ」用)

• ダイアグノシス・データ (遠隔診断の場合)

ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク (WLAN) 用内蔵ワイヤレス・インタフェース (COMAND APS (コード 531) 装備)

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、COMAND ユニット (A40/3) が W-LAN アンテナ (A2/83) を介して送信するインターネット通信用無線シグナルを受信します。

内蔵 Bluetooth® インタフェース (COMAND APS (コード 531) 非装備)

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、ラジオ (A2) が Bluetooth® アンテナ (A2/91) を介して送信するインターネット通信用の Bluetooth® シグナルを受信します。

シグナルの送信

• 直接ケーブル

• CAN データ・バス

• ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク (WLAN) 用内蔵ワイヤレス・インタフェース (COMAND APS (コード 531) 装備)

• 内蔵 Bluetooth® インタフェース (COMAND APS (コード 531) 非装備)

直接ケーブル

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは直接ケーブルを介して以下のシグナルを送信します:

• インストルメント・パネル・センタ・スピーカを介した音声出力

• サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (N40/3) (サウンド・システム (コード 810) またはアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備) へのオーディオ・ソースのミュート切換え (消音機能)

• オーディオ機器 (サウンド・システム (コード 810) 非装備およびアドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 非装備) へのオーディオ・ソースのミュート切換え (消音機能)

• コンビ・アンテナへの携帯電話シグナルおよびインターネット・シグナル

• エマージェンシ・コール・システム・アンテナへの携帯電話シグナルおよびインターネット・シグナル

CAN データ・バス

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットはダイアグノシス CAN を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに以下のようなシグナルを送信します:

• エマージェンシ・コール・システム・ボタン、MB インフォ・ボタンおよびトラブル・サービス用ボタンの LED 用制御シグナル

• ナビゲーション・データおよびサービス・センタからオーディオ機器に伝送されたその他のデータ (「リモート・インフォメーション・フィード」)

• 「リモート・スタート」の作動シグナル

• オーディオ機器へのステータス・シグナル

• インストルメント・クラスタへのステータス・シグナル

ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク (WLAN) 用内蔵ワイヤレス・インタフェース (COMAND APS (コード 531) 装備)

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、インターネット・シグナルを W-LAN アンテナに送信します。

内蔵 Bluetooth® インタフェース (COMAND APS (コード 531) 非装備)

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、インターネット・シグナルを Bluetooth® アンテナに送信します。

構成

• 内蔵インターネット対応コミュニケーション・モジュール

• 内蔵ワイヤレス・インタフェース

• 内蔵 Bluetooth® インタフェース

• 内蔵位置測定モジュール

• 記載された車両側サービスを行うための現在位置特定 (日付、時刻、履歴および直近の認識された滞在場所) 用の内蔵 GPS 受信機

• 車両別データ用のメモリ

• 車両に伝送されたナビゲーション・データおよびその他のデータ用のバッファ

• プラスチック・ハウジング

機能

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットでは、記載された車両側サービスにとって重要な全データが集中的に処理されます。エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは専用のマイクロプロセッサと連携しています。この場合、以下のサブ領域に分けられます:

• 位置測定モジュール

• コミュニケーション・モジュール

位置測定モジュール

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは、取り付けられている位置測定モジュールにより車両ポジションを算出し、必要に応じてサービス・センタへのメッセージまたは SMS 形式のデータ・シグナル (「イニシャル・サマリ」) を発生させます。

コミュニケーション・モジュール

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットに内蔵されているコミュニケーション・モジュールはモバイル通信送受信機であり、モバイル通信周波数によってサービス・センタとの音声コミュニケーションおよびデータ・コミュニケーションを可能にします。コミュニケーションはデジタル CDMA 網 (符号分割多重接続) を介して行われます。コミュニケーション・モジュールの他の機能は以下のとおりです:

• 4 日間送受信可能:SMS が受信されるとエマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットもオンになります (ウエイクアップ);4 日後、エマージェンシ・コール・システムは「スリープ・モード」に移行します。

• ターミナル 15 がオンになると、セルフ・ダイアグノシスを実行します。

コンビ・アンテナの受信状態が悪い場合、または機能停止時は (横転による故障など)、エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットは携帯電話シグナルの送信および伝送のために自動的にエマージェンシ・コール・システム・アンテナを使用します。

エマージェンシ・コール・システム・コントロール・ユニットの電気配線図

PE82.95-P-2101-97NBA