GF09.40-P-3000MOR | ブースト·プレッシャ·コントロールの機能 | 13.11.08 |
エンジン 275.9 モデル 230.4 モデル·イヤー 2009 年
/ 変更年 2008 年フェイス·リフト以降
ブースト·プレッシャ·コントロール機能前提条件の概要
• ターミナル 87M 「オン」(エンジン·コントロール「オン」)
• エンジン「作動」
ブースト·プレッシャ·コントロールの概要
過給器により、シリンダ充填効率が改善されます。 それによって、エンジン·トルクと出力が上昇します。
シリンダ·バンクごとに、クーラントで冷却されたターボチャージャが取り付けられています (ツイン·ターボ)。 エグゾースト·マニホールドに直接配置されているため、反応が改善され、低回転域のときから高いブースト·プレッシャを獲得することができます。
過給の際、排気ガスの流体エネルギはターボチャージャの駆動のために利用されます。
ターボチャージャは、コンプレッサ·エア·インレットのエア·クリーナを介して外気を吸入し、コンプレッサ·エア·アウトレットを介してインタークーラ前方のブースト·エア·パイプに導きます。
コンプレッサ·ホイールの回転数が上がり、空気の流量が増加して、ブースト·エア·パイプ内の吸気が圧縮されます。
圧縮され、その結果加熱されたブースト·エアが、ブースト·エア·パイプを介してインタークーラに流れ込みます。 インタークーラがブースト·エアを冷却し、さらに Y 接続パイプおよびスロットル·バルブ·アクチュエータ (M16/6) を介してインテーク·マニホールドに送ります。
ターボチャージャは最低約 1,500 rpm からブースト·プレッシャを作り出します。 約 2,000 rpm でブースト·プレッシャは最大になります。
最大ブースト·プレッシャは、エンジン 275.954 の場合約 0.9 bar 、
エンジン 275.981 (AMG) の場合約 1.5 bar、エンジン 275.983 スペシャル·モデル「AMG ブラック·シリーズ」(コード P99) の場合は約 2.4 bar です。
P09.40-2063-06
過給器の空気経路の一覧
5/1 インタークーラ (左シリンダ·バンク)
5/2 インタークーラ (右シリンダ·バンク)
12 インテーク·マニホールド
110/1 ターボチャージャ·インテーク·ライン
110/6 ブースト·エア·パイプ
110/7 ホース·クリップ付きホース
110/8 Y 接続パイプ
110a 左ターボチャージャ
110b 右ターボチャージャ
121/1 エア·クリーナ (左シリンダ·バンク)
121/2 エア·クリーナ (右シリンダ·バンク)
M16/6 スロットル·バルブ·アクチュエータ
B 排気ガス
D 吸気 (エア·クリーナの後)
E ブースト·エア
ブースト·プレッシャ·コントロールのために、ME コントロール·ユニット (N3/10) が以下のセンサおよびシグナルを読み込みます:
– クーラント温度センサ (B11/4)
– ブースト·エア温度センサ (B17/8)
– プレッシャ·センサ (エア·クリーナの後、左および右シリンダ·バンク) (B28/4、B28/5)、インテーク·エア·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ·アクチュエータの前) (B28/6)、ブースト·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ·アクチュエータの後) (B28/7)、エンジン負荷
– アクセル·ペダル·センサ (B37)、運転者による負荷要求
– オイル·センサ (オイル·レベル / 温度 / 質) (B40)、エンジン·オイル温度
– クランクシャフト·ポジション·センサ (L5) から、エンジン回転数
– EGS コントロール·ユニット (N15/3)、エンジン·ルーム CAN バス (CAN C) 経由でシフト·ポジション
– ME コントロール·ユニット内の大気圧プレッシャ·センサ、高度補正 (高所で最大ブースト·プレッシャが制限される)
– 排気ガスの温度 (モデル計算 / 特性マップより)
– 燃料品質 (RON 98 (リサーチ法オクタン価) でのみ最大ブースト·プレッシャ)
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さらに、ブースト·プレッシャ·コントロールはエンジン·コントロールの安全機能 (ノック·コントロールおよびオーバーヒート / ノッキング保護等) によって異なります。
ブースト·プレッシャ·コントロールの機能順序
ブースト·プレッシャ·コントロールは、ME コントロール·ユニットによって制御されるブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ (Y31/5) を介してエレクトロ·ニューマチックで行われます。
ME コントロール·ユニットは、特性マップおよび負荷に応じてブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサを、5 ∼ 95 % のオン / オフ·レシオで PWM シグナルを介して制御します。
オン / オフ·レシオに応じて、右シリンダ·バンク·インタークーラからのブースト·プレッシャがプレッシャ·ボックスに完全に、あるいは部分的に作用します。 この圧力がロッドを介して、バイパスを塞ぐブースト·プレッシャ·コントロール·フラップを開きます。
ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップは、このようにして排気ガス流がタービン·ホイールを迂回すること (バイパス) を可能にし、それによりブースト·プレッシャが制御されて、タービン回転数が制限されます。
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最新のブースト·プレッシャをモニタするために、プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ·アクチュエータの前) が該当する電圧シグナルを ME コントロール·ユニットに伝送します。
ターボチャージャ前方のインテーク·ラインに配置されているプレッシャ·センサ (エア·クリーナの後、左および右シリンダ·バンク) が、ME コントロール·ユニットのために過給をモニタします (エア·クリーナを介したプレッシャ低下)。
ブースト·エア温度は、インテーク·マニホールド内のブースト·エア温度センサによって検知され、電圧シグナルの形で ME コントロール·ユニットに伝達されます。 ブースト·エア温度が 70 °C 未満の場合にのみ、最大ブースト·プレッシャの使用が可能です。
エンジン負荷の検知 (スロットル·バルブ·アングルに応じる) は、プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ·アクチュエータの後) からの電圧シグナルによって行われます。
ダイアグノシス
ブースト·プレッシャ·コントロール機能評価を行えるのは、DAS から「ブースト·プレッシャ·コントロール適応」というメッセージが出された場合のみです。 ME コントロール·ユニットあるいはターボチャージャの交換後は、ME コントロール·ユニットがこのアダプションを行うことができるように、一定の運転条件でやや長い距離を走行する必要があります。
ダイアグノシス
プレッシャ·ボックス、ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサおよび右シリンダ·バンクのインタークーラの間のホース·ラインに漏れがあると、ME コントロール·ユニットに「ブースト·プレッシャが高すぎる」というエラーがメモリされます。
基本ブースト·プレッシャ以下のすばやい負荷要求は、スロットル·バルブ·アクチュエータにより制御されます。
P07.61-2741-11
図はオン / オフ·レシオ (ti) 5 % 未満のときのブースト·プレッシャ·コントロール
5/2 インタークーラ (右シリンダ·バンク)
110/3 バキューム·セル
110/3a ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ
110c タービン·ホイール
110d タービン
Y31/5 ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスジューサ
a 大気圧 (外気)
B 排気ガス
D 吸気 (エア·クリーナの後)
E ブースト·エア
t 時間
ti オン·オフ·レシオ
制御されない状態では、すべてのブースト·プレッシャがクラッシャ·ゲージに作用します。 プレッシャ·ボックスは、ブースト·プレッシャが約 300 mbar 以上になるとすでにブースト·プレッシャ·コントロール·フラップを開きます (機械的基本ブースト·プレッシャ)。 ブースト·プレッシャはそれ以上上昇しなくなり、その結果、出力不足になります。
P07.61-2742-11
図はオン / オフ·レシオ (ti) 5 % 以上のときのブースト·プレッシャ·コントロール
5/2 インタークーラ (右シリンダ·バンク)
110/3 バキューム·セル
110/3a ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ
110c タービン·ホイール
110d タービン
Y31/5 ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスジューサ
a 大気圧 (外気)
B 排気ガス
D 吸気 (エア·クリーナの後)
E ブースト·エア
t 時間
ti オン·オフ·レシオ
プレッシャ·ボックスに大気が供給されるため、プレッシャ·ボックス内でブースト·プレッシャははたらきません。 圧力がない状態では、プレッシャ·ボックス内のスプリングによりブースト·プレッシャ·コントロール·フラップは閉じたままになります。 この場合、全ての排気ガスがタービン·ホイールを駆動させ、最大ブースト·プレッシャに到達します。
| ブースト·プレッシャ·コントロール電気システムの機能説明図 | ||
ME コントロール·ユニットの構成部品の説明 | N3/10 | ||
クーラント温度センサの構成部品の説明 | B11/4 | ||
ブースト·エア温度センサの構成部品の説明 | B17/8 | ||
プレッシャ·センサ (エア·クリーナの後) の構成部品の説明 | B28/4、B28/5 | ||
プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前) の構成部品の説明 | B28/6 | ||
プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ後方) の構成部品の説明 | B28/7 | ||
アクセル·ペダル·センサの構成部品の説明 | B37 | ||
オイル·センサの構成部品の説明 | B40 | ||
クランクシャフト·ポジション·センサの構成部品の説明 | L5 | ||
ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ構成部品の説明 | Y31/5 | ||
インタークーラの構成部品の説明 | 5/1、5/2 | ||
ターボチャージャの構成部品の説明 | 110a、110b |
参照文書
- gf0704p6010mor クランクシャフト·ポジション·センサの構成部品の説明
- gf0704p6040mor クーラント温度センサの構成部品の説明
- gf0704p6050mor ブースト·エア温度センサの構成部品の説明
- gf0704p6061mor プレッシャ·センサ (エア·クリーナの後) の構成部品の説明
- gf0704p6081mor プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前) の構成部品の説明
- gf0704p6082mor プレッシャ·センサ (スロットル·バルブ後方) の構成部品の説明
- gf0761p6000mor ME コントロール·ユニットの構成部品の説明
- gf0940p4010mor ターボチャージャの構成部品の説明
- gf0940p4015mor ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ構成部品の説明
- gf0941p5000mor インタークーラの構成部品の説明
- gf1840p2000mor オイル·センサの構成部品の説明
- gf3020p2010ri アクセル·ペダル·センサの構成部品の説明
- pe0940p205097kc ブースト·プレッシャ·コントロール電気システムの機能説明図