gf0710s1012tra

温度管理機能

種別 gf · トピック 07.10 · バージョン 0102 · 2020-08-14

適用: エンジン 622 モデル 447 コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)

位置付け

機能グループ 1 エンジン › 07 混合気生成 › 07.10 エレクトロニック・エンジン・タイミング/エンジン・コントロール — シリーズ 447 · シリーズ 622

GF07.10-S-1012TRA

温度管理機能

14.08.2020

エンジン

622 モデル 447

コード XM0 非装備 (フェイス・リフト)

温度管理の機能前提条件概要

• エンジン作動

• ターミナル 87M 「オン」 (エンジン・マネージメント「オン」)

温度管理の概要

CDI コントロール・ユニット (N3/36) により制御される温度管理によって、水温、排気ガス温度およびエンジンのフューエル・プレッシャが制御されます。それにより、以下の長所が生じます :

• 速やかに適切な作動温度に到達

• 排気ガス・エミッションの削減

• 燃料節約

• 暖房快適性の改善

温度管理の制御は、以下のシグナルにしたがいます :

• ホット・フィルム・エア・マス・センサ (B2/16)、エンジン負荷

• 吸気温度センサ (B2/16b1)

• 高圧フューエル・プレッシャ・センサ (B4/11)

• ブースト・エア・プレッシャ温度センサ (B5/14)、エンジン負荷

• 水温センサ (B11/15)

• ターボチャージャ前の排気ガス温度センサ (B17/7)

• パティキュレート・フィルタの前の温度センサ (B19/27)

• (パティキュレート・フィルタ差圧センサ (B28/26)

• アクセル・ペダル・モジュール (B37/4)、アクセル・ペダルを踏む

• クランクシャフト・スピード・センサ (B70/4)、エンジン回転数

• フューエル温度センサ (B50/9)

• エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) (オートマチック・クライメート・コントロール「サーモトロニック」 (コード HH4)またはセミ・オート式制御エアコン「テンプマチック」(コード HH9) 装備)、外気温度およびエアコン・ステータスを車内 CAN 経由で、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (EZS) (N73) およびシャーシ CAN 経由で CDI コントロール・ユニットに

• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (ESP) (N30/4)、ホイール・スピード (車両スピード) をシャーシ CAN 経由で CDI コントロール・ユニットに

温度管理の機能順序

温度管理を以下の項目に分けて説明します :

• アフタ・スタート段階の機能順序

• クーラント・サーモスタットの機能順序

• ファン・コントロールの機能順序

• 過熱保護の機能順序

アフタ・スタート段階の機能順序

アフタ・スタート段階では、ラジエタ・バイパス・バルブ (Y27/21) によりクーラントの循環を防ぎます。これによりクーラントは望みの作動温度まで急速に加熱されます。水温が約 80 °Cになると、ラジエタ・バイパス・バルブが CDI コントロール・ユニットによって制御され、これによりクーラント排出コネクタ内のシャットオフ・バルブが開いて、クーラントはクーラント・サーモスタットへ流れるようになります。この時点以降、クーラントの循環も可能となります。

クーラント・サーモスタットの機能順序

水温が約 85 °Cになると、膨張材サーモスタットが開き、これにより大きなクーラント回路が自由に流れるようになります。この時点以降、クーラントによって熱エネルギーがラジエタから周囲の空気へと放出されます。

ファン・コントロールの機能順序

CDI コントロール・ユニットはファン・モータ (M91) を制御します。その際、ファンの基準回転数は、ドライブ・トレイン LIN (LIN C3) を介して CDI コントロール・ユニットにより設定されます。

CDI コントロール・ユニットからのシグナル・ケーブルに不具合がある場合 (周波数不足)、ファン・モータは自動的に最高回転数に切り換わります (ファンのエマージェンシ・オペレーション)。

エアコン・コントロール・ユニット (KLA-V&KLA-H) (S98) (オートマチック・クライメート・コントロール「サーモトロニック」(コード HH4) 装備、またはセミ・オート式制御機能付きエアコン「テンプマチック」 (コード HH9) 装備)、外気温度およびエアコン のステータスが、車内 CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (EZS) およびシャーシ CAN 経由で CDI コントロール・ユニットへ

ファン・アフタ・ランニング

水温や CDI コントロール・ユニットの温度、またはエンジン負荷、水温、車両スピードおよび外気温度によって算出されたヒート・インプット・インテグラル (最後の 6 分間が平均される) が所定の限界値を超えた場合、「イグニッション・オフ」の時に 5 分以内の電気ファンのアフタ・ランニングが行われます。その際、バッテリ電圧が下がりすぎると、ファン・アフタ・ランニングは作動されません。

ファン・アフタ・ランニングは、「イグニッション・オン」では中断しません。ファン・アフタ・ランニング中にエンジンを始動させると、ノーマル・モードのファン・コントロールはファン・アフタ・ランニングが終了するまで作動しないようになります。

過熱保護の機能順序

過熱保護は温度の過負荷のときにエンジン損傷から保護します。水温が 106 °Cを超えると、CDI コントロール・ユニットに保存されている特性曲線にしたがって燃料噴射量が低下します。低下は、水温に応じて行われます。そのために CDI コントロール・ユニットは、水温センサのシグナルを読み取ります。インプット・シグナルを評価した後、CDI コントロール・ユニットはボリューム・コントロール・バルブ (Y94/3) によってレール内のフューエル・プレッシャを制御し、またフューエル・インジェクタ (シリンダ 1 ~ 4) (Y76/29 ~ Y76/32) の制御によってインジェクション・タイムを制御します。

エンジン・オイル温度または水温が高すぎると、インストルメント・クラスタ・コントロール・ユニット (KI) にウォーニング・メッセージが表示されます。そのために、CDI コントロール・ユニットはシャーシ CAN 経由で該当するシグナルをインストルメント・クラスタ・コントロール・ユニット (KI) に伝送します。

温度管理電気システムの機能説明図

PE07.10-S-2712-97TRA

コモン·レール·ディーゼル·インジェクション (CDI) システム構成部品の一覧表

GF07.16-S-9997TRA

参照文書