P82.85-A083-79
図はモデル238(2018年6月1日以降) |
A1 | インストルメント・クラスタ | A40/9 | オーディオ / COMAND 操作部 | S163/2 | ヘッド・ユニット・マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 | ||
A2/18 | FM、AM、ZV、DAB およびキーレス・ゴー・アンテナ・アンプ | A50/6 | 専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)) | S163/2s16 | 音量調整スイッチ | ||
A2/23 | GPS アンテナ | A90/5 | マルチメディア接続ユニット | CAN A | テレマチック CAN | ||
A2/32 | リアウインドウアンテナ(モデル238.3) | A105 | タッチパッド (タッチパッド (コード 448) 装備) | CAN HMI | ユーザ・インターフェース CAN | ||
A2/37 | 道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)) | B25/20 | 運転席ハンズフリー・システム・マイク | CAN LR | ステアリング・ホイール CAN | ||
A2/83 | W-LAN アンテナ | N30/4 | エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット | Flex E | シャーシ FlexRay | ||
A2/94 | DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498)) | N40/2 | ミッドラインサウンドシステムアンプコントロールユニット(モデル238.361/461サウンドシステム(コード810)非装備およびアドバンスドサウンドシステム(コード811)非装備) | MOST | メディア志向型システム伝送 | ||
A2/102 | 左電話アンテナ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N40/3 | サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備) | LIN A3 | UBF-LIN | ||
A2/103 | 右電話アンテナ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N40/7 | アドバンスド・サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (アドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備) | HSVL | 高速ビデオ・リンク | ||
A2/108 | アンテナ・アンプ FM 2、DAB および TV | N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (アナログ時計 (コード 246) 装備) | A | モデル238.3 | ||
A2/109 | 電話アンテナスプリッタ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N72/5 | 右アンダ・オペレーティング・フィールド | B | モデル238.4 | ||
A2/118 | フロント・ウインドウ・アンテナ | N72/5s1 | 音量調節ボタン (オートマチック・トランスミッションの場合) | C | タッチパッド (タッチパッド (コード 448) 装備) | ||
A2/140 | エマージェンシコールシステムアンテナ1(HERMES LTE(コード362)装備) | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | D | タッチパッド (タッチパッド・オンリー (コード 446) 装備) | ||
A2/141 | エマージェンシコールシステムアンテナ2(モデル238.3HERMES LTE(コード362)装備) | N80 | ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット | E | HERMES LTE(コード362)非装備または2019年5月31日以前のHERMES LTE(コード362)装備 | ||
A26/17 | ヘッド・ユニット | N112/9 | HERMES コントロール・ユニット (HERMES LTE (コード 362) 装備) | F | 2019年6月1日以降のHERMES LTE(コード362)装備 | ||
A40/8 | オーディオ / COMAND ディスプレイ | N135 | ステアリング・ホイール・エレクトロニクス |
P82.89-3368-79
図はモデル238(2018年5月31日以前) |
A1 | インストルメント・クラスタ | A40/8 | オーディオ / COMAND ディスプレイ | N80 | ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット | ||
A2/18 | FM、AM、ZV、DAB およびキーレス・ゴー・アンテナ・アンプ | A40/9 | オーディオ / COMAND 操作部 | N112/9 | HERMES コントロール・ユニット (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) | ||
A2/23 | GPS アンテナ | A50/6 | 専用狭域通信コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)) | N135 | ステアリング・ホイール・エレクトロニクス | ||
A2/32 | リアウインドウアンテナ(モデル238.3) | A90/5 | マルチメディア接続ユニット | S163/1 | インストルメント・クラスタ・マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 | ||
A2/37 | 道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニット (日本仕様 (コード 498)) | A105 | タッチパッド (タッチパッド (コード 448) 装備) | S163/1s11 | 音量調節ボタン | ||
A2/83 | W-LAN アンテナ | B25/20 | 運転席ハンズフリー・システム・マイク | S163/2 | ヘッド・ユニット・マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群 | ||
A2/94 | DSRC アンテナ (日本仕様 (コード 498)) | N30/4 | エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット | CAN A | テレマチック CAN | ||
A2/102 | 左電話アンテナ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N40/3 | サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (サウンド・システム (コード 810) 装備) | CAN HMI | ユーザ・インターフェース CAN | ||
A2/103 | 右電話アンテナ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N40/7 | アドバンスド・サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (アドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備) | Flex E | シャーシ FlexRay | ||
A2/108 | アンテナ・アンプ FM 2、DAB および TV | N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (アナログ時計 (コード 246) 装備) | MOST | メディア志向型システム伝送 | ||
A2/109 | 電話アンテナスプリッタ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備) | N72/4 | 左アンダ・オペレーティング・フィールド | LIN A3 | UBF-LIN | ||
A2/118 | フロント・ウインドウ・アンテナ | N72/4s7 | 音量調節ボタン (マニュアル・トランスミッションの場合) | LIN E1 | ステアリング LIN | ||
A2/140 | エマージェンシ・コール・システム・アンテナ 1 (HERMES UMTS (コード 360) 装備または HERMES LTE (コード 362) 装備) | N72/5 | 右アンダ・オペレーティング・フィールド | HSVL | 高速ビデオ・リンク | ||
A2/141 | エマージェンシコールシステムアンテナ2(モデル238.3HERMES LTE(コード362)装備) | N72/5s1 | 音量調節ボタン (オートマチック・トランスミッションの場合) | A | モデル238.3 | ||
A26/17 | ヘッド・ユニット | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | B | モデル238.4 |
ナビゲーション・モードの機能前提条件の概要
• ターミナル 30t のステータスがオン
• 輸送モードが作動していない
• 最低3基のGPS衛星からのシグナル受信(グローバルナビゲーションシステム)
• スマートフォンがAndroid AutoまたはCarPlayを介してマルチメディア接続ユニットまたはフロントセンタコンソールUSBポート (X115/5) と接続されていない
ナビゲーション・モードの概要
ナビゲーション・モジュールは、ヘッド・ユニットに内蔵されています。ナビゲーション・システムには以下の機能が備わっています:
• 位置測定
• 目的地の入力
• ルート算出
• ナビゲーション・マップの表示
• 交差点拡大表示
• ピクトグラム形式による視覚的な走行指示
• 音による走行指示
ナビゲーション・システムを使用して、車両の現在位置および方向と目的地までの距離が継続的に特定されます。目的地の入力あるいは選択の後に、ルート算出が始まります。
ルート算出には、国別仕様に応じてさまざまなオプションを選択できます。例:
• 「最速ルート」
• 「ダイナミック・ルート」
• 「エコ・ルート」
• 「最短ルート」
• 回避オプション (「エリアを回避」、「トンネルを回避」、「フェリーを回避」、「有料高速道路を回避」など)
オプションの遵守が不可能な場合、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、メッセージが表示され、さらに音声で案内されます。設定したオプションは、表示および変更が可能です。ルートが算出されると、ルートが矢印ピクトグラムでオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。車両がルートから外れると、ルートが新たに算出されます。新たに算出された値がナビゲーション・システムにとって妥当性のある値であれば、変更後のルートが表示されます。
ダイナミック・ルート・ガイダンス (「ダイナミック・ルート」、「確認付きダイナミック・ルート」または「エコ・ルート」):ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、算出されたルートにかなり長い渋滞または通行止めがある場合、別のルートが提案されます。
ナビゲーション・システムは、目的地として、あるいは最寄の通過点に選択可能な特別目的地 (レストラン、ガソリン・スタンド、駐車場、ショッピングなど) のリストおよびデジタル・マップも提供します。
目的地は、インターネットから「メルセデス・ベンツ・ゲートウェイ・アプリケーション」を介して車両に送信し、ナビゲーション・システムに取り込むことができます。
モデル 238
コード 531 装備 (COMAND APS)
コード 498 非装備 (日本仕様)
ルートは、インターネットから「メルセデス・ベンツ・ゲートウェイ・アプリケーション」を介して車両に送信し、ナビゲーション・システムに取り込むことができます。目的地入力または特別目的地は、サービス・センタからヘッド・ユニットのナビゲーション・モジュールに供給することができます。
ナビゲーション・モードの機能は、以下の部分機能で構成されています:
• ナビゲーション・システムの起動および操作
• GPS 衛星からの電波による現在位置決定の概要
• GPS 衛星からの電波による現在位置決定の機能順序
• 基本現在位置決定の概要
• 基本現在位置決定の機能順序
• キャリブレーション
• 再キャリブレーション
• ルート算出に関する概要
• ルート・ガイダンスの機能順序
• ダイナミック・ルート・ガイダンスの概要
• ダイナミックルートガイダンスの機能順序(日本仕様(コード498)以外およびライブトラフィックインフォメーション(コード367)非装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)
• FM マルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS) の機能順序 (日本仕様 (コード 498))
• VICS によるダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (日本仕様 (コード 498))
• HERMESコントロールユニットを介したリアルタイム交通データによるダイナミックルートガイダンスの機能順序(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)
• マップ機能
• ナビゲーションの拡張機能
ナビゲーション・システムは、特殊なインタフェースを介してデータを準備し、そのデータは車内のその他のシステムで使用されます。ヘッド・ユニットは、データをユーザ・インタフェース CAN を介して送信します。
ナビゲーション・システムの起動および操作
ナビゲーション・システムは、以下の構成部品によって操作することができます:
• アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (アナログ時計 (コード 246) 装備)
• オーディオ / COMAND 操作部 (タッチパッド・オンリー (コード 446) 非装備)
• タッチパッド (タッチパッド・オンリー (コード 446) 装備またはタッチパッド (コード 448) 装備)
• ヘッド・ユニット・マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ボタン群
• ボイス・コントロール・システム
アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット (アナログ時計 (コード 246) 装備) でのナビゲーション・システムの起動時に、コントロール・シグナルが以下の経路で転送されます:
UBF LIN →
オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備) →
テレマチック CAN →
ヘッド・ユニット
オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)およびタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備またはタッチパッド(コード448)装備)は、コントロールシグナルをテレマチックCANを介してヘッドユニットに転送します。
マルチファンクション・ステアリング・ホイール・ヘッド・ユニット・ボタン群のコントロール・シグナルは、以下の経路で転送されます:
ステアリング・ホイール・エレクトロニクス →
ステアリングホイールCAN(2018年6月1日以降)またはステアリングLIN(2018年5月31日以前)→
ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット →
シャーシ FlexRay
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
ユーザ・インタフェース CAN →
ヘッド・ユニット
ボイス・オペレーティング・システムによる操作の場合、音声入力は運転席ハンズフリー・マイクを介して行われます。話された言葉は電気シグナルに変換され、ヘッド・ユニットに送られます。
ナビゲーション、特に目的地入力のボイス・オペレーティング・システム用に、ナビゲーション・システム内には追加名前リストが準備されています。例えば、データ記憶媒体にある選ばれた都市の地名、すべての地域の道路名、中心地および周辺施設については名前リストがあります。
GPS 衛星からの電波による現在位置決定の概要
GPS は衛星による測位システムで、世界中で使用できます。車両輸送 (列車、フェリーおよび牽引走行など) の後には、GPS 位置測定が欠かせません。(衛星受信を中断した後の) GPS 位置測定の再計算には数分かかることがあります (運転開始時は最長 5 分)。位置測定の精度と実際の算出は、各衛星により同期送信されるシグナルの動作時間の測定を基盤としています。このとき、衛星の時計と受信機の時計が一致していることが重要な前提条件となります。同期を確実に行うために、受信機には自動時刻補正機能が装備されており、この機能も衛星シグナルを利用して行われます。
GPS 衛星からの電波による現在位置決定の機能順序
2019年6月1日以降のHERMES LTE(コード362)装備車では、HERMESコントロールユニットがGPS アンテナからのGPSシグナルを受信し、それをヘッドユニットに転送します。2019年5月31日以前のHERMES LTE(コード362)装備車ならびにHERMES LTE(コード362)非装備車の場合、ヘッドユニットはGPSシグナルをGPSアンテナから受信します。
GPS シグナルから、ヘッド・ユニットが現在の車両ポジションを算出します。GPS によって算出された現在位置の連続データから、車両の進行方向が検出されます。
GPSはギガヘルツ範囲で作動しますが、シグナルは弱いので、以下の条件では受信障害が起こる可能性があります:空電(悪天候、水蒸気、霧など)、シグナル反射による多重受信(建物の壁など)あるいはシグナルの遮断(屋根のある場所、トンネル内、高層ビルまたは高い木々の間など)。
基本現在位置決定の概要
GPS シグナルがなければ、その後基本位置決定によるナビゲーションは行えません。そのため、GPSアンテナなどの故障は、すぐには識別できません。GPS からシグナルを受信すると、GPS 衛星からの電波による現在位置決定と並行して基本位置決定が行われます。
基本現在位置決定のために、ヘッド・ユニットは以下のインフォメーションを必要とします:
• ホイール・スピードおよびホイール回転方向 (前進または後退)
• ジャイロ・センサ (ターニング・アングル速度)
• 3 D G センサ (登り坂検知)
基本現在位置決定の機能順序
基本現在位置決定のために、ヘッド・ユニットは以下の構成部品からシグナルを必要とします:
• エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニット (回転方向を含むホイール・スピード・シグナル)
• ジャイロ・センサ (ヨー・レート・センサ)、ヘッド・ユニットに内蔵
• 3 D G センサ、ヘッド・ユニットに内蔵
エレクトロニック・スタビリティ・プログラム・コントロール・ユニットからのデータを、ヘッド・ユニットは以下の経路で受信します:
シャーシ FlexRay →
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
ユーザ・インタフェース CAN →
ヘッド・ユニット
ジャイロ・センサおよび 3 D G センサのデータは、ヘッド・ユニット内で転送されます。次に、ヘッド・ユニットで現在の車両ポジション (経度および緯度) が算出されます。基本位置決定の算出は、1秒に約1回実行されます。
位置決定、「ターミナル 15 オフ」 (イグニッション・オフ) のときの後退あるいは車両の輸送時に位置測定エラーが起こると、基本位置決定が正しく行われません。ヘッド・ユニットに内蔵されたナビゲーション・コンピュータが GPS データを受信して、自動的に誤差を修正します。
キャリブレーション
タイヤ交換後のキャリブレーションは自動的に行われます。
再キャリブレーション
タイヤはすり減っていくため、タイヤの径を常に再キャリブレーションする必要があります。この再キャリブレーションは、デジタル・マップによる現在位置決定で求められた、ある分岐点から次の分岐点までの走行距離の算出値と実際値の差を用いて自動的に行われます。
ルート算出に関する概要
ルート算出は、設定されたオプションをできる限り遵守して行われます。オプションの遵守が不可能な場合は、該当する区間用に設定されたオプションは無視され、その旨を知らせるメッセージが表示され、音声でも出力されます。設定された判定基準およびオプションは、いつでも表示および変更が可能です。音声によるインフォメーション出力 (「ルートが算出されました」) が行われ、算出が正常に終了すると、ルートがマップ上に表示されます。
ルート・ガイダンスの機能順序
内蔵ナビゲーション・コンピュータはルート算出データを常時現在位置決定のデータと比較し、その先のルート・ガイダンスのための対策を引き出します。ルート・ガイダンスは、表示と音声によるインフォメーションの出力によって行われ、以下の範囲に分けられます:
• マップによるルート・ガイダンス
• 走行車線推奨によるルート・ガイダンス
• 音声出力によるルート・ガイダンス
マップによるルート・ガイダンス
ルート・ガイダンスのピクチャ・シグナルは、ヘッド・ユニットにより生成され、HSVL ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに送信されます。フル・ディスプレイ・デジタル・インストルメント・クラスタ (コード 464) 装備車の場合は、要求に応じて、インストルメント・クラスタにも同じ高解像度で画像を表示します。この場合、ヘッド・ユニットはピクチャ・シグナルを HSVL ケーブルを介してインストルメント・クラスタにも送信します。ヘッド・ユニットは、テレマチック CAN を介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイをオンにします。
走行車線推奨によるルート・ガイダンス
複数車線の出口 (インターチェンジなど) での特定の分岐状況では、フッタに走行車線推奨が表示されます。また、分岐のアドバイスでは、分岐点までの残距離が棒グラフで表示されます。走行車線には矢印が付けられ、どの車線が目的地に達するのか、または最適に到達できるのかを表します。
日中モードの場合、オーディオ / COMAND 用ディスプレイの表示には、以下の色が使用されます:
白:最良または推奨走行車線
ライト・グレー:正しい走行車線ですが、まもなく再度車線変更をする必要があります。
ダーク・グレー:この走行車線では目的地に到達しません。
音声出力によるルート・ガイダンス
音声出力によるルート・ガイダンスは、運転者が交通状況から注意をそらすことなく操作できる支援機能です。音声出力は、選択されたシステム言語で行われます。ナビゲーション・システムのルート・ガイダンスでは、以下の指示が音声出力されます:
• 方位の指示
• 次に右左折進入する通りの名前
その他に、ルート算出開始時、通過点到達時または目的地到達時などの音声メッセージがあります。
ダイナミック・ルート・ガイダンスの際には、交通情報によるルートの影響を基にして補足音声メッセージが出力されます。さらに多くの場合、特別な注意事項が音声出力されます。例:
• 走行に制限が設けられている地域にある目的地
• フェリーを使うルート
ヘッド・ユニットのナビゲーション・コンピュータは、音声出力中、単語セグメントを結び付け、完全な指示あるいはインフォメーションにします。
サウンドシステム(コード810)非装備およびアドバンスドサウンドシステム(コード811)非装備およびモデル238.361/461以外の車両の場合、音声出力はヘッドユニットからスピーカシステムに転送されます。
モデル238.361/461サウンドシステム(コード810)非装備およびアドバンスドサウンドシステム(コード811)非装備の場合、ヘッドユニットは音声出力をMOST経由でミッドラインサウンドシステムアンプコントロールユニットに転送します。ミッドラインサウンドシステムアンプコントロールユニットは、受信したシグナルを増幅してスピーカシステムに転送します。
サウンド・システム (コード 810) 装備車の場合、ヘッド・ユニットは音声出力を MOST を介してサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットに送信します。サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットはシグナルを増幅し、それをスピーカ・システムに転送します。
アドバンスド・サウンド・システム (コード 811) 装備車の場合、ヘッド・ユニットは音声出力を MOST を介してアドバンスド・サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットに送信します。アドバンスド・サウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニットはシグナルを増幅し、それをスピーカ・システムに転送します。
音声出力の音量は、音声出力中に以下の操作エレメントにより調整することができます:
• 左アンダオペレーティングフィールド(マニュアルトランスミッションの場合)または右アンダオペレーティングフィールド(オートマチックトランスミッションの場合)の音量調整ボタン
• マルチファンクションステアリングホイールのヘッドユニット操作ボタン群の音量適応スイッチ(2018年6月1日以降)
• マルチファンクションステアリングホイールのインストルメントクラスタボタン群の音量調節ボタン(2018年5月31日以前)
左アンダオペレーティングフィールドまたは右アンダオペレーティングフィールドからのコントロールシグナルは以下の経路で送信されます:
UBF LIN →
オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備) →
テレマチック CAN →
ヘッド・ユニット
マルチファンクションステアリングホイールのヘッドユニット操作ボタン群のコントロールシグナルは、以下の経路で送信されます(2018年6月1日以降):
ステアリング・ホイール・エレクトロニクス →
ステアリングホイールCAN→
ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット →
シャーシ FlexRay
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
ユーザ・インタフェース CAN →
ヘッド・ユニット
マルチファンクションステアリングホイールのインストルメントクラスタボタン群のコントロールシグナルは以下の経路で送信されます(2018年5月31日以前):
ステアリング・ホイール・エレクトロニクス →
ステアリング LIN →
ステアリング・コラム・チューブ・モジュール・コントロール・ユニット →
シャーシ FlexRay
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット →
ユーザ・インタフェース CAN →
ヘッド・ユニット
ダイナミック・ルート・ガイダンスの概要
ダイナミック・ルート・ガイダンスは、モード「ダイナミック・ルート」、「確認付きダイナミック・ルート」または「エコ・ルート」で行われます (日本仕様 (コード 498) 以外)。ダイナミック・ルート・ガイダンスでは、該当する交通データを受信した場合、最新の交通状況が考慮されます。交通情報データ・メモリは交通情報を解読し、照会に応じてそれらを内部でナビゲーション・コンピュータに転送します。そのルートを変更するかどうかの決定は、ナビゲーション・コンピュータが行います。
確認付きダイナミック・ルートでは、ルート変更した場合の走行距離および走行時間への影響がユーザーに通知されます。ユーザーがルート変更を決定した場合のみ、ルートが変更されます。
ルートが変更された場合は、スピーカ・システムを介して知らされます。
ダイナミックルートガイダンスの機能順序(日本仕様(コード498)以外およびライブトラフィックインフォメーション(コード367)非装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)
ラジオ・データ・システム (RDS) およびトラフィック・メッセージ・チャンネル (TMC) 機能装備車では、FM ラジオまたはデジタル・ラジオ (DAB) にその放送局を設定していれば、交通状況に関するインフォメーションが入ってくるとそれを受信します。
モデル 238
コード 367 装備 (ライブ交通情報)
コード 531 装備 (COMAND APS)
リアルタイム交通データの受信契約をしていない場合あるいは交通データサービスが提供される地理的範囲内に車両がない場合は、RDSおよびTMCを介したダイナミックルートガイダンスが行われます。
モデル238.3の場合、交通情報はFMまたはDABシグナルとして以下の経路で受信されます:
リヤ・ウインドウ・アンテナ →
FM、AM、ZV、DABおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2、DABおよびTVアンテナアンプ →
ヘッド・ユニット
モデル238.4の場合、交通情報はFMまたはDABシグナルとして以下の経路で受信されます:
フロント・ウインドウ・アンテナ →
FM、AM、ZV、DABおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2、DABおよびTVアンテナアンプ →
ヘッド・ユニット
FM マルチプレクサを介した道路交通情報通信システム (VICS) の機能順序 (日本仕様 (コード 498))
運転者は VICS により現在の交通状況についての重要な情報を受け取ります。交通障害および渋滞のある場所がマップに表示されますが、これらはダイナミック・ルート・ガイダンスには取り入れられません。VICS 情報は FM ラジオ・シグナルとして送信されます。
モデル238.3の場合、VICSメッセージは以下の経路で受信されます:
リヤ・ウインドウ・アンテナ →
FM、AM、ZV、DABおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2、DABおよびTVアンテナアンプ →
ヘッド・ユニット
モデル238.4の場合、VICSメッセージは以下の経路で受信されます:
フロント・ウインドウ・アンテナ →
FM、AM、ZV、DABおよびキーレスゴーアンテナアンプまたはFM 2、DABおよびTVアンテナアンプ →
ヘッド・ユニット
ヘッド・ユニット内で、内蔵されている FM マルチプレクサの VICS メッセージを処理し、それに続けて HSVL ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示します。
VICS によるダイナミック・ルート・ガイダンスの機能順序 (日本仕様 (コード 498))
ダイナミック・ルート・ガイダンスを実行するには、専用狭域通信コントロール・ユニット、DSRC アンテナおよび道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットが必要です。専用狭域通信コントロール・ユニットは、DSRC アンテナを介して VICS シグナルを受信範囲 5.8 ギガヘルツで受信し、これをヘッド・ユニットに転送します。道路交通情報通信システム (VICS) コントロール・ユニットは、受信周波数域 2.5 ギガヘルツ内の赤外線シグナルおよび VICS シグナルを受信し、受信したシグナルを専用狭域通信コントロール・ユニットを介してヘッド・ユニットに転送します。交通情報は、ヘッド・ユニットの交通情報データ・メモリにメモリされ、暗号解除され、照会があればナビゲーション・コンピュータに転送されます。そのルートを変更するかどうかの決定は、ナビゲーション・コンピュータが行います。ルートが変更された場合には、必要に応じてその旨が通知されます。
HERMESコントロールユニットを介したリアルタイム交通データによるダイナミックルートガイダンスの追加機能前提条件(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)
• 交通データ・サービスが提供される地域内に車両がある。
交通データ・サービスが提供される地理的範囲の外では、ラジオ交通情報によるダイナミック・ルート・ガイダンスのみ使用可能です。
HERMESコントロールユニットを介したリアルタイム交通データによるダイナミックルートガイダンスの機能順序(ライブトラフィックインフォメーション(コード367)装備およびリアルタイム交通データ受信契約済み)
HERMESコントロールユニットはリアルタイム交通データをエマージェンシコールシステムアンテナ2(モデル238.3HERMES LTE(コード362)装備)、左電話アンテナ、右電話アンテナおよび電話アンテナスプリッタ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備)を介して、またはエマージェンシコールシステムアンテナ1を介してサービスプロバイダから受信します。
HERMESコントロールユニットは、リアルタイム交通データをW-LANアンテナへのワイヤレス接続を介してヘッドユニットに転送します。HERMES コントロール・ユニットは、周期的にポジション・データをヘッド・ユニットから受信します。HERMESコントロールユニットとヘッドユニットのデータ交換は、HERMESコントロールユニット内蔵W-LANインタフェースとW-LANアンテナのワイヤレス接続を介して行われます。
ヘッドユニットはW-LANアンテナを介して周期的にポジションデータを送信し、これをHERMESコントロールユニットが受信し、エマージェンシコールシステムアンテナ2(モデル238.3HERMES LTE(コード362)装備)、左電話アンテナ、右電話アンテナおよび電話アンテナスプリッタ(モデル238.4HERMES LTE(コード362)装備)を介して、またはエマージェンシコールシステムアンテナ1を介してサービスプロバイダに送信します。これにより、HERMES コントロール・ユニットは交通情報を収集する役割を果たすことになり、ひいてはダイナミック・ルート・ガイダンスのための情報を供給していることになります。
マップ機能
マップ表示は基本的にヘッド・ユニットにより制御されます。以下の表示機能がサポートされています:
• ルート・ガイダンス・マップ
• 位置マップ
• ルート・マップ
• スクロール・マップ
• 目的地入力マップ
ナビゲーションの拡張機能
以下の機能では、コンフォート、オーダーメイドおよびツーリスト・インフォメーションに関してナビゲーション・システムを拡張することができます:
• マルチメディア接続ユニットの SD カード (セキュア・デジタル) および SD カード挿入口を介したエレクトロニック・ガイド・ブックの統合、目的地情報収集およびルート・ダウンロードの開始
• あいまい検索 (例えば目的地、住所または特別目的地の一部のみを入力) も可能な特殊な検索エンジン
• 「ルート・フライト」 (予定されたルート上を上空からの視点で視覚的に魅力的に表示)
• 「ドライブ・ショー」 (現在のポジション、ルート、ルート沿いの交通情報、目的地の情報およびそれまでに走行した距離の高低推移を示すピクチャの連続表示)
• 「コンパス」 (現在のポジションの地理座標および現在の標高を含むコンパス画面表示)
• マルチメディア接続ユニットの SD カード挿入口を介したメルセデス・ベンツ「トラベル・ガイド」 (アクセサリ) へのアクセス
ヘッド・ユニットおよび SD カードのデータ交換は、ヘッド・ユニットとマルチメディア接続ユニットの間の USB 接続により行われます。
ナビゲーション・モードの拡張機能は、ヘッド・ユニットの内部で変換され、必要に応じて HSVL ケーブルを介してオーディオ / COMAND 用ディスプレイに表示されます。
参照文書
- gf8285p9999fh テレマチック·システム構成部品の一覧表