P68.50-2712-79
A1 | インストルメント・クラスタ | N72/5 | 右アンダ・オペレーティング・フィールド | |
A26/17 | ヘッド・ユニット | N72/5s9 | リアウインドウローラブラインドボタン(エンジン722、724、725) | |
A40/9 | オーディオ / COMAND 操作部 (タッチパッド・オンリー (コード 446) 非装備) | N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット | |
A105 | タッチパッド (タッチパッド・オンリー (コード 446) 装備) | N127 | ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット | |
B79/3 | マニュアル・トランスミッション・メイン・シフト・シャフト・ポジション・センサ (トランスミッション 716) | Y3/8n4 | 完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニット (トランスミッション 722、724、725) | |
M24 | リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータ | CAN A | テレマチック CAN | |
N3/9 | CDI コントロール・ユニット (ディーゼル・エンジン搭載) | CAN B | 車内 CAN | |
N3/10 | ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジン搭載) | CAN C1 | ドライブ CAN | |
N10/8 | リヤ SAM コントロール・ユニット | CAN HMI | ユーザ・インターフェース CAN | |
N22/1 | クライメート・コントロール・ユニット | Flex E | シャーシ FlexRay | |
N72/4 | 左アンダ・オペレーティング・フィールド | LIN A3 | UBF-LIN | |
N72/4s4 | リアウインドウローラブラインドボタン(トランスミッション716) |
機能前提条件の概要
• ターミナル 15R オン
• 過電圧または電圧不足はなし
• 過熱保護が作動していない。
• 最低温度になっている(外気温度がダイアグノシスで設定された値よりも高い、または車内温度が1 °C以上)。
ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
インストルメント・クラスタは、表示された外気温度をユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは現在の車内温度の値を車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
ローラ・ブラインドの概要
ローラ・ブラインドはリヤ・ウインドウの前に取り付けられており、垂直方向への引出し / 収納が可能です。アンダオペレーティングフィールドのリアウインドウローラブラインドボタンを操作することにより、ローラブラインドの手動による引き出し/収納が可能です。リバース・ギヤのステータスに応じて、ローラ・ブラインドが自動的に引き出されるか、あるいは収納されます。
ローラ・ブラインドのメカニズムを保護し、作動音の発生を抑えるために、この機能には機械的ストッパ前の一定範囲でローラ・ブラインドを緩やかにスタートさせる機能と減速させる機能とが含まれています。この機能は、「ソフト・ストップ」とも呼ばれます。
リアウインドウローラブラインドモータには2個のスピードセンサが装備されています。スピード・センサのシグナルは、リヤ SAM コントロール・ユニットによって直接読み取られ、評価されます。
過熱保護:
リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータが制御されたことは、そのつどリヤ SAM コントロール・ユニットでカウントされます。規定の時間内に所定の限界値を超過するとオーバーヒートを起こすおそれがあるため、リヤ SAM コントロール・ユニットはリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを停止します。再制御は、リヤ SAM コントロール・ユニット内に保存されている冷却時間の経過後に再び可能になります。さらに、リヤ SAM コントロール・ユニットは車内温度を評価します。クライメート・コントロール・コントロール・ユニットは現在の車内温度の値を車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
ローラ・ブラインド機能には以下の部分機能があります:
• 初期化の機能順序
• ローラ・ブラインドの引出しまたは収納の機能順序
• ブロック検知の機能順序
初期化の機能順序
この初期化は、リヤ SAM コントロール・ユニットによって検出されたローラ・ブラインドのポジションに現在のポジションを割り当てるための基準となります。ローラ・ブラインドは、最初に作動させる前あるいは以下のケースで初期化する必要があります:
• リヤ SAM コントロール・ユニットの交換
• ローラブラインドの初期設定解除(例えば、エマージェンシモードあるいは電圧不足により)
ローラ・ブラインド初期化の際に、上部および下部の機械的ストッパに到達すると、それぞれのポジションがリヤ SAM コントロール・ユニットに保存されます。
リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・ボタンを 15 秒以上操作すると、ローラ・ブラインドが初期設定解除されます。この機能はダイアグノシス・テスタで作動解除できます。
初期化をスタートするには、リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・ボタンを押し、制御が終了するまで押したまま保持する必要があります。リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータは機械的ストッパに達するまでゆっくりとした速度で制御され、ブロック検知によって作動停止します。その他のストッパのポジション・カウンタがそれぞれゼロに設定されます。次の機能作動の際には、初期化プロセスが作動します。リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータの次の制御の間に、リヤ SAM コントロール・ユニットは、スピード・センサ・シグナルのカウントによってローラ・ブラインドのアジャストメント・レンジを決定します。目標ポジションの機械的ストッパでは、さらにブロック検知が行われます。最大アジャストメント・レンジがリヤ SAM コントロール・ユニットの該当するポジション・カウンタ内にメモリされます。初期化プロセスが終了しました。
オーディオ / COMAND 操作部 (タッチパッド・オンリー (コード 446) 非装備) またはタッチパッド (タッチパッド・オンリー (コード 446) 装備) は、リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・ボタンのステータスを UBF LIN を介して読み取り、これをテレマチック CAN、ヘッド・ユニット、ユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。リヤ SAM コントロール・ユニットはリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを直接制御します。
ノーマル・モードにおいて調整が 100 回実施されたかブロックが発生した場合、ローラ・ブラインドは自動的に初期化されます。
ローラ・ブラインドの引出しまたは収納の機能順序
ローラ・ブラインドは手動または自動で引出し / 収納することができます。
手動による引出し / 収納:
アンダオペレーティングフィールドのリアウインドウローラブラインドボタンを操作することにより、ローラブラインドの手動による引き出し/収納が可能です。オーディオ/COMAND操作部(タッチパッドオンリー(コード446)非装備)またはタッチパッド(タッチパッドオンリー(コード446)装備)は、リアウインドウローラブラインドボタンのステータスをUBF LINを介して読み取り、このシグナルをテレマチックCAN、ヘッドユニット、ユーザインタフェースCAN、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニットおよび車内CANを介してリアSAMコントロールユニットに送信します。
リヤ SAM コントロール・ユニットはリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを直接制御します。これを受けて、ローラ・ブラインドが引き出されるか収納されます。
自動的な引出し / 収納:
リバース・ギヤのステータスに応じて、ローラ・ブラインドが自動的に引き出されるか、あるいは収納されます。ローラ・ブラインドの収納要求は、リバース・ギヤ (トランスミッション 716) またはギヤ・レンジ「R」 (トランスミッション 722、724、725) にシフトすることによって発生します。
トランスミッション 716 搭載車:
リバース・ギヤへのシフトは、マニュアル・トランスミッション・メイン・シフト・シャフト・ポジション・センサによって検知されます。CDI コントロール・ユニットまたは ME コントロール・ユニットは、マニュアル・トランスミッション・メイン・シフト・シャフト・ポジション・センサのシグナルを直接読み取り、この「リバース・ギヤへシフト」シグナルをドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびシャーシ FlexRay 経由でエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。
トランスミッション 722、724、725 搭載車:
ギヤ・レンジ「R」へのシフトは、完全一体型トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットによって行われます。引き続き、フル・インテグレート・トランスミッション・コントロール・コントロール・ユニットはギヤ・レンジのステータスを、ドライブ CAN、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニットおよびシャーシ FlexRay を介してエレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットに送信します。
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットは、受信インフォメーションを基にしてトランスミッション・バリエーションとは無関係のステータス「リバース・ギヤにシフト」を発生させ、これを車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。リヤ SAM コントロール・ユニットは、これを受けてリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを収納方向に制御します。ローラ・ブラインドが収納されます。
事前に自動的に収納されていれば、後進走行の終了後にローラ・ブラインドは自動的に引き出されます。
以下の条件のいずれかが満たされている場合は、後進走行の終了が検知されます:
• リバース・ギヤが特定の時間「シフトされていない」として検知される。
• 車両が特定の最低速度で前進走行する。
• エンジン停止。
インストルメント・クラスタは車両スピードに関するインフォメーションをユーザ・インタフェース CAN、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
ターミナル 15 のターミナル・ステータスは、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットが車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
リヤ SAM コントロール・ユニットは、これを受けてリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを引出し方向に制御します。ローラ・ブラインドが引き出されます。
ローラ・ブラインドは、テスト目的で収納 / 引出し中に各ポジションに停止できます。そのために、リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータを手動またはダイアグノシス・テスタで中断することができます。ローラブラインドを手動で停止させる場合は、リアウインドウローラブラインドボタンを0.5秒以内に3回押す必要があります。リヤ SAM コントロール・ユニットは、これを受けてリヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータの制御を中断します。ローラ・ブラインドはその時のポジションで停止したままになります。
ブロック検知の機能順序
ローラ・ブラインドの引出しまたは収納中に、事前にプログラミングされた時間にわたってスピード・センサのシグナルが発生しない場合、ブロックが検知されます。
リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータのスピード・センサ・シグナルはリヤ SAM コントロール・ユニットによって直接読み取られます。
ブロックが検知された場合は、リヤ・ウインドウ・ローラ・ブラインド・モータの制御が停止し、その後逆方向に制御されます。