オイル冷却体系図 |
10 | オートマチックトランスミッションのトランスミッションオイルクーラ |
12 | トランスファケースのトランスミッションオイルクーラ |
13 | ホイールハウスクーラ |
14 | 低温ラジエター |
16 | トランスミッションオイルクーラからのアウトプットクーラントライン(加熱) |
17 | トランスミッションオイルクーラへのインプットクーラントライン(冷却) |
110/1 | 左インタークーラ |
110/2 | 右インタークーラ |
M43/8 | 低温回路循環ポンプ3 |
Y73/1 | 低温回路スイッチオーババルブ |
A | クーラントリターン(加熱されたクーラント) |
B | クーラントフィード(冷却されたクーラント) |
P20.10-2501-76
オイル冷却機能前提条件の概要
• ターミナル87「オン」
• 内燃エンジン作動中
• トランスミッションオイル温度しきい値の超過
オイル冷却の概要
オートマチックトランスミッションの作動温度を、それぞれの作動状態に適合する温度範囲に一定に保つために、オイル冷却が必要に応じて制御されます。
オイル冷却によりトランスミッションオイルの温度を下げ、必要に応じてオートマチックトランスミッションの過熱による損傷を防ぐことができます。
トランスミッションオイルクーラ
トランスミッションオイルクーラ熱交換器は、プレート型オイルクーラ仕様となっています。この熱交換器は原理的にコンパクトに保つことが可能で、高い効率でトランスミッションオイルを冷却することができます。
オイル冷却の機能順序
機能順序は以下のように分かれています:
• オイル冷却の機能順序
• トランスミッションオイル回路クローズドループ制御の機能順序
• クーラント供給制御の機能順序
オイル冷却の機能順序
トランスミッションオイルは、オイルポンプ(プライマリポンプ)によって、オートマチックトランスミッションからトランスミッションオイルクーラ熱交換器へと吐出されます。トランスミッションオイルクーラは、トランスミッションオイル とクーラント回路間のインタフェースを形成しています。トランスミッションオイルの予熱は、トランスミッションオイルクーラ(プレート型オイルクーラ)内でクーラントによって吸収されます。
トランスミッションオイルは、トランスミッションオイルクーラからオートマチックトランスミッションに流れて戻ります。
トランスミッションオイル回路クローズドループ制御の機能順序
トランスミッションからトランスミッションオイルクーラ熱交換器へのオイルフィードは、オイルサーモスタットによって制御されます。オイルサーモスタットはトランスミッションオイルクーラにネジ留めされており、その時々のトランスミッションオイル温度(約80 °Cでストローク開始、約90 °C以上で最大ストローク)に応じて、トランスミッションオイルクーラへのフィードを開閉します。閉じた状態(冷間始動段階)では、トランスミッションオイルは、オートマチックトランスミッション内部の小回路ですぐに作動温度になります。
開いた状態では、トランスミッションオイル冷却のため、オイルがトランスミッションオイルクーラ熱交換器(大回路)を通過します。
クーラント供給制御の機能順序
低温回路循環ポンプ3 (M43/8) の制御は、必要に応じて、トランスミッションオイル温度に従って行われます。トランスミッションオイル温度は、トランスミッションオイル温度センサ (Y3/8s2) によって検出され、エレクトリックコントロールユニットコントロールユニット(完全一体型トランスミッションコントロール) (Y3/8n4) から、ドライブCAN (CAN C1) 経由でドライブトレインコントロールユニット (N127) に伝送されます。これにより、インプットシグナルと特性マップに記憶されているしきい値が比較され、評価されたインプットシグナルに応じて、ドライブトレインLIN (LIN C3)を介して、低温回路循環ポンプ 3 および低温回路スイッチオーババルブ を駆動します。
トランスミッションオイルクーラの図 |
20 | トランスミッションオイルクーラ |
B | トランスミッションオイルクーラへのトランスミッションオイルのフィード |
C | トランスミッションオイルクーラからのトランスミッションオイルのリターン |
E | トランスミッションオイルクーラへのクーラントフィード |
F | クーラント回路へのクーラントリターン |
P27.55-2310-82
参照文書
- gf2710p9992ans
- gf2710p9992ans オートマチックトランスミッション (AG) のシステム構成部品の一覧表