gf2710p5000ane

パーキング・ロック・コントロールの機能

種別 gf · トピック 27.10 · バージョン 0100 · 2018-06-19

適用: トランスミッション 725.0 モデル 463'

位置付け

機能グループ 2 シャーシ › 27 オートマチック・トランスミッション › 27.10 トランスミッション全体 — シリーズ 463

エンジン/トランスミッションにも適用: 725 0**

GF27.10-P-5000ANE

パーキング・ロック・コントロールの機能

24.11.2017

トランスミッション

725.0 モデル 463

機能前提条件の概要

• ターミナル15「オン」

• エンジン作動または電気トランスミッションオイルポンプ (M42) 「オン」(エンジン停止状態時のみ)

パーキング・ロック・コントロールの機能

左リアからのオートマチックトランスミッション図(図はギアレンジ「P」にシフトされている場合)

9

パーキングロックギア

9a

パーキングロックキャッチ

9b

ガイドブッシュ

9d

パーキングロックキャッチスプリング

11j

パーキングロックピン

P27.00-2494-82

パーキング・ロック・コントロールの機能

エレクトロハイドロリックパーキングロックコントローラの断面図

11

ピストンハウジング

11a

キャッチスプリング

11b

コネクタ(パーキングロックリフトソレノイド)

11c

ロック部「P」

11d

デテントレバー

11e

ロック部「P以外」

11f

ピストンロッド

11g

デテントレバーロック解除

11h

プレッシャチャンバ「P」

11i

スプリングリテーナ

11j

パーキングロックピン

11k

ロッド

11l

コンプレッションスプリング

11m

ピストンロッドガイド

Y3/8l1

パーキングロックリフトソレノイド

P27.60-3626-76

パーキングロックコントロールの概要

パーキングロックはパーキングブレーキの補助的な安全装置の役割を持ち、車両がひとりでに動き出さないようにします。パーキングロックは、主にパーキングロックメカニズムとエレクトロハイドロリック構成部品から構成されており、トランスミッションハウジングの後部に取り付けられています。オートマチックトランスミッションのパーキングロック構成部品とダイレクトセレクトセレクタレバー (S16/13)(パークバイワイヤ)間の機械的連結は一切ありません。

パーキングロックのシフトおよび解除は、ダイレクトセレクトセレクタレバーの操作によって、またはドライブトレインのスタンバイ状態時に運転席ドア開けるなどのさまざまな要因に応じて、純粋にエレクトロハイドロリック方式で行われます。

パーキングロックコントロールは、以下の点に分かれています:

• パーキングロックシフトポジション「P以外」の制御、保持およびロック

• パーキングロックシフトポジション「P」の制御およびロック

• パーキングロックリフトソレノイド不具合時のパーキングロックシフトポジション「P」の制御

パーキング・ロック・コントロールの機能

エレクトロハイドロリックパーキングロックコントローラ、図はシフトポジション「P以外」がロックされている場合

9a

パーキングロックキャッチ

9d

パーキングロックキャッチスプリング

11a

キャッチスプリング

11c

ロック部「P」

11d

デテントレバー

11e

ロック部「P以外」

11f

ピストンロッド

11j

パーキングロックピン

11k

ロッド

11l

コンプレッションスプリング

11m

ピストンロッドガイド

11p

プレッシャチャンバ「P以外」

Y3/8l1

パーキングロックリフトソレノイド

P27.60-3795-75

パーキングロックシフトポジション「P以外」の制御、保持およびロック

運転者がギアレンジを「P」から「R」、「N」または「D1」に切り換えると、パーキングロックはプレッシャチャンバ「P以外」(11p) 内のプレッシャコントロールにより、コンプレッションスプリング (11l) のスプリング力とは逆に、シフトポジション「P以外」の方へ移動します。これは、パーキングロックリフトソレノイドに通電してデテントレバー (11d) が、キャッチスプリング (11a) の力に抗して上昇し、これにより機械的なロックが開くことによって起こります。十分な高さのワーキングプレッシャがある場合、パーキングロックは純粋にハイドロリックプレッシャによってポジション「P以外」で保持されます。軸方向には、ピストンロッド (11f) とデテントレバー (11d) の間に接続はありません。圧力低下(コンプレッションスプリング (11l) のスプリング力がハイドロリックプレッシャより大きい)、または全体的な圧力低下をすると、まずピストンロッド (11f) が、コンプレッションスプリング (11l) の力によってキャッチに抗して動き、ステータス「P以外」が「機械的なロック」により保持されます。シフトポジション「P以外」の時、パーキングロックコーン (11j) はパーキングロックキャッチ (9a) の前にあり、パーキングロックギア (9) が自由に回転します。パーキングロックキャッチスプリング (9d) は、パーキングロックキャッチ (9a) を、パーキングロックギア (9) から遠ざけたままです。

パーキングロックリフトソレノイド
完全一体型トランスミッションコントロールユニット (Y3/8n4) の出力損失を最低限に抑えるため、パーキングロックリフトソレノイドが周期的に制御されます。マグネットの制御は、完全一体型トランスミッションコントロールのコントロールユニットによって行われます。車両電源電圧の遮断時には、エレクトロニックイグニッションスイッチコントロールユニット (N73) によって制御されます。完全一体型トランスミッションコントロールのコントロールユニットが、パーキングロックリフトソレノイドに通電する時間は、通常、通電が解除される前にピストンロッド (11f) が、新しいポジションに達するように見積られます。

パーキング・ロック・コントロールの機能

エレクトロハイドロリックパーキングロックコントローラ、図はシフトポジション「P」がロックされている場合

9a

パーキングロックキャッチ

9b

ガイドブッシュ

9d

パーキングロックキャッチスプリング

11a

キャッチスプリング

11c

ロック部「P」

11d

デテントレバー

11e

ロック部「P以外」

11f

ピストンロッド

11g

デテントレバーロック解除

11j

パーキングロックピン

11k

ロッド

11l

コンプレッションスプリング

11m

ピストンロッドガイド

11p

プレッシャチャンバ「P以外」

11q

ピストン

Y3/8l1

パーキングロックリフトソレノイド

P27.60-4075-75

パーキングロックシフトポジション「P」の制御およびロック

運転者がダイレクトセレクトセレクタレバーでギアレンジ「P」にシフトすると、プレッシャチャンバ「P以外」(11p) の圧力が下がります。同時に、完全一体型トランスミッションコントロールコントロールユニットが、パーキングロックリフトソレノイドに通電します。パーキングロックリフトソレノイドは、キャッチスプリング (11a) のスプリング力とは逆に、デテントレバー (11d) をロック部「P以外」(11e) から外し、ピストンロッド (11f) が「機械的にロック」されるのを防ぎます。ロッド (11k) に接続されているピストンロッド (11f) は、コンプレッションスプリング (11l) のスプリング力によって、パーキングロックギア (9) の方向に押され、パーキングロックテーパ (11j) は、ガイドブッシュ (9b) とパーキングロックキャッチ (9a) の間に移動します。パーキングロックテーパ (11j) の接触面の上昇により、パーキングロックキャッチ (9a) が上昇し、パーキングロックギア (9) に対して押されます。停車時に、パーキングロックキャッチ (9a) の歯がギアバックラッシュに届かず、パーキングロックギア (9) の歯の上にある場合は、パーキングロックコーン (11j) にロッド (11k) のスプリングからプリテンションがかかり、待機状態となります。パーキングロックギア (9) がさらに回転すると、パーキングロックキャッチ (9a) は次のギアバックラッシュにかみ合います。パーキングロックのポジションが「P」にある場合、完全一体型トランスミッションコントロールのコントロールユニットは、パーキングロックリフトソレノイドの通電を解除します。無通電状態の時、パーキングロックリフトソレノイドは元のポジションに戻り、デテントレバー (11d) に圧力を加えなくなります。デテントレバーは、キャッチスプリング (11a) のスプリング力によってロック部「P」(11c) へ押され、これによりピストンロッド (11f) がロックされます。

パーキングロックリフトソレノイド不具合時のパーキングロックシフトポジション「P」の制御

パーキングロックリフトソレノイドが制御できないまたは故障している場合、デテントレバー (11d) の機械的なロックはデテントレバーロック解除ピン (11g) によってロック解除されます。デテントレバーロック解除ピン (11g) は、プレッシャチャンバ「P」(11h) の圧力によりハイドロリックに操作されます。これによりデテントレバー (11d) は、ピストンロッド (11f) のロック部「P以外」(11e) から持ち上げられ、コンプレッションスプリング (11l) のスプリング力に抗してパーキングロックにシフトされます。

パーキングロックへのエマージェンシシフトおよびエマージェンシロック解除
パーキングロックリフトソレノイドが故障していない場合、電気補助オイルポンプは内燃エンジン停止時にパーキングロックをハイドロリックで開きます(P以外)。シフトはコンプレッションスプリング (11l) によって機械的に行われます。パーキングロックリフトソレノイドが故障している場合、アクチュエータのロック解除はデテントレバーロック解除ピン (11g) によって行われますが、ポジション「P以外」が「P」方向に変わるだけです。リフトソレノイドが故障している場合、ポジション「P」が「P以外」の方へ変わることはできません。つまり 、もうエマージェンシロック解除はできません。

オートマチック·トランスミッションのシステム構成部品の一覧表

GF27.10-P-9992ANE

参照文書