N10/1 | フロント・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット |
N10/2 | リヤ・ヒューズ・リレー・モジュール付き SAM コントロール・ユニット |
N72/1 | アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニット |
N72/1s10 | ボタン (左フロント・シート・ヒータ) |
N72/1s11 | ボタン (右フロント・シート・ヒータ) |
N73 | エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット |
R13/1 | 左フロント・シート面シート・クッション・ヒータ |
R13/2 | 左フロント・シート・バックレスト・シート・クッション・ヒータ |
R13/3 | 右フロント・シート面シート・クッション・ヒータ |
R13/4 | 右フロント・シート・バックレスト・シート・クッション・ヒータ |
CAN B | 車内 CAN |
LIN 1 | インストルメント・パネル LIN |
P91.30-2310-82
機能前提条件の概要
• ターミナル 15R 「オン」
エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットはターミナル 15 のターミナル・ステータスを、車内 CAN を介してフロント SAM コントロール・ユニットおよびリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
シート・ヒータ (SIH) の概要
シート・ヒータを使って、フロント・シートのシート・クッションおよびバックレストが 3 段階のヒータ・ステージで暖房できます。SIH 機能には以下の部分機能が含まれています:
• 手動オン / オフの機能順序
• 自動オフの機能順序
手動オン / オフの機能順序
SIH の操作はアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットのフロント・シート・ヒータ・ボタンにより行います。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットは、それぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンのステータスを直接読み取り、これをインストルメント・パネル LIN、フロント SAM コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介してリヤ SAM コントロール・ユニットに送信します。
リヤ SAM コントロール・ユニットは、要求に応じて以下のシート・クッション・ヒータを制御します:
• 左フロント・シート面シート・クッション・ヒータ
• 左フロント・シート・バックレスト・シート・クッション・ヒータ
• 右フロント・シート面シート・クッション・ヒータ
• 右フロント・シート・バックレスト・シート・クッション・ヒータ
ヒータ出力は選択したヒータ・レベルに左右されます。作動しているヒータ・レベルはそれぞれ、該当するフロント・シート・ヒータ・ボタンの赤色 LED によって表示されます。
• 操作 1 回:ヒータ・レベル 3 (100 % のヒータ出力、3 個の LED が点灯)
• 操作 2 回:ヒータ・レベル 2 (70 % のヒータ出力、2 個の LED が点灯)
• 操作 3 回:ヒータ・レベル 1 (40 % のヒータ出力、1 個の LED が点灯)
• 操作 4 回:SIH がオフになる (LED は点灯しない)
リヤ SAM コントロール・ユニットはシート・ヒータのステータスを、車内 CAN、フロント SAM コントロール・ユニットおよびインストルメント・パネル LIN を介してアッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットに送信します。アッパ・オペレーティング・フィールド・コントロール・ユニットはそれぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED を直接制御します。
ターミナル・ステータスに変更がない間に、SIH をもう一度選択すると、ヒータ・ステージ 3 では、ヒータ出力の 90 % のみが供給されます。
フロント・コンフォート・シート (シート・ヒータおよびシート・ベンチレーション内蔵) (コード 401) 装備車:
シート・ベンチレーション作動時にリヤ SAM コントロール・ユニットが SIH のヒータ・レベル 1 をオフにするのは、シート・ベンチレーションもオフにされたときのみです。
自動オフの機能順序
時間制御はリヤ SAM コントロール・ユニットにより行われます。
ヒータ・レベル 3 が 8 分間作動します。この後、自動的にヒータ・ステージ 2 に切り換わります。
ヒータ・レベル 2 が 10 分間作動します。この後、自動的にヒータ・ステージ 1 に切り換わります。
ヒータ・レベル 1 が 20 分間作動します。この後、シート・ヒータは自動的にオフになります。
3 つのヒータ・ステージの時間設定はダイアグノシス・テスタにより行えます。
その他のスイッチ・オフ基準:
• ターミナル 15R「オフ」後に作動停止:
ターミナル 15R がオフおよびターミナル 15C がオンの場合、時間制御はさらに 5 分間続行されます。ターミナル 15R が再びオンになると、SIH も再びオンになります。
• 電圧降下時あるいは過電圧時のスイッチ・オフ:
電圧降下時あるいは過電圧時にはリヤ SAM コントロール・ユニットが SIH をオフに切り換えます。それぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED はまずオンのままです。バッテリ電圧が 3 分以内に再び安定した状態になると、SIH も自動的に再始動します。ただし 3 分以上オフの状態が続くと、それぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED もオフになります。カットオフされたにもかかわらず SIH が再度要求されると、それぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED は 1.5 秒間点灯し、その後再び消灯します。
• ハードウェア故障時のスイッチ・オフ:
現在要求がないのにシート・クッション・ヒータの制御がフロント・シート・ヒータ・ボタンにより検知されると、リヤ SAM コントロール・ユニットが SIH をオフにします。
• エンジン・スタート時のスイッチ・オフ:
エンジン・スタート時にはリヤ SAM コントロール・ユニットが SIH をオフに切り換えます。それぞれのフロント・シート・ヒータ・ボタンの LED はオンのままです。エンジン・スタート中には電圧不足が検知されず、故障はメモリされません。
• リヤ SAM コントロール・ユニットのプリント基板過熱時のスイッチ・オフ:
プリント基板の温度が 90 °C を超えた場合は、ヒータ・レベル 3 が作動できなくなります。
プリント基板の温度が 100 °C を超えた場合は、ヒータ・ステージ 3 およびヒータ・ステージ 2 が作動できなくなります。
プリント基板の温度が 110 °C を超えた場合、SIH は作動できません。
妥当なプリント基板温度値がない場合には、その代わりに車内温度値が使用されます。
参照文書
- gf9130p9990fl コンフォート·ヒータのシステム構成部品の一覧表