機能前提条件の概要
• シグナル「エンジン作動」または「ドライブ・トレイン・スタンバイ状態」が 3 秒以上発信されている:
モデル 166.063 の場合、ME コントロール・ユニット (N3/10) はシグナル「エンジン作動」または「ドライブ・トレイン・スタンバイ状態」をエンジン CAN バス (CAN C1)、ドライブ・トレイン・コントロール・ユニット (N127)、シャーシ CAN 1 (CAN E1)、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニット (N73) および車内 CAN (CAN B) を介して SAM コントロール・ユニット (N10) に送信します。
その他のすべてのモデルの場合、CDI コントロール・ユニット (N3/9) (ディーゼル・エンジンの場合) または ME コントロール・ユニット (ガソリン・エンジンの場合) はシグナル「エンジン作動」または「ドライブ・トレイン・スタンバイ状態」をシャーシ CAN 1、エレクトロニック・イグニッション・スイッチ・コントロール・ユニットおよび車内 CAN を介して SAM コントロール・ユニットに送信します。
• 外気温度 5 °C 未満:
外気温度は外気温度センサ (B14) によって検知されます。SAM コントロール・ユニットは外気温度センサのシグナルを読み取り、そこから外気温度を算出します。
ワイパ・ブレード・ヒータの概要
左ワイパ・ブレード・ヒータ (R2/12) および右ワイパ・ブレード・ヒータ (R2/13) で構成されるワイパ・ブレード・ヒータは、ワイパ・ブレード内のウォッシャ液ノズルの凍結を防ぎます。
さらに、ワイパ・ブレードの柔軟性を保つとともに、ワイパ・ブレードがフロント・ウインドウに凍りつくのを防ぎます。
ワイパ・ブレード・ヒータの機能順序
外気温度が 5 °C 未満になると、SAM コントロール・ユニットがウインドウ・ウォッシャ分岐ボックス (R2/6) を介して、以下のようにワイパ・ブレード・ヒータをオンにします:
• 温度が +5 °C ~ -2 °C のとき:ワイパ・ブレード・ヒータは 20 秒間制御されます。作動サイクル間の休止時間は 40 秒です。
• 温度が -2 °C ~ -9 °C のとき:ワイパ・ブレード・ヒータは 30 秒間制御されます。作動サイクル間の休止時間は 30 秒です。
• 温度が -9 °C ~ -15 °C のとき:ワイパ・ブレード・ヒータは 40 秒間制御されます。作動サイクル間の休止時間は 20 秒です。
• 温度が -15 °C 以下のとき:ワイパ・ブレード・ヒータは常時制御されます。
温度が変化しても常に、実行中のサイクルはその最後まで実行されます。常時制御の場合、サイクル・タイムは 60 秒です。
ウインドウ・ウォッシャ・ポンプ (M5/1) が制御されると、ワイパ・ブレード・ヒータは中断されます。
ウインドウ・ウォッシャ・ポンプが制御されなくなると、ワイパ・ブレード・ヒータが 5 秒後に再び制御されます。
エネルギ・マネージメントはワイパ・ブレード・ヒータを停止させることがあります。詳細なインフォメーションは、独立したドキュメントに記載されています。
参照文書
- gf8230p9996gn ウインドウ・ワイパ・システムのシステム構成部品の一覧