GF07.15-W-3003MA | 噴射開始コントロール PLD の機能 | 5.12.06 |
エンジン 900.9 モデル 970、972、975、976 ボディ 972.890
エンジン 902.9 モデル 950、952、953、954 ボディ 940.890
エンジン 902.9 モデル 970、972、974、975、976 ボディ 972.890
エンジン 904.9 モデル 375.1 ボディ 375.850
エンジン 904.9 モデル 958.0 ボディ 958.860
エンジン 904.9 モデル 970、972、975、976 ボディ 972.890
エンジン 906.9 モデル 374.5 ボディ 374.860
エンジン 906.9 モデル 375.3 ボディ 375.820
エンジン 906.9 モデル 950、952、953、954 ボディ 940.890
エンジン 906.9 モデル 958.0 ボディ 958.860
エンジン 906.9 モデル 958.2 ボディ 958.870
エンジン 906.9 モデル 970、972、974、975、976 ボディ 972.890
エンジン 924.9 モデル 958.0 ボディ 958.860
エンジン 924.9 モデル 970、972、974 ボディ 972.890
エンジン 926.9 モデル 950、952、953、954 ボディ 940.890
エンジン 926.9 モデル 958.2 ボディ 958.870
W07.15-1355-79
最適なインジェクション開始の検出および制御のための構成部品
A3 ドライブ·コントロール (FR) ユニット
A6 エンジン·コントロール (MR) ユニット
B1 フット·アクセル·センサ
B10 フューエル温度センサ
B15 クランクシャフト·ポジション·センサ
B16 カムシャフト·ポジション·センサ
B65 クーラント温度センサ
B111 ブースト·エア温度/ブースト·エア·プレッシャ·コンビ·センサ
CAN 4 エンジン CAN バス
Y6-Y11 シリンダ 1∼6 のユニット·ポンプ (エンジン 902.9、906.9、926.9)
インジェクション開始に関係する NOxおよび HC エミッションの分散グラフ
x インジェクション開始時のクランク角 (°)
y エミッション (%)
α 最適なインジェクション·タイミング
– アドバンス
+ リタード
最適なインジェクション開始を制御するための影響因子 (α)
A エンジン回転数およびクランクシャフト·ポジション (クランクシャフト·アングル)
B カムシャフト·ポジション
C 実際のインジェクション開始
d フューエル温度
E エンジン温度
F 負荷の状態 (パーシャル·ロード、フルロード)
概要
インジェクション開始は、まず第一にイグニッション·ラグの補正のため、および上死点域つまり圧縮最終温度が一番高いときに、イグニッションを確実に行うためにコントロールされます。
インジェクション開始がコントロールされない場合、イグニッション·ラグ (インジェクション開始からイグニッション開始までの時間) は、高回転域のときに特に燃焼プロセスに悪影響を及ぼします。有害物質と異音の発生が増加し、エンジンの出力が減少します。
インジェクション開始はまず第一にエンジンの回転数に影響され、高回転域におけるイグニッション·ラグの欠点を解消するために、回転数が上昇すると「アドバンス」方向へ調整されます。
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インジェクション·タイミングは純粋に計算で検知されるので、エンジン·コントロール (MR) は、エンジン·スピード (A) 以外にも、燃料温度 (D)、エンジン温度 (E) および負荷状態 (F) など他の影響値も考慮することがあります。これらの影響因子はイグニッション·ラグにも影響を与え、有害物質の排出が増加する場合があります。
正確な計算が行われ、その結果インジェクション開始が適切に行われることによって、エンジン·コントロール (MR) はこの影響を修正し、有害物の排出を低減することができます。この方法でインジェクション開始が早すぎるときに発生する窒素酸化物 (NOx) とインジェクション開始が遅すぎるときに発生する炭化水素 (HC) の排出を著しく低減することができます。
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1 インジェクション開始のコントロール
インジェクション開始は吐出開始によりコントロールされ、常にエンジンのそのときの作動条件に適合されます。
吐出開始は実際のインジェクション開始よりもやや早く行われ、ユニット·ポンプのソレノイド·バルブが完全に閉じられる、燃料の圧縮または吐出が可能な時点です。吐出開始は機械的な限界内で (カムの形状により制限される) エンジン·コントロール (MR) によって完全に自由にコントロールされます。
限界値 (最大吐出開始 BTDC 25° クランクシャフト·アングル∼ ATDC 5° クランクシャフト·アングル) はエンジン·コントロール (MR) ユニット (A6) にメモリされ、それによって算出され 4 気筒エンジンの場合はシリンダ 1∼4 (Y6-Y9) のユニット·ポンプのソレノイド·バルブ、6 気筒エンジンの場合はシリンダ 1∼6 (Y6-Y11) のユニット·ポンプのソレノイド·バルブの所定の制御も行われます。
エンジンの作動条件は常に変化するため、吐出開始は各インジェクション·プロセス後に計算し直されます。
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2 吐出開始の算出
吐出開始の算出のためには、まず第一にクランクシャフト·ポジション·センサ (B15) のシグナルが重要です。このセンサにより、現在のエンジン回転数とクランクシャフトのポジション (A) が検出されます。
エンジン·スタート時またはクランクシャフト·ポジション·センサ (B15) 故障の場合にのみ、カムシャフト·ポジション·センサ (B16) のシグナルも使用されます。シグナルはカムシャフトの現在のポジション (B) によってシリンダ 1 の圧縮サイクルがいつであるかを解明します。
吐出開始の最終算出のために、実際のインジェクション開始 (C)、フューエル温度 (D)、エンジン温度 (E) および負荷レベル (F) が使用されます。
• 実際のインジェクション開始 (C)
実際のインジェクション開始 (C) は開/閉検知により検出され、そのためにユニット·ポンプの製造時の変動および許容誤差が特性曲線コントロールにより修正されます。
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• フューエル温度 (D)
フューエル温度 (D) はフューエル温度センサ (B10) の値から検出されます。
• エンジン温度 (E)
エンジン温度 (E) は水温センサ (B65) およびコンビ·センサ (ブースト·エア温度およびブースト·プレッシャ) (B111) の値から検出されます。
• 負荷レベル (F)
負荷レベル (F) はエンジン回転数とアクセル·ペダル·センサ (B1) のポジションから算出されます。
参照文書
- gf0715w4003ma バルブ·ヒット/クロ一ズ検知の機能
- gf0715w4004ma 第 1 シリンダの圧縮サイクル算出の機能
- gf0715w4005ma エンジン回転数とクランクシャフト·アングル算出の機能
- gf0715w4006ma エンジン温度算出の機能
- gf0715w4008ma フューエル温度算出の機能
- gf4700w3012ma 燃料高圧吐出の機能