表示される残存走行距離は、オイル交換リセット直後は 15,000 km または 10,000 マイルです。
メインテナンス·インターバル中に算出される走行可能予測距離は、開始時走行距離に強く影響されます。
スタート走行距離
開始時走行距離とは、次のサービスまでに走行可能な最低距離をキロメータまたはマイルで表示したものです。 しかしこれはオイル交換時に、規定の基準充填レベルのエンジン·オイルを充填した場合にのみ有効となります。
開始時走行距離は以下に依存しています:
• 設定されているクオリティ·ファクター
(クオリティ·ファクターは、工場出荷時にあらかじめ基本設定されています。これらは使用条件により必要とされる場合には、スター·ダイアグノシスを使用して変更することができます。)
開始走行距離は、走行条件 (走行した距離の評価) およびオイルの補充の有無には影響されません。
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標準値は通常、15,000 キロメータまたは 10,000 マイルです。
ただし、この値は品質要因に応じて
異なります。
開始時走行距離はオイル交換ごとに、オイル交換リセットをすることにより自動的に初期値に戻ります。 開始時走行距離は内部の算出値であり、インストルメント·クラスタ (A1) に表示させることはできません。 スター·ダイアグノシスを使用した場合にのみ、開始時走行距離を表示させることができます。
インストルメント·クラスタ (A1) の右マルチファンクション·ディスプレイ (A1p15) には通常、残存走行距離が表示されます。
残りの走行可能距離
残余走行距離は、オイル交換後すぐに開始走行距離として見なされます。しかし、これはオイル交換時に規定の基準充填レベルのエンジン·オイルを充填した場合に限られます。
走行可能予測距離とは、最新の距離の値から次のサービスまでに残された距離の値となります。 インターバルの最短距離は、オイル交換直後にすぐに表示された残存走行距離と同じとなります。 しかし、最長距離は開始時走行距離の 2 倍です。
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走行可能予測距離は以下に関係しています:
• 開始時走行距離
• 走行条件 (このためには走行した距離の評価が行われます)
• オイル補充の有無
したがって、ASSYST では走行条件も考慮されます。つまり、
次の条件により良好な評価結果が出ます。
• コールド·スタートが少ない
• 高いエンジン回転数が検出されない、
• 短距離走行が少ない
またオイル追加充填を行なうと、ドライバには残存走行距離およびそれにともなうサービス·インターバルの延長をもたらすボーナスが与えられます。
また実際に走行したのか、またはエンジンをアイドルさせただけなのかも考慮されます。 そのために ASSYST は、車両の現在の運転条件のデータを常に入手しています。
• 評価が最も良い場合は、走行 1 km ごとに 0.6 km だけ計算に加えられます。
走行の評価が良くない場合 (たとえば、頻繁な短距離走行や多数のコールド·スタート)、残存走行距離およびそれに伴うメインテナンス·インターバルは、良い評価の場合に比べ短くなります。 (品質要因の前提条件が同じである場合)
• この不利な評価の場合、走行 1 km ごとに 3 km までが計算されます。
右の図に、開始走行距離および残余走行距離をグラフで示しています。
オイル交換のたびに開始時 / 走行可能予測距離が初期値に戻されます。 開始時走行距離 (上の棒グラフ) はここでは、通常の値の 15,000 km としてあります (斜線および濃色の部分)。 クオリティ·ファクターが基本設定どおりになっていない場合には、開始走行距離は 15,000 km とは異なることがあります (たとえば網がけ部分の 14,000 km)。開始時走行距離は、オイル交換時に規定の基準充填レベルのエンジン·オイルを充填しなかったときには、15,000 km を下回る場合もあります。
しかし残存走行距離 (下の棒グラフ) は、オイル交換直後は、いかなる場合でも 15,000 km または 10,000 マイルです。 メインテナンス·インターバルも常に、最低 15,000 km または 10,000 マイルです。
走行距離の良好な評価結果またはオイル補充を実施したことによるボーナスにより、合計残余走行距離が延びるため、メインテナンス·インターバルを開始走行距離の最大 2 倍にすることが可能になり、例示したケースでは 30,000 km または 20,000 マイルまで延長できます (白い部分)。
ただし、開始走行距離が 15,000 km または 10,000 マイル未満の場合には、得られる最長メインテナンス·インターバルが短くなります。
これについてはドキュメント「エンジン·オイル·モニタリングの機能」のダイヤグラムも参照します。
残りの走行可能距離
スタート走行距離
最短メインテナンス·インターバル 15,000 km
30,000 km
得られる最長
メインテナンス
インターバル
ボーナス / ペナルティ
オイル交換
ウォーニング限界 (距離)
スター·ダイアグノシスで、残余走行距離のウォーニング限界値を 250 km ∼ 8000 km の間で設定できます。
このウォーニング限界は 3 つの走行性能で異なった設定をすることができます。 システムは、1 日の走行距離を算出して、正確な年間走行距離を設定します (表を参照)。
残存走行距離が設定されたウォーニング限界を下回ると、残存走行距離が自動的にフェード·インします。
残存走行距離の表示 (次の条件下で、インストルメント·クラスタの右マルチファンクション·ディスプレイ (A1p15) に、設定に応じてキロメータ / マイルで表示されます。)
• ドライバの要求に応じて
• スタータ·スイッチをポジション「2」に入れた後またはエンジンを始動した後に、ウォーニング限界値に達すると自動的に、
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10 秒間、メインテナンス·シンボルおよびメッセージ「メインテナンス マデ アト xxxx KM」が表示されます。
• スタータ·スイッチがポジション「2」に入れた後またはエンジンを始動した後に、残余走行距離がゼロになると自動的に、
10 秒間、メインテナンス·シンボルおよびメッセージ
「メインテナンス ヲ ジッコウ」が表示されます。
• スタータ·スイッチをポジション「2」に入れた後またはエンジンを始動した後に、残余走行距離がゼロになってから 100 キロメータ以上走行すると自動的に、
10 秒間、メインテナンス·シンボルおよびメッセージ
「メインテナンス xxxx KM チョウカ」が表示されます。
走行可能予測距離は 100 km または 100 マイルの単位で表示されます。
ドキュメント「ドライバ·インフォメーション」にはすべての表示が掲載されています。
標準状態では走行可能予測距離が表示されています。 ただし、年間走行距離の少ないユーザーに対しても、メインテナンス期限について注意を促すために、走行時間に関する情報はバックグラウンドで常に更新されます。
残存走行距離と残存走行時間との比較は日常的に行われています。 ドキュメント「残存走行時間の機能」で説明されている前提条件が満たされると、表示が切り換わって残存走行時間が表示されます。
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年間走行距離 (km) | ウォーニング限界の範囲 (km) | 標準設定 (km) |
10,000 未満 | 250、500、1000、2000 | 1000 |
10,000 ∼ 30,000 | 500、1000、2000、4000 | 2000 |
30,000 以上 | 1000、2000、4000、8000 | 4000 |
たとえばセンサの故障などにより ASSYST に測定値が供給されない場合には、コントロール·ユニットに保存されている代替値が使用されます。
各コントロール·ユニット (ME コントロール·ユニット (N3/10)、ESP / PML / BAS コントロール·ユニット (N47-5)、SBC コントロール·ユニット (A7/3n1) またはインストルメント·クラスタ (A1)) の故障メモリには、状況に応じて適切な値がインプットされます。
作動電圧に不具合がある場合、データは保持されます。
参照文書
- gf0020p000301r アクティブ·サービス·システム (ASSYST) の操作注意事項
- gf0020p000302r アクティブ·サービス·システム (ASSYST) のドライバ·インフォメーション
- gf0020p2008r 残存走行時間の機能
- gf0020p2009r エンジン·オイル·モニタリングの機能