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フューエルセル/水素系システム取付用フレーム概略図 |
1 | エンジンマウント取付用フレーム | 3 | エンジンマウント | |
2 | 水素系システム取付用フレーム | 4 | 水素系システム取付用フレーム補強部 |
防音対策
GLC F-CELLモデル253のハイブリッド工法のボディ構造は、大部分は現行のGLCから受け継いでいます。フューエルセルユニットを後部のエレクトロモータドライブと組み合わせて使用したことにより、特別な防音対策が必要となりました。内燃エンジンからのノイズがないため、クーラントポンプやバキュームポンプなどのシステムのノイズがはっきり聞こえてしまいます。また、フューエルセルシステムが原因で発生するノイズもあります。
そこで、静粛性を高い水準に保つために、この新たな状況に合わせて防音対策が改善されました。
ドライブユニットの分離
走行中の駆動ノイズの特性は、電気モータ内の動的な変化の力とトランスミッションギアのかみ合いの振動によって決まります。エレクトリックマシンおよびトランスミッションアッセンブリの固体伝播音を低減するために、ドライブユニットは弾性材によってボディから二重に分離されています。これにより、シャーシジオメトリにおける振動の伝達をより少なくし、結果的に車両内の騒音をさらに減少させます。
また、エレクトリックマシンは、二重のシェルによるノイズインシュレータによってノイズ低減措置が施され、車両に内蔵されています。
ユニットマウント
メインフロアには、フューエルセルユニットのリアキャリアフレームとボディの接続範囲に、追加の補強材が取り付けられました。補強材はキャリアフレーム固定部を包むように取り付けられています。これは、トンネルサイドウォール部のフロントシートクロスメンバマウンティングブラケットとともに、メインフロアの跳ね上がりとそれに伴うノイズの伝播を防止します。
3点接続により、また、ユニットマウントをボディマウンティングポイント付近に配置したことにより、マウントポイントの初期剛性がさらに高まりました。これにより、ユニットマウントの以下の機能が最適化されました。
• フューエルセルユニットの支持
• 共鳴振動の低減
• ボディに伝わる力の低減
水素系システム
水素タンクをトランスミッショントンネル内に統合したことにより、トランスミッションブリッジを構造的に適合する必要が出てきました。構成部品のトポロジを最適化することで、構成部品の重量は低く抑えたまま、フューエルセルユニットのマウントポイントの動的初期剛性およびノイズの空気伝播性に関わる高い要求を満たすことに成功しました。