P82.62-3254-06
A2/72 サイド·ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2
配置
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 はリヤ·ウインドウ·デフォッガの上部に貼り付けられています。
役割
• シグナルの受信
• シグナル源の選択
• シグナルの抽出および増幅
• シグナルの転送
シグナルの受信
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 はリヤ·ウインドウのアンテナ·ストラクチャから以下のシグナルを受信します。
- 振幅変調および周波数変調されたラジオ·シグナル (AM、FM)
- 無線制御式セントラル·ロッキング·システム用シグナル
シグナル源の選択
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 は FM シグナル用の最適なソースを自動的に選択します (アンテナ·ダイバーシティ)。
シグナルの抽出および増幅
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 は占有周波数帯幅を抽出し、アンテナ·シグナルを増幅します。
-----------------------------------------------------------------------------------------
シグナルの転送
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 は以下のシグナルを転送します。
- リヤ·ヒューズ·リレー·モジュール付き SAM コントロール·ユニット (N10/2) の同軸ケーブルを介して、無線制御式セントラル·ロッキング·システム用シグナル
- 同軸ケーブルを介して、各オーディオ·ユニットへのラジオ·シグナル (AM、FM)
オプションに応じて、以下のうちいずれかのオーディオ·ユニットが取り付けられています。
- ラジオ (A2)、MB ラジオ Audio 20 (コード 523) 装備
- ラジオおよびナビゲーション·ユニット (A2/56)、MB ラジオ Audio 50 APS (コード 525) 装備
- COMAND ユニット (A40/3)、シングル DVD ドライブ搭載 COMAND APS (ナビゲーション付き) (コード 527) 装備
-----------------------------------------------------------------------------------------
構造
ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 には以下の機能グループが内蔵されています。
- AM アンテナ用アンプ
- FM アンテナ用ダイバーシティ·システム付きフィルタおよびアンプ
- 無線制御式セントラル·ロッキング·システム用受信ユニット
処理されたシグナルはリヤ·ヒューズ·リレー·モジュール付き SAM コントロール·ユニットおよび各オーディオ·ユニットにより、同軸接続ソケットを介して読み取られます。
-----------------------------------------------------------------------------------------
リヤ·ウインドウのアンテナとウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 の間には、電気コンタクト材料として導電性の非常に高いシリコン材が使用されています。このシリコン材は、スプリング力によってアンテナの表面に押し当てられます。
リヤ·ウインドウには、オプション装備に関係なく、常にすべてのアンテナが装備されています。
-----------------------------------------------------------------------------------------
機能
• 高周波シグナルの抽出および増幅
• 無線制御式セントラル·ロッキング·システム
• アンテナ·ダイバシティ
高周波シグナルの抽出および増幅
リヤ·ウインドウのアンテナから入力される高周波シグナルから、電気フィルタによって占有周波数帯幅 (AM、FM) が選択されます。このフィルタは、国別仕様に応じて異なった設計となっています。トランスミッタの周波数が国によって異なるためです。
-----------------------------------------------------------------------------------------
抽出された占有周波数帯幅はその後、個別に増幅されます。
無線制御式セントラル·ロッキング·システム
無線制御式セントラル·ロッキング·システムのシグナルは、ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 によって復調され、デジタル化されます。
復調の際に、有効シグナルが高周波の搬送周波数 (トランスミッタ周波数) から分離されます。
-----------------------------------------------------------------------------------------
アンテナ·ダイバシティ
リヤ·ウインドウの FM アンテナ間では、受信状態に応じた切換えが以下のプロセスで行われます。
- ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 がアクティブな FM アンテナのシグナルを各オーディオ·ユニットのラジオ·チューナに送信します。
- 内蔵ラジオ·チューナは、入力された FM シグナルから基準シグナルを生成します。
- この基準シグナルは、専用配線を介してウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 へ伝送されます。
- ウインドウ·アンテナ·アンプ·モジュール 2 のダイバーシティ·プロセッサは復調後に、ZF シグナルに不具合がないか点検します。不具合があった場合は、自動的にリヤ·ウインドウの次のアンテナに切り換わります。
このときの切換えスピードは、発生する不具合の頻度に応じて異なります。これによって、FM 受信状態が非常に悪い場合にアンテナが次々と切り換えられる動作が回避されます。これが回避されないと、同様に受信障害を受ける可能性があります。