P09.00-2118-76
過給器の構造
12 ブースト·エア·ディストリビュータ·パイプ
50 ターボチャージャ
50/1 ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ
50/2 ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ·バキューム·セル
50/3 ノイズ·インシュレータ
110/1 インテーク·ライン
110/2 インタークーラへのブースト·エア·ライン
110/3 インタークーラ
110/4 スロットル·バルブ·アクチュエータへのブースト·エア·ライン
B17/7 ブースト·エア温度センサ (スロットル·バルブの前)
B17/9 ブースト·エア温度センサ (スロットル·バルブの後)
B28/5 プレッシャ·センサ (エア·クリーナの後)
B28/6 スロットル·バルブ前のプレッシャ·センサ
B28/7 スロットル·バルブ後ろのプレッシャ·センサ
M16/6 スロットル·バルブ·アクチュエータ
Y77/1 ブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサ
Y101 バイパス·エア·スイッチオーバ·バルブ
A 排気ガス
B 吸気
C ブースト·エア (未冷却)
D ブースト·エア (冷却済)
過給器の機能前提条件概要
• ターミナル 87M (エンジン·コントロール「オン」)
• エンジン「作動」
過給器の概要
過給器により、シリンダ充填効率が改善されます。 それによって、エンジン·トルクと出力が上昇します。
増加されたエアマスに対応したフューエル·ボリュームは ME コントロール·ユニット (N3/10) により測定されます。
過給の際、排気ガスの流体エネルギはターボチャージャの駆動のために利用されます。
ターボチャージャはコンプレッサ·エア·インレットのエア·クリーナを介して外気を吸入し、これをコンプレッサ·エア·アウトレットを介してインタークーラ前のブースト·エア·パイプに送ります。
タービンの回転数が上がり、空気の流量が増加して、ブースト·エア·パイプ内の空気が圧縮されます。
このとき最大ブースト·プレッシャは 0.8 bar です。
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コンプレッサ·エア·アウトレットのノイズ·インシュレータが、ブースト·プレッシャの変動と、急激な回転数変化で発生する流音を抑えます。
圧縮されたブースト·エアは、ブースト·エア·パイプ経由でインタークーラに流れます。 これは引き続き圧縮により加熱されたブースト·エアを冷却し、それをブースト·エア·パイプを介してブースト·エア·ディストリビュータ·パイプに送ります。
過給器の機能順序
機能順序は以下のサブ機能に分けられます:
• ブースト·プレッシャ·コントロールの機能順序
• バイパス·エアの機能順序
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ブースト·プレッシャ·コントロールの機能順序
ブースト·プレッシャ·コントロールは、エレクトロ·ニューマチック方式でブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサによって行われます。
バキューム·トランスデューサは、特性マップと負荷に対応して、ブースト·プレッシャ·コントロールのために ME コントロール·ユニットによって制御されます。
そのために、ME コントロール·ユニットはエンジン·マネージメントの以下のセンサと機能を評価します:
– ブースト·エア温度センサ (スロットル·バルブの前)
– ブースト·エア温度センサ (スロットル·バルブの後)
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前)、ブースト·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの後)、ブースト·プレッシャ
– プレッシャ·センサ (エア·クリーナの後)、インテーク·エア·プレッシャ
– アクセル·ペダル·センサ (B37)、運転者の負荷要求
– クランクシャフト·スピード·センサ (B70) (回転方向検知機能付き)、エンジン回転数
– ノック·コントロール、トランスミッション過負荷保護、過熱保護
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フル·ロード·レンジでは、最大のブースト·プレッシャが形成されます。
ブースト·プレッシャを低下させるために、ターボチャージャ·タービンのドライブ用排気ガス流が、ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップが開くことによりバイパスを介して迂回します。
このためにブースト·プレッシャ·コントロール·バキューム·トランスデューサが、ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ·バキューム·セルをバキューム·タンクのバキュームで制御します。 これに応じてバキューム·セルが、バイパスを閉じているブースト·プレッシャ·コントロール·フラップをリンケージによって開きます。
ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップにより、排気ガス流がタービン·ホイールを迂回 (バイパス) して、これによりブースト·プレッシャが制御されて、タービン回転数が制限されます。
そのため最高 0.8 bar のブースト·プレッシャが現在のエンジンの負荷要求に適合されます。
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その時々のブースト·プレッシャをモニタするために、プレッシャ·センサ (スロットル·バルブの前) が該当する電圧シグナルを ME コントロール·ユニットに送ります。
ターボチャージャ前のインテーク·ラインに取り付けられているプレッシャ·センサ (エア·クリーナの後) は、ME コントロール·ユニットが過給をモニタするために使用されます。
ブースト·エア温度は、ブースト·エア·ディストリビュータ·パイプ内のブースト·エア温度センサ (スロットル·バルブの後) によって検知され、電圧シグナルの形で ME コントロール·ユニットに伝達されます。
バイパス·エアの機能順序
ターボチャージャは、減速の開始後、シャフト、コンプレッサおよびタービン·ホイールの質量慣性によってさらに少し回転します。
スロットル·バルブ·アクチュエータによってスロットル·バルブがすばやく閉じられると、ブースト·プレッシャ·シャフトはターボチャージャへ戻ります。
このブースト·プレッシャの波は、コンプレッサ·ホイールで吐出容量が低く、プレッシャ·レシオが高いという状態を引き起こし、ターボチャージャ·ポンピングにつながります (短時間のうなり音と機械的な応力)。 ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブが開くと、ターボチャージャのインテーク側へのバイパス·ダクトを通して急激な圧力減少が生じ、このような状態を防ぎます。
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図はブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブ付きターボチャージャ
1 エア·コンプレッサ
2 タービン
3 スロットル·バルブへ
4 エグゾースト·マニホールドから
Y101 バイパス·エア·スイッチオーバ·バルブ
A フレッシュ·エア
B 排気ガス
エンジンの負荷モードでは、ブースト·プレッシャがかけられたダイヤフラムにより、バイパス·ダクトが閉じた状態で維持されます。 エンジンが停止している場合、ダイヤフラムはブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブに内蔵されているスプリングによってシール·シートの中へ押されます。
実測値ポテンショメータ 1 および 2 (M16/6r1、M16/6r2) によってスロットル·バルブが閉じ、そのため惰走状態になったことを ME コントロール·ユニットが検知すると、ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブが制御されます。 その際、ダイヤフラムはスプリング力とブースト·プレッシャに対抗して引き上げられ、インテーク側のバイパス·ダクトを開きます。 これにより、余剰ブースト·プレッシャは減少します。
エンジンが惰走から負荷モードへと変化すると、ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブはそれ以上制御されません。 スプリングはダイヤフラムをシール·シートの方向へ押します。 そこでダイヤフラムは支配的なブースト·プレッシャによってシール·シートへ引っ張られるため、バイパス·ダクトを再び塞ぎます。
P09.40-2421-76
ブロー·オフ·スイッチオーバ·バルブの断面図
50 ターボチャージャ
50/2 ブースト·プレッシャ·コントロール·フラップ·バキューム·アクチュエータ
50/3 ノイズ·インシュレータ
Y101 バイパス·エア·スイッチオーバ·バルブ
A 閉じた状態
B 開いた状態
参照文書
- gf0770p9998mtc 直接噴射型ガソリン·インジェクションおよびイグニッション·システムのシステム構成部品の一覧
- pe0900p205097iag 過給電気システムの機能説明図