P07.16-2961-06
G3/2 O2 センサ (触媒の前)
配置
O2 センサ (触媒の前) は、酸化触媒の前部 (ターボ·チャージャの後) に直接取り付けられています。
役割
O2 センサ (触媒の前) は排気ガス内の残留酸素を検知し、これに該当するシグナルを CDI コントロール·ユニット (N3/9) へと送信します。
ボディ
使用される O2 センサ (触媒の前) は、広帯域ラムダ·センサとして設計されています。広帯域ラムダ·センサは、ポンプ·セル、濃縮セル、そしてヒータ·エレメントから構成されます。ヒータ·エレメントによって、活性センサ·セラミックは 780 °C という一定の温度に制御されます。活性センサ·セラミックの伝導性は温度によって異なります。
機能
排気ガスは、ポンプ·セルの小さなガス流入口を通って濃縮セルの測定チャンバに達します。排気ガス内から酸素が基準チャンバへとポンプで送り込まれ、これが酸素基準として使われます。ポンプ·セルの基板電極への電圧印加によって、酸素が測定チャンバに送り込まれるか、またはそこから取り出されます。CDI コントロール·ユニット内の評価モジュールがポンプ·セルに印加される電圧を制御し、測定チャンバ内の混合気の組成がコンスタントに λ 値 = 1 となるように調整します。
排気ガスが希薄な場合、ポンプ·セルによって酸素が測定チャンバから取り出されます。したがってポンプ流は正の値です。
反対に排気ガスがリッチな場合、基板電極周辺の酸素が、触媒作用による二酸化炭素 (CO2) と水の分解によって、周囲の排気ガスから測定チャンバへと送り込まれます。したがってポンプ流は負の値です。
測定チャンバ内で λ 値 = 1 となる場合、酸素の移動は必要ありません。 この場合のポンプ流は 0 mA です。
その時々に必要なポンプ流が空燃比「ラムダ」の数値であり、これが CDI コントロール·ユニット内で処理されて、さまざまな機能を果たすことになります。