専用狭域通信全体の機能前提条件
• ターミナル 15R オン
• 輸送モードが作動していないこと
• ETC:ETC カードが差し込まれていること
専用狭域通信全体
専用狭域通信 (DSRC) システムは以下の機能に分けられます:
• 車両から ETC システムで通行料金を支払う
• 受信範囲 5.8 GHz で道路交通情報通信システム (VICS) サービスを使用
ETC システムは料金精算所での支払いのほかに、終了した支払いの詳細な一覧表も含みます。VICS を介して提供されるサービスは、例えば以下があります:
• 前方区間にある障害物を警告
• 前方区間の交通条件についてのインフォメーション
• 分かれていた車線が前方区間でつながる場合の警告
• エレクトロニック方向指示標識
専用狭域通信の機能順序
データを送受信するため、車両に ETC / DSRC アンテナ (A2/94) および専用狭域通信コントロール・ユニット (A50/6) が取り付けられています。専用狭域通信コントロール・ユニットは ETC / DSRC アンテナを介して料金精算所と通信して、周波数帯域 5.8 GHz の VICS インフォメーションを受信します。
ETC システムには特殊な ETC カードが必要で、そのカードが専用狭域通信コントロール・ユニットに挿入されている必要があります。このカードには、ユーザーについてのすべてのデータおよび支払済み料金の証明がメモリされています。
ボディ側では専用狭域通信コントロール・ユニットがユニバーサル・シリアル・バス (USB) インタフェースを介して COMAND ユニット (A40/3) と接続されています。ETC および VICS 機能での音声出力およびディスプレイ・メッセージは USB 接続を介して COMAND ユニットに転送されます。ディスプレイ表示のピクチャ・シグナルを、オーディオ / COMAND ディスプレイが LVDS ケーブルを介して COMAND ユニットから受信します。オーディオ・シグナルを COMAND ユニットがスピーカ・システムに伝送します。サウンド・システム (コード 810) 装備車の場合、COMAND ユニットはオーディオ・シグナルをメディア志向型システム伝送 (MOST) を介してサウンド・システム・アンプ・コントロール・ユニット (N40/3) に転送し、同ユニットがスピーカ・システムを制御します。
スピーカ・システムに関する詳細はドキュメント「スピーカ・アウトプット機能」を参照。
以下の場合には、音声メッセージがスピーカ・システムから出力されます:
• ETC カードが挿入されていない。
• ETC カードの読取りエラー
• ETC カードが認識されない。
• ETC カード・リーダの故障
• 料金精算所とのコミュニケーション・エラー
• 最近の料金支払いに関する詳細なインフォメーションがある
• 道路および交通状況に関する最新インフォメーションがある
以下の場合には、視覚的な ETC メッセージ (ポップアップ) がオーディオ / COMAND ディスプレイに表示されます
• COMAND ユニットが起動していて、ETC カードが挿入されていないとき
• COMAND ユニットが起動していて、ETC カードが挿入されているとき
• 料金精算所のフィードバック
参照文書
- gf8285p9999kn テレマチック·システム構成部品の一覧表